ローストビーフは結構好きで昔から良く作るんですが、マレーシアに来てから作ったかなぁ。合う肉が見つからなくて作っていないかも。
先日、スリアKLCCの伊勢丹に行った時に、ローストビーフに良さそうな「オーストラリア牛の赤身」のブロックがありました。もも肉ですね。
いい感じに出来ました。
買った肉はこれ。キロ単価RM69.9、重さは938グラムでRM65.57のお手頃な値段。
でも赤身の赤がもう少ししっかり欲しいところ。
思うことありまして、これを流水で洗い、沸騰したお湯で消毒。(笑)
塩だけ塗り込んでそれを真空パックして、低温調理。
低温調理は55度で5時間ほど。2時間程度良いと思っていたのですが、忘れて放置していました。^^;
塩をしましたので若干ドリップが出ていました。これは「茹で肉状体」。
今回、私がやってみたかったのは「周りをしっかり焼くこと」なんです。前の日記に書きましたが、最近、ステーキにしても「焼き方」が気になっていまして、アメリカ人やオーストラリア人が好きな「しっかり焼いてクラストをつける」焼き方です。これはヒルトンホテルやマンダリンオリエンタルのグリルでステーキを食べた時に、肉自体はさほど良いとは思わなかったものの、焼き方は流石だと関心したから。特にヒルトンで食べたのはうまく焼けていました。
でもそれってもしかすると日本的じゃないかもしれなくて、日本的には「硬く、真っ黒」と感じるかもしれません。でも周りはしっかり焼くのが私の好み。ハンバーグも同じで、周りはしっかり焼けて歯ごたえがあるくらいのものが好き。餃子も同じ。(笑)
先日買ったキャストアイアンのフライパン(?)とガスバーナーでしっかり焼いてみました。
周りはそこそこ硬く、良い感じ。
とりあえず切ってみましたが、焼け具合も良い感じ。低温調理で作るローストビーフって一般的には断面を見ると外周だけ焼けていて中は(真っ赤とか)均一なんですが、ちょっと時間を掛けて焼いたのでオーブンで焼いたように外側から中心に掛けて段々と焼けたようになっている。この見た目って自然で良いと思います。
これは「レア」にしたのですが、肉の色がそもそも赤っぽくないのでミディアム・レアに見えますが、中はレア状態。
これをどう食べるかですが、とりあえず「ポン酢」「醤油+ワサビ」「イングリッシュマスタード」で食べてみました。
周りをしっかり焼いたので、風味が出ましたし食感も良いのですが、肉そのものの味が・・・・非常に弱い。orz
もも肉だとこんなもんですかねぇ。牛肉だ。ローストビーフだというだけで、嬉しさは無し。
でもま、この手の肉はゴールドコーストでよく食べていましたので、やっぱり「グレービー、ソース」をしっかり味付けして食べないと駄目なのね。安い肉を食べる時のお約束。(笑)
ただし、市販のグレービーとかソースで美味しいと思ったものってないので、きっちり自作しないとなりません。
それと肉にコショウやその他のスパイスをや香草をまぶさない理由は、私のやり方でしっかり焼いた時に全て焦げてしまうから。この辺はいろいろ策を考えているのですが、今のところ良いアイデアは無し。(笑)
でもそれは次回のお楽しみということで・・・。
また美味しい肉で試してみたいと思うのですが、ローストビーフ用の肉ってあまり見たことがないんですよ。確か、イオンビッグは旧カルフールで肉の品揃えもちょっと洋風と感じましたし、ローストビーフ用の肉もいろいろあったような気が・・。
今度探しに行ってみます。