【家庭菜園】野菜たちが可哀想でやってられない・・

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家庭菜園で日本の野菜を育てるのに四苦八苦していますが、最近、なんだか彼らに悪いような気がしてくるんですよ。見ていて可愛そうでしょうがない。

本来ならしっかり育つことができるのに、マレーシアの糞暑い中でヒョロヒョロとか弱く育って、「軟弱なやつは死ね」なんて言われて…..(笑)

スパルタってわけでもないのですが、結構強めの風を当てたり、手で触ったり、水やりは「上から掛ける」なんて普通のことをやっただけで、「もうダメ・・死にそう」と言っているのが聞こえるよう。

このまま育てれば育つんでしょうが、この大根は普通の大根には絶対になりえない。

コリアンダーもどうにか生きているって感じ。

か弱いなりに頑張っていた、そして私としてはこれだけは絶対にしっかり育てたい「ミツバ」ですが、教育方針を変えたら(笑)、さっそくヘナヘナしだしています。

このミツバの育ち方を参考にして、2週間遅れで育てている「本番用」のミツバですが、本来ならこちらの方がうまく育つはずなのに、なぜか「全くやる気なし」の状態。

先日スーパーで買ってきた「水耕栽培のバターヘッドレタス」ですが、育ってはいるものの「シャキ」っとした感じは皆無で、ヘナヘナのまま育ち続けています。これを食べたら可愛そうな気が・・・。

種から育てている「イタリアンパセリ」ですが、発芽後がまるで駄目です。「育つことは育つ」どころじゃなくてもうすぐ全滅しそう。

どうにかなりそうな感じがしているのが花の「ビンカ(ニチニチソウ)」ですが、これからどうなることやら。

これらがうまく育たないのは、「気温が高すぎる」からだと私は思っていて、ゴールドコーストで育てたときには全く問題がなく、マレーシアとゴールドコーストと何が違うかと言えば、それは「気温」。ゴールドコーストの日差しは半端じゃなく強いですが、気温が上がらないので、植物には育ちやすい環境なんだろうと思います。

じゃぁマレーシアにあった植物を育てろっていうのかもしれませんが、我々はゴールドコーストに25年いましからから南洋っぽいものにはもう飽き飽きしているんです。またキュウリじゃトマトじゃなんてのももう飽きているし、スーパーで安く買えるものを家で育てるつもりは全くないんです。

でもコリアンダーに関しては「常時必要」ではないけれど、時々ほんのちょっと欲しいし、その為にスーパーでいちいち買うなんてことは出来ない(捨てる量のほうが遥かに多い状態)。「イタリアンパセリ」は我が家では結構出番が多いので、自分の家にあれば良いなと。でも使うことが多いのなら、まさにスーパーで買って常備しておけば良いということになる。

それもあって、育てたくても育てられないコリアンダーとイタリアンパセリですが、もう一度だけ「種から植えて」うまく行かなかったらもう諦めようと思います。あの手この手を使えばどうにかなるのかもしれませんが、そんなに手をかける余裕はない。

我が家の野菜は全滅かというとそんなことはなくて、半分冗談で挿し木してみた「カンコン(空芯菜)」は順調に育っています。でもこれも適当なところで卒業する予定。家で食べるだけ作るにはプランター1つ分は育てないとなりませんし。

それとこれまた気まぐれで植えてみた、「スーパーで買った里芋」も元気です。これは大きなポットに植え替えて観葉植物として育てる予定。

結局、気候があえば良いってことで、涼しい気候が好きな植物をこの糞暑いクアラルンプールで育てるのはかなり難しい。

でも不可能じゃないんですね。実は今日もちょっと納得がいかないので「植木屋の街、スンガイブロー」に行ってきたのですが、コリアンダーはなかったものの、イタリアンパセリと普通の(縮れた)パセリのそこそこ大きな株を売っていましたから。でもあれを買って、自宅のベランダに置いたらどうなるかはわからず。

今のところ、この暑い気候に合う植物で育てたいものと言えば「大葉」ぐらいでしょうか。ただ大葉は「美味しく育てる」のが私には出来たことがなくて、なんだか気乗りがしないんです。でも発芽試験はやっていまして、それらは順調に育っています。そろそろ植え替えるのか食べちゃうのか決めないとなりません。

大葉はマレーシアの気候でもどうにかなりそうで、気をつける問題としては「日照時間」だろうと思っています。日が短いとすぐ花芽を出しますし、十分育たないうちに花芽を出して大葉の葉としてはもう終わりなんてことが起きるはず(ゴールドコーストで経験済み)。でもま、これは人工光をちょっと当てれば解決するはずで難しいとは思っていません。

その他、バジルやミントは比較的簡単だと聞いていますが、私としては全く興味無し。

温度が高いとヒョロヒョロと「徒長」しますが、それなら「徒長しても良いもの」を育てれば良いんですね。そういう意味ではこれも常備しておきたい「カイワレ大根」は、それこそ暗がりに置かなくてもヒョロヒョロ長くなりますので簡単。(笑)

でもゴールドコーストで育てていたときのように、しっかりして美味しそうなカイワレにはなりません。イマイチ細くてか弱い感じがあります。

マレーシアで育てたカイワレ大根。

最近ブームになっているらしい「ブロッコリー」のカイワレ。これも本来はもう少しシャキっと育つんですが・・・

でもま少なくともカイワレとして問題があるわけでもなく、放って置いても徒長してしまうのですから、カイワレづくりは簡単ということになります。ただ気温が高いので水の管理を気をつけないとうまく育たない。

またカイワレよりもっと前の段階。つまり「芽が出始めたばかりのモヤシ」を作るのはもっと簡単。容器に入れて湿らせておけば2日後には発芽しますし、4日目にはモヤシになる。

カイワレ大根の種でモヤシを作るとこうなる。

このモヤシ大根をヨメさんは気に入ったようで、味噌汁に入れても良いし使いみちがあると。

ブロッコリーのモヤシは味も素っ気もないのですが、普通のブロッコリーの重量比で30倍の栄養があるそうで、毎日ちょっとブロッコリーのモヤシを食べるだけでも身体には良さそうなのでこれは続けようと思っています。

でもヒョロヒョロとか弱く育つ野菜をそのまま育てるのはもうやめようか、そんな気持ちになっています。元気でもなんでもない、ヒョロヒョロとして自分で立つことも出来ないような「寝たきり野菜」を食べるなんて、何か間違えていますよねぇ?

またそこまでして育てたら野菜が可哀想です。彼らにも保ちたいプライドがあるはず。

まだ実験していませんが、今後の予定としてはカイワレとして育てて徒長しても構わない「芽葱」と暑さには異常なほど強い「ニラ」を若芽の時に食べたらどうなるかトライするつもり。

それと「アデニウム」に関してはいろいろ勉強していますし、スンガイブローでも売っていますのでこれもトライしてみます。でも長期戦になるのは間違いがなく、そんな時間が自分にあるのか無いのか・・。(笑)

 
 
 

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