「紫音@アラダマンサラ」は良い店だと思う

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先週ですが、アラダマンサラの「紫音(sion)」に行ってきました。

良い店だ~~~~~~。

写真は無いし(店が暗くて・・)、どんな食事をしたのかの説明もあえてしない。洋食の店。カウンターで食べて飲める。料理一つ一つに手抜きがない。値段はこなれている。ワインが豊富(塩見氏はソムリエでもある)。かなり店は暗く大人の雰囲気。BGMも良くて音量もちょうど良い。

オーナーはかつて「紅音(akane)」という店にいたらしい。でも私は紅音の良い評判は知っているけれど行ったことはない。

食事もお酒(ワイン)もかなり凝っているのだけれど、私が感動したのはオーナーの塩見氏その人。

なんていうのかなぁ、目も表情も生き生きとしていて「自分の道を歩いている」感が満載のシェフ。長く話をしたわけではないけれど、彼の力強い生き方がひしひしと伝わってきたわけです。

海外に限らず、こういう料理人(他の職業でも同じ)っていそうでいないんですね。どんなに腕があってもそれが生かせずに「経営、売上」を考えて妥協する人ならいくらでもいる。もちろん食っていかないとならないわけだからやりたいことばかりやることは不可能。そんなことは当たり前だけれど、その辺の調和が取れている人だというのを私は感じたわけです。

料理にそれが出ていると思うんです。最高級の食材で最高の物を出すんじゃない。でも食材を使い切っている感がある。手抜き、妥協がない。そして価格も良いところに押さえている。

私はこういうシェフとマレーシアではまだ会ったことがなくて、そういうお店も知らない。席から厨房が見えるけれど、中のスタッフたちもデレデレ仕事をしていない。大したもんだわ。

そういう店がクアラルンプールにはないって言う意味じゃなくて、まだまだ私はクアラルンプールのことはわからないし、行きたいと思っていてまだ行っていない店は山ほどある。だから彼のように生き生きと仕事をし、そして結果を出しているシェフ、店ってあるんだろうとは思う。

料理は人が作るもの。だからその人が生き生きとしていなくては良い料理はできないし、妥協ばかりで流されたり、言われたこと決まったことだけをやっている(やるしかない)料理人とは全く違う。高級店だろうが、良い食材を使おうが、懐石料理だろうが、どれだけ手が込んだ仕事をしようが、シェフの目に輝きがない料理、店に魅力はないと思う。

店が生きている。料理も生きている。それは塩見氏が「しっかり生きているから」。そんなことを感じさせてくれる店でした。

ただ店はアラダマンサラでモントキアラからはちと遠い。

それと私はワイン派ではないので、ちょっと居心地が悪い。(笑)

でも良いわ~~、この店。私の中では100点満点。

葡萄酒百味処 紫音 Dining & Bar SION
(ぶどうしゅひゃくみどころ しおん) 

B-1-16 BLOCK B, Jalan PJU 1A/A,
Dataran Ara Damansara, 47301 Petaling Jaya, Selangor, Malaysia

Tel: 03 7840 0632 日曜定休

 
 
 

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