酉家という居酒屋をご存知だろうか。あまり有名ではないしブログでの紹介も少ない店。でも(日本の)和牛や松茸、その他変わったものを扱っていて料金もこなれているお店だということで行ってみました。
店の正式名は「Toriya Japanese BBQ-Wagyu Yakiniku Motsu Nabe Izakaya」で、この店名からはどんな店かわかるようなわからないような・・(笑)。でも焼肉もモツ鍋も好きだし、飲ん兵衛の我が家としては居酒屋タイプが良いし、楽しみにしていました。
金曜日の夜に息子と二人で行ってみることに。
ただ、なんといいますか驚くことばかりで全く普通の店と違うのね。どこから書いたら良いのか・・・。
メニューが豊富というか、「変わったもの」を扱っているのが我が家としては嬉しいのですが、そういう変わったものっていつもあるわけじゃないし、その時その時のオススメは違うんですね。ましてや初めてだと何を食べてよいのかわからないし、かなりお得で店のメインとするものが全て入っているコースを頼みました。このコースの内容って凄くて、まぁいろいろあるなんてもんじゃないのね。そして焼肉なりモツ鍋なり、どんな肉を使うか選べるしコースと言っても「決まった内容」ではなくて選び方でまるで中身が違うようなコース。
だから普通の「コース」をイメージすると全く違っていて、「酉家を満喫するコースを客が組み立てる」みたいな感じ。それには「馬刺しあるいは河豚刺し」や「イベリコ豚かアワビ」、「(日本の)和牛もいろいろ」「モツ鍋もなんのモツか選べる」わけで、またそれは在庫があるかないかによっても違うし、コースと言っても本当に幅が広い。そしてそのコースには「酉家の全て」があると言って良くて、品数も量もかなり多い。そして高価な食材が使われているのにそのコースの料金は160リンギぐらいかな。かなりお得だと思います。
まずはビールを飲みながらオーナーシェフのM氏の話を聞きながらメニューを組み立てるわけです。今回は私と長男と二人で行ったので、コースも二人前。
最初に選んだ「メカブ」と「もずく」ですが、よくある居酒屋の出来合いのものとは違って良い感じ。
美味しいと評判のバーニャカウダ。オーナーシェフのM氏はもともとはイタリアンシェフだったようで、こういうところにコダワリがあるんでしょう。居酒屋の「野菜スティック」とは違う。美味しい。
4種の小鉢ですが、これといって高価な食材、珍しいものを使っているわけじゃありませんが、十分美味しいと思いました。
私は和食店に行くと「茶碗蒸し」でその店の基本を見る癖がついているのですが、出汁が薄味で江戸っ子の私にはちょっと物足りない。でもそれだからこそ美味しいイクラと一緒に食べるとこういう茶碗蒸しの良さが出ると思いました。普通の茶碗蒸しに普通のイクラを乗せても駄目なんだってのがわかったような気がしました。店は空いていた(私達だけ)のでM氏と延々と話をしながら食べていたのですが、茶碗蒸しの出汁の薄さを感じたことを言いましたところ、あえてそうしていると。これはローカルにはこの味じゃないと駄目なんですね。私もちょうど2,3日前に、我々日本人が美味しいと思うものでも海外では違って受け取られるという話をネットで読んだばかりで、我々の美味しい和風だしを中国人は「生臭い」と感じるんだそうですね。それと同じことをM氏が言っていたので、なるほどと納得。
そして馬刺。何十年ぶりでしたが、口の中でとろけるような馬刺しを久しぶりに食べました。量は少ないですが、「最初はわさび醤油」で「次にニンニクショウガ、ごま油で食べてみてください」という気の使い方が嬉しかった。
まだ前菜は続くのですが、ビールではなくてチューハイにでもしようかと思っていたところ、「グレープフルーツハイ」をスタッフに勧められました。そういえば、この店のグレープフルーツハイが美味しいとどこかで読んだ気がします。半分に切ってあるグレープフルーツを自分で絞って入れます。
これが激ウマ。こんなのありなんですねぇ。そしてこの時に気が付きました。テーブルにくっついてサービスしてくれるスタッフの女性ですが、どこかで見たことがある女性。彼女も私達を覚えていたようで、なんとデサスリハタマスの「光屋」にいた女性。光屋のM氏がオーナーに突然追い出されたあと、全く客も来なくなって彼女もやる気もなくしすぐに辞めたそう。そしてこの酉家を偶然見つけて、自分から働かせてほしいとゴリ押しをした様子。(笑)
でも彼女は良いと思いますわ。名前はクリス(クリスティーナ)でインドネシア系チャイニーズでお主人が日本人。こういうサービス業のプロっていう感じではないものの、人懐っこく客に寄り添ったサービスをする意味では珍しいタイプで店にあっていると思う。
次に出てきたのはなんと「ピザ」。でもこのピザも美味しいと言われるピザで、食べてみてなるほどと思いました。非常に薄いペラペラの台ですからお腹にたまらず良いし、具は「シラス」「海苔」というびっくりピザ。でもまアンチョビだの海鮮ピザだと思えばおかしなピザではないわけで、とにかく美味しい。下に餃子の皮が敷いてあったりびっくりのピザですが、さすが元はイタリアンシェフだったM氏の腕があるんでしょう。チーズの選び方もうまい美味しいピザでした。
結構大きな店に客は我々だけで、M氏はテーブルと厨房を行ったり来たりでかなり話をしましたが、この店の変な特徴に気が付きました。
巷で「趣味でこの店をやっているんですよ」なんて話を聞くことがたまにありますが、この酉家は本当にそういう感じの店。まず商売っ気が全く無い。安く提供することに拘っている。でも変わったもの、良い素材を使い、それを美味しく食べてもらうことに心血を注いでいるって感じ。M氏の本業は不動産業なのですがそちらが忙しくなると店を閉めちゃうこともあると。
そもそも金曜日の夜なのに、どうして私達しか客がいないのか。これが不思議なんてもんじゃありませんでした。そこそこの評判店なのに。
実はですね、我が家が外食する時にはたいてい「開店と同時」に入るんですよ。ガチャガチャ混んでいるのは好きじゃありませんから。この酉家は開店は5時半なので、5時半に二人で予約を入れていたんです。ところが連絡が来まして、8時にしてもらえないかと。
おお、やっぱり金曜日で混んでいるんだろうなと私は全くそれを疑わなかったんですよ。そしてまた連絡。もう少し準備に時間がかかるかもしれないから出来たらゆっくり来てください、と。こんなことを聞けば、お客が溢れかえっている店を想像するじゃないですか。金曜の夜ですよ。
店があるPLAZA RIVERWALKってのはモントキアラの北東で距離的には非常に近い。15分もしないで到着して、PLAZA RIVERWALKの中にある店を探したんですが見つからないんですよ。おかしいなぁと思いウロウロしてもわからない。そこで電話をしたところ、スタッフを迎えに送るから待っててくれと。我々はPLAZA RIVERWALKの駐車場の入口があるガードハウス脇でまっていたのですが、10分しても誰も来ない。
おかしいなぁと思い、息子をガードハウス脇に残して私は店を探しに動いたんです。ネットで住所を確認するとPLAZA RIVERWALKなのは間違いがなくて、H-1-16という住所になっている。これってHブロックだろうと言うのがわかってまた1とは一階(日本で言う二階)だろうと。
このPLAZA RIVERWALKってのがまた変なモールで、店という店の殆どが閉まっているんですわ。開いている店は道路に面したいくつかの店だけで、モールの中に入ったらゴーストタウン状態。金曜日の夜ですよ。
その誰もいないところを歩いていたらやっと酉家を見つけたんですが・・・・。
これ、わかります?
店は真っ暗、鍵がかかってる~~!!(@_@)
一体何がどうなっているのか全く状況がつかめずに、電話をしたんですよ。すると「もう少し待ってください」と。
店の前でボーッとしていましたが、やっぱり何がなんだかわけがわからず、また電話をしました。もしかしたら場所が移転して「古い店」に来ちゃったのかと思いましたから。でも住所を確認しても間違いがない。
不思議だ・・・、どうなっているんだ・・・
と思っていたところに、息子とスタッフが来て、そして一人の男性が来た。彼が酉家のオーナーシェフのM氏。
どうもすいませんと頭を下げながら店を開けて、電気をつけて・・・となったわけですが、気になりますよねぇ。
「仕込みはだいじょうぶなんですか?」と聞いたら「大丈夫ですと」。
店の中はこんな。
奥の方に入るとそこも広い部屋になっていて、とりあえずそこに座ることに。もちろん客は私達だけ。二人。そしてスタッフの女性一人と、オーナーシェフのM氏だけ。
だいじょうぶかよ・・・・と不安でいっぱいだったのですが、ビールを飲みつつM氏といろいろ話をしているうちに状況がつかめてきました。
繁盛店だと思ったらそうじゃないんですね。ウィークデイはなんと「予約ベース」でやっているらしい。つまり予約がなければ店も開けないのかもしれない。これって誰が見ても「倒産寸前の店」って感じがするわけですが、どうもM氏の話を聞いていると、これこそが彼の望みであるような感じなんですよ。そんなバカなって思いますが、人手もいないし、逆にお客さんがたくさん来ると困ると。
店はとりあえず閑散としていると言えどもモールの中にあるし、店そのものは60席ぐらいはあるし、入れようと思えばかなり客数が入る店。だからそれを見れば普通の店のように思ってしまうのだけれど、彼の話を聞いていると「出張料理人」っているじゃないですか、ああいう人たちと同じようなことを考えているのがわかったんです。そういう意味じゃかなりの「変わり者」。(笑)
ま、順調にお客が入る店ならまた違うやりかたをするんでしょうが、正直なところこれほどの「ゴーストタウンみたいなモール」を見たことがない私としては、この場所じゃやる気を出しても無理じゃないかと。いわゆるフリの客は全く来ないはずで、実際に来るお客は日本人が殆どで「予約ベース」でやっていると。
全く変な店だと思いつつ、テーブルと厨房を行ったり来たりするM氏と話をしていましたが、逆にこれぞ私が望む店、料理人だと思うようになりました。
まさに「眼の前の私達のことだけを考えて料理をする【専属料理人】」と同じだってことなんですね。
私達二人だけのために店を開けて、時間を掛けてあれじゃこれじゃと料理をし、我々は飲ん兵衛でお尻も長いからかなり時間も掛かるわけですよ。ですから普通の店なら、まず二人だけのために店を開けることはありえないし、もし開けたにしても、適当なところで「帰って欲しい」と思うのが普通でしょ?ところがM氏は全くそんな素振りもみせないし、「私も飲むのが好きで・・」と自分で酒を持ってきてテーブルの我々と延々話し続けるような人。
そして彼の作る料理は「お仕着せ」じゃないんですね。客に合わせて料理をする人。まさに専属料理人で、おしゃべりの相手もしてくれるんだから客としてはこれ以上の店ってないわけです。
話は食べ物に戻りますが、「モツ鍋」が来ました。このモツ鍋も、どんなモツを使うか選べるのですが、私たちはシマチョウを選びました。これも日本の和牛のシマチョウだとのこと。長ネギも日本のネギなのがわかりますかね。これは高得点。
M氏自ら鍋をテーブルに持ってきたのですが、「出汁を濃い目にしておきました」というんですよ。「なぜ?」と聞いたところ、私が前に出た「茶碗蒸しの出汁が薄味ですね」と言ったから。また彼との話の中で私が江戸っ子で関西人と好みが違うことは伝えてありましたし、「私が気に入るであろうモツ鍋の味に調節した」ってことなんですね。普通、こんなことやります?
また最初に雑談の中で、私が「アジが大好き」だと話したのを彼は聞き逃さずに、最初の4点盛りの先付けに「アジフライ」を入れたそうです。でも私はアジの刺し身、叩きは好きですが、アジフライは嫌いなことは言わなかった。(笑)
まぁ、気が利くなんてもんじゃなくて、「貴方の趣向にいかようにも合わせます」ってのが彼のプライドなんだろうと思いました。そんなのがわかると私も嬉しくなって、常日頃考えている「あるべき店と客の関係」なんてのも新橋の飲食店を実家に持つ私の持論も話したのですが(何気なくそれを話すのが私流のプレッシャーの掛け方 笑)、彼の考え方と通じるものがあって、かなり盛り上がりましたっけ。
職人にも二種類いるんですよね。客に「何か変わったものはない?」と聞かれるとニヤっと笑ってやる気を出すタイプと、「すいません、メニューから選んでください」というタイプ。それって「客のわがままを聞くか聞かないか」ってことじゃなくて、「職人の腕の見せ所があるのかないのか」ってことなんですよね。毎日同じものを作っていて「俺の腕を見せるところがない」と思う職人って結構いるわけで、「わかる客にはそれなりのものを出したい」とチャンスを待っている職人はいくらでもいる。でも客としては「無理難題を言うべきじゃない」わけで、そこに客と職人の「阿吽の呼吸」があるはずなんですね。
私が強調したのは、私たちは決してグルメではないってこと。実際に良いものばかり食べてきたわけじゃないし、ベロの性能も良くはないし。ただただ「料理人の真剣さ、やる気」が我々の一番の御馳走なのだと。どんな高級な店で最高級の食材を使っていたにしろ、そこに「奢り、惰性、妥協、手抜き」が見えたら何の価値も無いし、逆に(たいして美味しくない)ローカルの魚でもどうにか美味しく調理しようという「やる気」が見える店、職人の方が遥かに素晴らしいと思う私。
で、そんな価値観を共有できる関係が作れる人だとM氏と話をしていて思いました。
彼は元々はイタリアンシェフだと聞いたので、「Mさんのイタ飯も食べてみたいなぁ」なんて言ったら本当に嬉しそうな顔をしていたんですよ。そこで私がリクエストしたのはなんとミートボールスパゲティなんですが(笑)、彼は和牛を使って最高に美味しいものを、今度、必ず作りますと約束してくれた。彼ってそういう職人気質を持っている人。
だからもしかしたら商売はうまくないのか、あるいは変に店が流行ると「やりたいことが出来ない」と思っているのか、その辺はよくわかりませんが、今後も是非通いたい店だと思いました。
で、また食べ物の話に戻りますが、このモツ鍋を食べただけでそこそこお腹もいっぱいになってくるんですね。でもコースはまだまだ中盤。(笑)
次は焼肉。イベリコ豚の肩ロースと豚トロ。
M氏が焼いてくれるというのを私は断ったんですよ。自分で好きなように焼くからと。すると普通は「はいわかりました」ってなるでしょ。ところがM氏は引かないんですよ。「私に最高の焼き方で焼かせてくれ」と。こういう職人って好きだわ~~~。(笑)
豚トロはカリっと焼いて、肩ロースはさっと焼く感じ。わかってるじゃーーん。そしてこのイベリコ豚って本物だと思ったのは、焼いている時にうっすら「ナッツの香り」がしてくるんですよ。
このイベリコ豚には軽く味付けしてありますから、そのままで食べてみてくださいと。こういうのも「言い様」で角が立つんですよね。昔、ある寿司屋で「醤油を塗って出す」寿司でしたがもう少し醤油が欲しいのでそれを言ったら断れた事があるんですよ。その時は私は折れましたが、脂の強いトロとかはワサビも多めにつけないと駄目じゃないですか。だから「ワサビを別に少しもらえる?」と聞いたらそれも断られ、私は切れてしまったことがあるのですが、それを思い出しました。(笑)
でも「そのままで食べてみてください」と言いつつ、M氏はつけダレを二種類ちゃんと用意する人。これって凄くないか?
次に出てきたのは三種類の和牛。なんていう部位でしたっけ。ひとつはランプで、日本の和牛だからランプでも霜降りになっている。ここで思い出したのは先日行った「新日本焼肉党」の全く美味しくないオーストラリア産和牛のパサパサするランプ。そして家で食べた(安い)松坂牛の霜降りのランプ。
和牛の焼肉をウリにするならこういうものを出さないとねぇ。ちょっと色が悪いのは冷凍で持っているのが当たり前で、この辺はご愛嬌。(笑)
どれも美味しかったですが、「ミスジ」だけはタレを塗って焼いてくれたのですが、これが絶品。美味しかった~~~。次回は焼肉はこれだけでも良いかも。
そしてまだまだ続くんですよ。「ミノ」ですと。ところが普通のミノと違っていて「ミノサンド」と呼ばれる、ミノの中に脂が入っている部分。こういうミノって初めて食べました。
こればかりは焼き方が難しそうなので、私からは何も注文をつけずにM氏の焼き方に任せました。
コリコリとしたミノと、ホルモン独特の脂が合体したものになりました。これ良いわー。これがあればシマチョウ、マルチョウはいらない。
このミノが出る前から「もう食べられない」と息子は弱音を吐いていました。いや、まだまだと強がっていた私もかなりの満腹。
でもこの後は、前に食べた「モツ鍋」の汁で「おじや」。(笑)
それもそれに「フォアグラ」がつく。何のフォアグラですか?と聞いたらアヒルとのこと。ベルギー産ですと。
しかしまぁ、このコースって異常。(笑)
私は和食にしても洋食中華でもコース物を食べて「これ以上無理」って思ったことって64年の人生で思ったことはなくて、今回人生初めての経験をしました。お腹がパンクする!!
と言いつつ、最後に黒蜜ときな粉のアイスクリーム。
息子は「抹茶アイスクリーム」を食べましたが、自家製で「抹茶が濃くて美味しい」と思いました。画像は無し。
ま、コダワリの素材満載のコースで本当に満足でした。またその時その時、変わったもの、良いものが入るとそれをコースにいれたりするそうで、松茸とか(どこ産だか忘れた)二ヶ月限定のミョウバンにつけていないウニとか、本マグロは伊勢モノに拘っているようで、でも出来る限り安く出すというところにプライドを持っているオーナーシェフですから本当に楽しみ。
結局、3時間ぐらい食べて飲んでおしゃべりをしたでしょうか。完全な「専属料理人」状態。
ここまでやってもらうと我々も気がひけるわけで、最後に焼酎を一升瓶ボトルで注文して売上協力。(笑)
いいちこの一升瓶。
料金ですが、二人で880リンギぐらいでした。ところが、この内、ビール4本、酎ハイ2杯、ボトルキープの一升瓶の酒代が550リンギです(一升瓶は400リンギ)。つまりですね、「食事代」は330リンギ。一人165リンギですよ。馬刺しじゃ和牛のモツ鍋、イベリコ豚や日本の美味しい和牛の焼肉のセットが165リンギって安くね?
でも初回だからこの「なんでもありのコース」を頼みましたが、様子がわかってくるとこのコースじゃないほうが良いかも。焼肉だけ、それも和牛のミスジ+イベリコ豚、そして一品料理を頼むとか。
M氏も料理にコダワリがある人ですが、是非、料理をつまみながら「飲んで欲しい」と。そして酒代ですが、どこにも負けないほど安いという自信があるようす。そして料金はサービス料税金コミコミですし、ボトルでお酒を頼んでも氷じゃ水だは無料。
このお店は本当にオススメだと思いますが、ちょっとフラッと行ってみようってわけにはいかない店で、「予約中心」。常連さんは皆さんそうで、それも「それぞれが重ならないように時間差をつける」ようで、誰が行っても「専属料理人」の料理を楽しめるようになっている。これって嬉しいですが、行く方は行く方で気を使うわけで、まさかランチだけ食べて帰るわけにも行きませんし、二人以上でそれなりの金額を使わないとなりませんよね。多分、「人数はX人、コース、あるいは一人(例えば)200リンギでXXXを中心に献立を考えて欲しい」って感じになるんじゃないですかね。
そして当然、ラインなりワッツアップで繋いでもらって、「面白いものが入ったら連絡をもらう」ようにする。
でもあの暇さ加減を見ると私としては心配になるわけで、こちらから積極的に連絡を取って「XXXXを仕入れてくれと要望を押し付ける」ぐらいのことはしようかと。(笑)
昼間はランチだけってことはなくて、予約時に相談すればコースだろうがなんだろうが対応可能とのこと。
それとですね、これを書いておかないとならないと思うのは「店の場所」なんですわ。本当に辺鄙なゴーストタウンみたいなモールの中にぽつんとある店で、そしてグーグルマップの表示がずれているんですよ。だから地図を頼りに行くと見つからないかも。
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