去年の11月にマレーシア在住の古い友人から「和牛の輸入卸商」を紹介してもらいました。
我が家はちょうど引っ越しでドタバタしていたので、年が開けてから買ってみようと。
ということで、第一陣が到着。全てが「冷凍」してありますが3種類の肉で合計7.6キロ。う~む、買いすぎか?
下の写真は「A4 Chuck tender 2.6kg」を二分割してもらったもので、Chuck tenderとは日本で言う「とうがらし、とんび」で、赤身の肉。日本では主にローストビーフ、タタキ、ユッケに使われてきた部位。焼きすぎると固くなる部位。私としては【ローストビーフ、ユッケ】に使う予定。
赤身肉だけれど、A4和牛だからそれなりに「サシ」が入っている。これがやっぱり「和牛の良さ」だと私は思うのね。普通のオーストラリア牛のChuck tenderは真っ赤っ赤でサシもほとんど無くて、焼けば固くなりやすいし味もイマイチで日本人向けじゃないと思う。
下の写真は「B2 Short rib 3kg」を二分割してもらったもので、いわゆる「骨付きカルビ」の部位。ただ骨付きのまま輸入できないので「骨無しカルビ」(笑)。等級は「B2」というサシも少ない肉ですが、そもそも「脂身が多い部位」ですし、私は「煮込み用」に使いたかったので「B2」だからこそ良いと思っています。オーストラリア牛、アルゼンチン牛の「ショートリブ」はどこでも売っていますが、私は「和牛のショートリブ」は初めてですので期待しています。
日本では「B2」なんてお話にならないグレードだと思うけれど、ショートリブでこれだけサシが入っていれば、私は十分というか「ちょうどよい」と思うくらい。スライスして「焼き肉」もトライしてみるつもり。しかし「脂身」が多いですね。脂身はそれだけ保存して料理に使うつもりですが、やっぱりブロックで買うと歩留まりが悪い。これじゃ安くても意味がない。
下の写真は「個人用に売っているしゃぶしゃぶ肉」で250パックを8つで2キロ。どの部位だかわからないし、和牛ではなくてF1ハイブリッド(交雑牛)ですが、美味しければ問題ないのでとりあえず買ってみました。正直なところ、【美味しさ】には期待しておらず【コスパで考えるべきだろう】と思っています。もちろん「A5のサーロインのしゃぶしゃぶ肉」も注文できますが、価格は3倍以上で、4~6キロのブロック全てを買うことになる。
この肉を見て「どの部位か」というのがわかるほど私は「通」ではないのだけれど、形とホロホロ崩れる脂身の感じからして、これはブリスケット(Brisket=牛の肩バラ肉)のような気がする。ブリスケットが美味しくないわけじゃないけれど、リブロースなどのしゃぶしゃぶと比べたら大きく違うはず。でもま、価格を考えれば良い部位なわけもないし・・。
和牛ですが、全てが和牛ではなくてF1ハイブリッド(交雑牛)も扱っていて、交雑牛とはそこそこ美味しくて、しかし安いこともあって、私としては大歓迎。マレーシアにも交雑牛は出回っていますが、中には問題のある販売店もあって、「交雑牛もWagyuとして販売」するのは駄目だと思っています。もちろん日本でそれをやったら犯罪となる。
また和牛もA5からA4、A3、B3も扱っていて、A5以外はF1とほぼ同じリーズナブルな価格なのが良いと思う。扱っている部位はサーロイン、リブロイン、テンダーロインから、ありとあらゆる部位が揃っている。ただし日本で言うホルモン系の肉である「牛タンやハラミ、頬肉など」は無い。
ところが問題もあって、ここは輸入卸商ですから、「基本はブロック単位」での販売なのね。これって部位にもよりますが、2キロから上は10キロ以上なんてこともあって、一般家庭向きではない。ただ「個人用」もあって【部位の特定は出来ない】けれど「しゃぶしゃぶ肉」「ステーキ肉」「ミンチ」などを250グラム単位で販売している。おもにそれを「スーパーへの卸し」として提供している様子。
我が家は基本的に「ブロック」で買いますし、また「手数料」を支払ってそれを「しゃぶしゃぶ用、ステーキ用」などに切ってもらうことは可能。当然、ブロックそのままで買えますが、自分でトリミングをしないとならないし、これってシロウトには簡単ではないのね。また価格はかなり安いと思いますが、トリミングをすると「脂身が40%ある」なんてことも普通なので、「結果的に高くなる」こともあって難しい。
この販売店や肉の種類、そして価格を「ブログに書いてよいかどうか」は交渉中です。
今それを書かないのは、私がケチっているからではなくて、古くからの読者はご存知だろうと思いますが、「私はどこからいくらで買った」のかをほぼ必ず書くようにしていて「大事なその情報が無ければ意味がない」ですもんね。ただし「卸商は安く小売しているのを公表したくない」傾向はどこにもあって、「小売用の価格を付けている」のなら問題ないにしろ「卸価格で販売する業者」もいるわけで、この辺を考慮しないでブログに書いてしまうと大きな問題になることもあるんですね。もし私がその業者から仕入れているとして、卸商が同じ価格で小売をしているのがわかったらそりゃ文句の一つも言いますから。当然、値引き交渉もする。
私が買っている「日本からの海産物」ですが、殆どの業者は「細かいことをブログに書くのはNG」となっていて、みなさんがご存知のFocalも「小売用の価格で私達に販売している」にも関わらず、ブログには細かいことは書かないで欲しいとあの若社長から言われています。
でもローカルの卸問屋の中には「ブログに書いて良いか?」と聞くと、「是非書いてくれ。有難う」という業者もいるのね。
まずは「味見」と思って、しゃぶしゃぶ肉を解凍しているのだけれど、それを見たヨメさん。
ヨメ 「結構、良さそうな肉ね。牛丼を作りたいのだけれど、これを使うのは気が引ける」
ダボ 「確かにそれはそうだけれど、あの激安のバラ肉はパスしたいし・・・」
ヨメ 「もう牛肉の薄切りはないわよね?」
ダボ 「無いと思うよ」
ヨメ 「どうしよう」
ダボ 「とりあえず、味見をしてみよう」
ヨメ 「だとしてもあれを使うのは気が引けるから、安い薄切り肉を買ってくれる?」
ダボ 「ええ~、新たに買う?ま、いいけど・・・」
ところが安くてまぁまぁの肉なんてマレーシアでは売って無いわけで、どうしようかと・・・。日本なら切り落としでも細切れでもいくらでもあるのにねぇ。
ということで、「コスパの良い牛肉」ではいつもお世話になっているWmart(ここをクリック)のサイトを見てみる。
これを買ってみますかね。これってまさに日本でいう「切り落とし」みたいだけれど、200グラムパックが2つでRM58、約2200円。前にも買ったことがあるはずだけれど、全く印象に残っていない。キロ単価でいうとRM145で約5600円。今回買ったしゃぶしゃぶ肉よりは安いけれど、激安ってこともない。これの半額以下で「オーストラリア牛バラ肉の薄切り(イマイチ美味しくない)」が手に入るし。でも「部位」としてはこれの方が良い可能性もあって、「ビンゴ~~」なんてこともあるかもね。ということで「味比べ」をしてみるのも良いかと。ということで6パック1.2キロを買うことに。
でも牛丼って「良い牛肉なら良い」わけじゃないと思っていて、やっぱり「適度の脂身」と【重要なのはスジ】だと思うんですよ。だから「吉野家」が始まった時に「アメリカ産の当時非常に安かったリブフィンガー(中落ちカルビ)を使った」のが成功のカギだったといわれているけれど、「煮込んだら美味しいスジの多い肉がベスト」だと私は考えています。でもそういう肉、リブフィンガー(中落ちカルビ)にしても安く簡単に手に入ることはないし、安い肉は安いなりで、マレーシアでは牛丼と言うより「すきやき丼」を念頭に置いて作るのが正解だろうと思ったり。
なんだか我が家は「牛肉だらけ」になるけれど、これが【吉と出るかどうか】はまだわからず。
そのうちレポートします。








