「カンポンチキン」で蒸鶏を作ったけれど大失敗・・・(T_T)

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イポーに行って名物の鶏を食べてからいろいろ考えるところがありまして、鶏料理ばかり作っています。ま、気になるのは大好きな「蒸鶏」(実は茹でる)なんですが、イポーで食べた鶏をヒントに自分の蒸鶏も一つ上を目指そうかと。

ということでカンポンチキンを買ってきました。パブリカのBIGですが、程よい大きさ(普通のより一回り大きい)で、いい味が出そうに思ったから。

頭もついてきましたが、カンポンチキン君の肖像権もあるので黒塗りにしました。(見たい人はいないでしょうし 笑)

これを毎度の低温調理したいと思ったのですが、丸ごと一羽を真空パック出来ないしどうしようか。

スープも取りたい(ガラや骨が必要)ので、とりあえずバラすことに。でもそれでも真空パックは無理なので、オーソドックスに茹でることにしました。

ただ美味しい濃厚なスープで茹でたかったのと、これ一羽では我が家では足りませんので、味の違いを見るためにも「ドラムスティック」を3本用意。そしてスープ取りのために「ガラも別途購入」。

かなりの量のガラと骨でスープを取りました。今まで作ったスープの中ではこれほど濃厚なのは無いというレベル。いい感じです。

で、それでカンポンチキンを茹でる。ドラムスティックも。スープは益々濃くなる。(笑)

一度にこれだけの量を茹でるのは初めてですが、沸騰時に肉を投入し、その後は「75度」をキープ。30分間。

それを冷水で急冷するわけですが、ネットで見つけてなるほどと思った方法を取りました。氷水をいつもは作るのですが、そうではなくて「多めの氷に【紹興酒】」を若干入れる。これで冷やします。まぁなんと贅沢かと思いましたが、これって「紹興酔鶏」を作るときと考え方は同じですので、良いかもです。

粗熱が取れたら、中華包丁で切り分ける。

かなりの量です。

あえてカンポンチキンと普通のドラムスティックと一緒に盛ることにしました。私はどれがどれだかわかっていますが、ヨメさんも息子もどれがどれだかわからない状態で、「食べて違いがわかるか」の実験です。

タレはいつもの「ネギを刻んで潰したもの+ショウガ+ニンニク」に250度ぐらいの油を入れ、最後に塩で調整したもの。

さてさて、どうだったでしょうか。

中華包丁で刻んでいる時にすでに気が付いたのですが、「火が入りすぎ」です。75度で30分なのに・・。(T_T)

食べてみたらこりゃダメだってのがすぐにわかる。ただの「茹で鶏」で、肉も(蒸鶏としては)硬い。orz

75度で30分ですから、そりゃ沸騰したお湯で茹でた鶏とはまるで違いますが、「蒸鶏」としては全然駄目。

味もイマイチで、カポンチキンと普通のドラムスティックと違いはわからないし、どちらも味が抜けてしまっている普通の茹で鶏。

はぁ・・・・・。

今まで何年間も蒸鶏に拘り、低温調理もやるようになってそこそこのものが出来るようになっていたのに、なんで?

この出来はまさに「初めて作った蒸鶏」を思い出すような駄目な蒸鶏の見本みたい。

がっかりです。

これだけスープにも入れ込んで、カンポンチキンまで買ってきたのにこのザマ。

私は自分の調理実験に自信なんかそもそもありませんが、この失敗作って、何も経験していない、何も考えていないで作ったのと同じで、一体自分は今まで何をやっていたのか、まるで何もわかっていないのと同じだと思いました。

実は失敗なのは鶏だけではなくて、濃厚で美味しいスープを更に煮込んだスープで作った「チキンライス」もです。

フライパンに油をひき、ジンジャー+ガーリックを入れ、そこに研いで置いといたコメを入れて炒めて香りが立ったら炊飯器に移し、美味しいスープを入れてスイッチオンするのですが・・・。

御飯に芯があってゴジゴジ。それでいて水分量が多すぎてベチャベチャ。

お米を研いでから寝かす時間が足らなかったんですね。なおかつ油でコーティングされていますから水分の吸い込みが悪かったのでしょう。こんな芯があるご飯を食べたのは本当に何十年ぶり。子供の頃にわけも分からなく炊いた御飯がこんなでした。

鶏も駄目。御飯も駄目。いいところ無しです。

いや、一つだけ良いことがありました。芯があってゴジゴジのご飯ですが、味はばっちり。

ゴジゴジのご飯なんて誰も食べたくはないわけで、捨てるしか無いとおもったのですが、自分で捨てる勇気はなくてそのまま炊飯器の中に放置しておいたのです。

でも次の日の朝。ヨメさんがそのご飯で「お粥」を作ってくれました。

これが美味しい~~~~~~~。多分お粥って味が濃すぎちゃ駄目なんでしょうが、美味しい鶏の味がしっかりするお粥でした。

ダボ 「捨てなかったんだ?」

ヨメ 「食べ物を捨てるのは嫌だし・・」

ダボ 「でもこのお粥、最高~~~に美味しい。有難う」

てな会話の朝ごはん。

捨てようと思ったご飯が最後に美味しいお粥になったのが救いでした。

しかし蒸鶏に関してはまた振り出しに強引に引き戻された感じがします。(T_T)

また初心に帰って今までやってきた低温調理、火の入れ方を改めて思い出しつつ・・・

その内、リベンジだ~~~~~~~~!!!じぐそ~~~~。

絶対に諦めない! (笑)

 
 
 

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