久しぶりにオックステイルシチューを作りました。
やっぱりオックステイルって美味しい。あの独特な風味。そしてトロンと溶けるようなゼラチン質がなんとも言えず。
我が家ではシチューやミートソースで今までとはちょっと違う作り方をする様になりました。
いつもはミレポア(玉ねぎ、人参、セロリ)を刻んだものをしっかり炒めて使うわけですが、最近は「かなり大量のミレポアを粉々にして炒める」ようになりました。半端じゃない量です。でも時間を掛けて炒めていくと3分の1、4分の1の量になっちゃうのね。
オックステイルを圧力鍋に入れて、30分、圧力をかけます。
その間にフードプロセッサで野菜を粉々にして、フライパンで炒めます。水分は飛んでキャラメライズされて茶色っぽくなり、トロリとしてくれば完成。それに赤ワインじゃトマトピューレ、トマトペーストを順に入れてまたしっかり炒めます。
ちょうどその頃にはオックステイルも出来上がるので、それに炒めた大量のトロリとなった野菜を入れ、ニンニクじゃ、ハーブじゃを入れて風味を整えます。そしてそれを圧力は掛けずに20-30分煮込む。
つまり、しっかり煮込んでオックステイルがトロントロン、野菜も溶けてまったりと美味しくて、それが1時間で出来ちゃうということ。かんた~~~ん。
とりあえずこれで完成ですが、次の日の方が美味しくなるのはやっぱり同じ。
スープはトロリとしていますが、これは全て野菜から出たトロミで、かなりの量です。でもツブツブとか繊維は感じません。炒め方が中途半端だとツブツブが残りますが、ねっとりしてくるまで炒めれば大丈夫。あるいは肉と合わせた後にしっかり煮込むか。
この「野菜たくさん」というのが今の我が家のトレンドで、こういうふうにすると野菜嫌いの私でもかなり大量の野菜を摂ることができるんですね。また甘みも野菜の甘味で十分で結構美味しい。
そしてですね、食べた後の次の日が楽しみなんですよ。「食物繊維」が半端じゃありませんから。(笑)
これって美味しいし、健康にも良いし、最近のシチュー系は「ゴッソリの野菜を粉々にしてしっかり炒める」のが我が家のブームになっています。