今回の日本の台風や地震での被害は「人災」だという武田教授【必見】

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今回の何度か続いた台風被害、北海道での地震で死傷者も出ていますが、このニュースを聞くと「大変な台風・地震が来たんだな」と私は単純に考えてしまいます。

普通じゃない規模の大きさだからそれだけの被害が出て、想定外の事が起きたのだろうと思ってしまう。

ところが武田邦彦教授に言わせると、あれは「人災だ」という(もちろん全部が全部じゃない)。

ええー?って思いますが、その理由を聞くとなるほどと思う。

つまりですね、今回の災害規模なら大丈夫なような建築基準になっていて、本来は「被害は出ないはず」だとのこと。日本では「50年に一度は来るであろう災害の規模を想定して建築基準や防災の法律を定めている」のだそうで、今回のレベルはそれに達しておらず、でも被害が出たということは「違反建築か手抜き工事」か何かがあったからだと。でも報道ではそこには一切触れずに「自然現象のせいにしている」と。

この観点で今回の災害を見ると、一体何が今の日本に欠けているのかが見えてきますね。

思い出すのは、前の地震で「学校の塀が崩れ落ちて、それの下敷きになって子どもが死亡した」ニュースです。この時にはさすがに「壁に問題があった」と報道され、私達もそうだったのかと思う。

でも今回の台風や地震でも同じようなことが起きているなんて想像しませんよね?

私は武田教授が大好きで、いつも彼の話を聞いては「頭の体操」をさせてもらっています。以前、そんなことをブログに書きましたところ、「彼を科学者とは認めない」なんていうコメントをいただきました。ま、専門家としては異論があるでしょうし、武田教授が常に正しいことを言うのかどうかは残念ながらぼんくらオヤジの私にはわからない。

でも「我々が常識だと思っていることが実は勘違いであるかもしれない」と考え直すチャンスを武田教授はいつも与えてくれるわけで、そこが彼の素晴らしさだと思うんです。正しいかどうかは専門家の中で話していただくとして、「そういうこともあるのかもしれない」と凝り固まった頭に刺激を与えてくれるのは間違いがない。

みなさん、ちょっと彼の話を是非聞いてみてください。一体何が問題で、どうするべきかを考える時に違うものが見えてくるはず。

須田慎一郎氏の「関空の問題、裏話」も非常に面白いです。

武田教授も須田慎一郎氏もメディアによく出てくる人ですが、「こういう話は地上波では絶対にできない」「話させてもらえない」ということをいつも言っています。地上波では報道統制に近い「忖度」というか、「国民を刺激してはならない」暗黙の了解があるんでしょう。でもネットだと「テレビでは言えない話だけど・・」という前提で「深い話をする」評論家や政治家もいるのは間違いがないんですね。ここがネットの良さだと思うんです。どこの誰だかわからないような人が適当なことを言うのがネットでもありますが、誰でもが知っている著名な人たちが「ネットでなければ話せない」というのですから。

頭の方は飛ばして途中から再生するようにしてあります。これはネットの中の「虎ノ門ニュース」という番組です。

凄い台風、酷い台風が来たから被害が出たのではなくて、「違法建築」「手抜き工事」が蔓延しているのが理由だとしたら、まさにそれは「我々が知らないところで進んでいる日本の劣化」「開発途上国並み」でしかないわけで、ここに焦点を当てずに「自然災害だからしょうがない」なんて思ったら大変なことになるんじゃないですかね。防災工事も同じで、見た目だけではわからない。

このネット番組の「虎ノ門ニュース」ですが、毎日、日替わりでコメンテーターが出て来ますが、皆さん有名な人ばかり。その皆さんがこの番組では自由に言いたいことをいうし、彼らも言いたいことをやっと言えたという満足そうな顔をするのも見どころだし、我々が考えないとならないところだと思います。

 
 
 

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