「厨(くりや)@BSC」で母の93歳の誕生日ランチ

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93歳になる母のランチ誕生会をダボ一族6人揃って「厨(くりや)@BSC」でやってきました。

最近、和食というと「厨(くりや)@BSC」に行く我が家。誕生会なので特別なものをお願いしておきました。

これです、これ。トラフグなんて本当に久しぶり。私とヨメさんは数年前に日本に行った時に食べましたが、両親は何十年ぶりだと喜んでいました。オーストラリア育ちの息子は生まれて初めての経験のはずで、興味津々。

そして唐揚げ。

白子。

美味しかったか?

う~~む、微妙でした。特にトラフグの本場、福岡育ちのヨメさんは期待が大きすぎたのかガッカリしていました。でもま、ここはマレーシア、しょうがないですね。

テッサは最初のひと口はそこそこ美味しくて、食べるたびに美味しくなさが増すようでしたが、これなら全て唐揚げにしたほうが良かったかも。白子も、ヨメさんと私と「タラの白子のほうが良いね」と小声で話したレベル。

でもま、母の誕生会ランチですし、いつもと違うというところで盛り上がりました。

お店も気を使ってくれてこんなものを用意してくれました。

93歳で健康そのものの母。ちょっとボケが入っていますが。(笑)

結婚してから70近くまでずーっと働き続けて、旦那に翻弄されっぱなしだけれどダボ家を何度も危機から救い、ダボ家を守り抜いた人。「商人の鑑」「主婦の鑑」「母の鑑」だと掛け値無しで心底思う。

私はこの母に小さな頃から「商売の基本」「商人の心構え」「お金との付き合い方」「日本男児の生き方」を教えられました。私の生涯のお師匠様。

父から学んだことって何も無いわけじゃなくて(笑)、父も中小企業のオヤジでしたから、経営の実務とか、手形、保証人の使い方、(他社の)取締役になったときの責任と権限の使い方とか、倒産、会社の縮小の方法、注意点とか、学校はもちろんのこと社会に出ても学べることが殆どないことを教えてもらいました。そしてやっぱり男は「ここぞ」というところで命を張る重要性とか。ま、零細企業の生き残り戦略でしかありませんが・・。

でもこの写真を見るたびに、「貴女は一生この男性に振り回され、苦労し続けることになる」と教えてやりたいと思うくらい。(笑)

それでもどうにか家族みんなが人生の荒波を生き抜いて、この10年で偶然マレーシアで一族が結集することになり(姉、両親、我々の順にマレーシアに上陸)、二人の子供と世界一大好きな孫といつでも会える環境で、「あのお父さんと結婚したから今の幸せがある」と言い切る人。愚痴や自慢を一切言わない人で、「我欲を乗り越えたところに人間の本当の強さがある。人間関係も商売も仕事も金儲けも同じ」というのが真理なんだと、この母を見ていると強く感じます。不思議なことに母の生き様から私は「武士道」を感じるんですよ(父からはそれを全く感じない 笑)。(母は兄弟姉妹がごっそりいる下町の裕福ではない家の出身)

話は戻って「厨(くりや)@BSC」ですが、今回もいろいろ頼みましたが、私はこれが一番美味しかったと思う。

マグロ丼。

正真正銘の「本鮪の赤身」でかな~~り美味しかった。これほどの本鮪の赤身って他店では食べた記憶がありません。

でもミニマグロ丼を頼んだ長男のは赤身ではなくて中トロ。羨ましいぞ~~~~。ひと口食わせろ~~、アホ~~~~。

これもかな~~~~~~~り美味しかったと。

みんなはこの和牛重が美味しいと大喜び。

カキフライも美味しかったですわ。

最近、「厨(くりや)@BSC」に行くと必ず注文するものがあります。それはこれ。ネギトロ巻き。

「厨@BSC」では「本マグロ」に力を入れているんでしょうね。私みたいな関東人に言わせると、マグロさえちゃんとしていれば和食店はそれで良いと思うくらい。

また厨では手打ちの日本そばも出していて、これもそこそこ美味しいのね。

「厨(くりや)@BSC」は良いと思いますわ。最近、和食と言うと「厨(くりや)@BSC」ばっかりの我が一族。長年通ったSS15の店は恐ろしいほどの変貌で最近は全く行きません。

最後のお会計をしようと思った時に、

長男 「もう支払いは終わらせておいたよ」

ですと。なんと、今回の豪華ランチ6人分は息子のおごり。(笑)

身内の食事なのに誰も気が付かない内に身銭で支払いを終わらせるなんて、あいつもだんだん大人らしくなってきてオヤジとしてはなんとも言えず嬉しい。

さぁて、再来週は私の誕生日。

どこでどんな誕生会をするのかな?

私は普通の飲茶で嬉しいのだけど・・・・。

母の誕生日。

家に帰って一人こんな曲を聞きながら、母に感謝をしています。面と向かって何も言えない馬鹿な65歳の息子。(笑)

【樋口了一/手紙~親愛なる子供たちへ~】

 
 
 

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