残念な「蟹爪のフライ」と美味しくない「鶏の唐揚げ」

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さてさて、今年の私の「調理実験」もスタートしました。

「鶏の唐揚げ」を食べたいねという話になったので、作ることに。

ところが仕込みをしようと始めた時に「鶏肉が足りない」のがわかった。駄目じゃーん。

ヨメさんに相談したら、「冷凍の蟹の爪のフライ」があるから、あれも揚げちゃえば、ですと。

そうそう、そうでした。年末に「正月用」として買ったんだった。

こんなの。

これはどこから買ったんだっけか。思い出せない。千里、旬鮮、Sendoichiのどこかだと思いますが・・・。

見た感じは大きさもちょうどよいのだけれど、蟹爪のハサミの大きさを見ると「かなり身が小さい」のはわかる。でもま、この手のフライは「お情け程度の蟹の身しかない」のは普通だから、驚くほどのこともなし。

美味しそうに揚がりました。

さて、齧り付いてみます。

ところが~~、歯に蟹の身は当たらない。やっぱり・・とは思ったものの、味は美味しいんですよ。これ、カニクリームコロッケだわ。私はてっきり中華では一般的な「魚のすり身」で蟹爪を覆ってあるのかと思った。蟹の身はまだ見えませんが、蟹の味はしっかりしていて美味しい。

そしてもう一口食べて、蟹の身とのご対面。

あれ?結構、大きいじゃんと思いました。

ところが~~~~、これ、な、な、なんと「蟹の甲羅」付き。こんなのあるんだ~~~?

これをまた齧って蟹の身を・・・と思ったのですが、身らしい身とは会えず。(T_T)

まぁ、こんなもんでしょうね。蟹爪のフライと思わずに、「カニクリームコロッケ」におまけが付いていると思えばよいのかも。

でもまた買おうとは思わない。

こうなると、どうしても美味しい蟹爪のフライを食べたくなるんですが、こればかりは簡単に行かないんですよね。大体、私が一生の内に食べた(中華の)この手の蟹爪のフライで、「中にしっかり身が詰まっていたもの」って2,3回しか経験がないんですよ。殆どは蟹爪を「魚のすり身」で覆ってフライにしてあるわけですが、見た目は良くても中の蟹の身は「衰弱しきった細い足」みたいなのばかり。

でもマレーシアに来て、バンサショッピングセンターのMing Roomで食べたのは大当たりでした。

でもこれを食べたのは一度だけで、その後は何度行っても「Out of Stock」ですと。でも値段が結構高くて、1本、1500円ぐらいだったような。家族3人で頼んだら、これ一品で4500円って考えちゃいますよね。普通、4500円あれば3人分の中華は食べられるんですから。だからそのうち、「これ、ありますか?」なんて聞くこともしないようになりました。

でもあの美味しさが忘れられなくて、「蟹の爪」だけをローカルの業者から何度か買ったことがあるんですよ。冷凍の蟹爪ですが、これがまたことごとく大ハズレ。

じゃぁ、日本食材卸から買うしかないかと思って、買ってみました。丸ズワイガニの爪。旬鮮から買ったのですが、これは冷凍ですがちゃんとしたズワイガニの爪。これだけでも良いのですが、「魚のすり身」も買って、これで中華風の「蟹爪のフライ」を作る予定。楽しみです。

ところで鶏の唐揚げですが、私のはあくまで「調理実験」ですから「新しいことを試す」んですよ。

いつもは「醤油味」なんですが、醤油を少なめにしていろいろなスパイスを使ってみることに。

これが大失敗。美味しくないなんてもんじゃない。私の作る鶏の唐揚げの歴史の中で「ワースト3」に入るぐらい。

なんていうかなぁ、調味料がいろいろ入れすぎた無国籍料理で、知らない西アジアの田舎に行って食べたような未知の味。

この左側の方にあるのがわけのわからない味の鶏の唐揚げ。途中で食べるのを止めたくなるような味でした。

私がそう思うくらいですから、味にはウルサイヨメさんと長男が文句をいうかと思ったら全員、無言。

私の「失敗した」という顔を見て、察してくれたんでしょう。

でも次に作る時には必ず言われると思う。

「この前みたいなのを作るんだったら、もう二度と作らないで良いから」

好き勝手に調理実験をしているようで、実はそれなりにシビアなんです。

退路は無くて敵陣に飛び込む決死隊のようなもの。(笑)

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