調理器具の「鬼おろし」はオススメ

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皆さん、鬼おろしってご存知ですか?

前の日記に鬼おろしのことをちょっと書いたら「あれって良いですよね~」というメールをもらいました。

鬼おろしって「大根をおろすためのおろし器」なんですが、私がそれの存在を知ったのは2019年か2020年でしたかね。テレビの番組をユーチューブで見て知りました。

大根おろしって本当におろし方でまるで違うものになるのは若い頃から知っていました。母が経営していた飲食店で大量に大根おろしを使うのですが、私がバイトをしている頃、この大根をおろすのが重労働で嫌いでした。

だから当時は珍しかったフードプロセッサを買ってもらったのですが、当時のフードプロセッサで作る大根おろしって、それこそ粉々にしてしまうような大根おろししか作れず、水っぽいし辛いし、すぐ(オナラの)匂いが出てくるし使い物にならなかったのを思い出します。

だからお店ではちょっと目が荒いすりおろし器を使っていたのですが、結局それを使い続けることになりました。でも大根おろしがどうあるべきかなんてことは当時は一切考えませんでした。

でも50歳を過ぎた頃でしょうか、自分の家での焼き魚などで使う大根おろしが美味しくないと思うようになったものの、なんで和食店の大根おろしと違うのかはわかりませんでした。深く考えることもしなかった。だから家では水っぽい大根おろしをギュッと絞って使ってみたり、家庭菜園をやるようになってからは「大根おろしよりカイワレ大根の方が美味しい」と思うようになってカイワレ大根ばかり使うようになったり。

そして2019年か2020年ですか。テレビ番組を見て「おろし器がそもそも違う」ことを知ったわけです。そしてその「鬼おろし器」でおろすと「すり下ろし」というより「荒削り」「小さく刻んだ」ようになるのね。水は多くは出ないし、歯ごたえもしっかりあって、美味しさが違うと。

なるほど~~と思えば自分も手に入れるしかないわけで、すぐに日本から取り寄せました。

これでおろした大根を食べた時の感激って半端じゃありませんでした。

ふわふわしていて歯ごたえがあって、水っぽくなくて美味しい。ああ、これが本来の大根おろしなんだろうなと思ったくらい。

特に違いがわかるのは、やっぱり焼き魚かなぁ。そもそも水っぽかったら使えませんから水分を絞りますよね。でもそれだと大根の良さが減るような気もするわけですが、鬼おろしの大根おろしだと「焼き魚の良きパートナー」みたいな感じ。決しておまけのあってもなくてもよいようなものじゃないのね。

でも生モノを食べる時に使う「もみじおろし」は目が細かいほうが良いと私は思うし、何が何でも鬼おろしを使うのが良いということでもなくて、やっぱり適材適所があるんだろうと思います。

お鍋のみぞれ鍋、みぞれ煮とかで使う大根おろしは鬼おろしを使ったほうが格段に美味しくなるはず。

では他に使いみちがあるかというと私にはわからなくて、山芋を鬼おろしでおろしたら全く美味しくないと思うし、そもそも「万能のおろし器なんて無い」ってことなんでしょうね。

しかし和食店の大根おろしが美味しいのは、まさかおろし器が違うからなんてことは想像したこともなくて、誰でも鬼おろしを手に入れれば美味しい大根おろしが食べられるなんて、本当に人生の何十年もそれを知らずに生きてきて損したような気がします。

でもま、そろそろ人生の終りが見えてきた今、それを知ったのは良かったと思うことにしました。

たかが大根おろし、されど大根おろし。

料理によって大根おろしでもちゃんと使い分ける日本の和食って本当に凄いと改めて再認識しました。

大根おろしが好きな読者には是非、鬼おろしを使っていただきたいと思います。

って、「鬼おろしって良いですよね」なんてメールを貰うくらいですから、鬼おろしの存在をつい近年まで知らなかった私が無知なだけだったのかもですね。

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