米ドルvs豪ドル

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この数日の動きを皆さん見ていますか?おもしろいですね。

米ドルと豪ドルの動き。

日本人は円を中心に考える。当たり前だと思います。だから米ドルを考えるときも豪ドルを考えるときも円対比で考える。でもたまには米豪の対比を見てください。

日本もそうであるように、1ドルが100円というのは心理的にも大きな壁。オーストラリアから米ドルを見ると1ドルが1ドルというのが大きな壁。のはずなんですがそうでもなさそうで、1ドル=1ドルの場所に拘る人がいないように見えます。つまりそこで攻防戦が起きていないんですね。

相場って理屈抜きにある一定の値が節目になるケースが往々にしてあるのはご存じだと思いますが、米ドル対豪ドルにはそれが見えない。これが私にしてみると非常に不思議に思えるのですが、事実は事実。ま、それだけそのポジションを気にする相場参加者が少ないってことかもしれませんが、私にしては意外な動き。市場参加者の見ている場所が違うんでしょう。

しかし為替は難しい。それをいつも感じます。では他の相場は簡単?ってことになっちゃいますが、まぁ、簡単な物はないのだろうと思います。でもなんでもそうですが、世の中の人が注目している物と注目していない物ってあるんですね。で、どっちの動きが見やすいかというと、私は世の中の人が注目していないときの方がわかりやすいと思っています。

これは株にしても商品にしても同じですが、皆が注目する時って思惑と思惑がぶつかって、そして世界中がそれの動向を気にしている。だから一方通行の動きにになることもあるのだけれど、強力な押す力と押される力とがぶつかり合ってわけのわからない動き、いわゆるだましも多いと私は思うんです。いわゆるジェットコースターの動きと同じ。

私が思う一番良いのは誰も見向きもしないとき。何が起きたわけでもないのだから本来相場は動かないはず。でもちゃんと値は動くんですね。私はその時こそチャンスだと思ってます。でも不思議でしょ?世の中になんのニュースが無くても値が動くんですから。でもそれが相場で、何のニュースもないって事は動きも限定されるって事で、何かあったときに一発稼ごうと言う人にはつまらない動きでも、フラフラ動いているときこそ、チャート上で動きが読めるときだと私は思うんです。

大事な統計数字が発表されるときには相場参加者は息を飲みつつそれを待ち、またその後の動きに注視しますが、私にしてみるとそれは当たり前すぎるんですね。でも動き自体は当たり前じゃなくて読みの違いによって上下の動きが大きい。この動きが大きいときこそ儲けるときと考える人が多いと思うのですが、私は逆だし、それって丁半博打に似ていると思うんですよ。博打をやるならカジノへ行く方が面白い。

動きが大きいときには様々な思惑がぶつかるときで、結局どう収まるのかの判断は難しい。では逆に何も起きていないときには大きな動きはあり得ない。つまり、高かったら売り、安かったら買いという小幅狙いのストラトジーが結構有効になる。

来週、来月、来年、世の中がどう動くが知る必要なんかないし、それがわからなければ相場で利益は出せないと思ってる人はそれはそれで良くて勝手に泣いたり笑ったりすればいいだけのことで、私はみんなが暇だねぇ、動かないねぇ、というときに気軽に儲けるのが好きだし、これこそが一番リスクが少ないと確信を持っています。

皆が儲からないと言うって事は動きが小さいわけで、方向性もはっきりしていないって事です。私に言わせれば、だからこそ安全に儲けることが出来るチャンスだと思う。

前に、プロのいうことを聞くなと書いたのもそれです。我々一般投資家はたとえば一日に10万円儲かったら良いですよね?ところがプロの多くは1日10万円の利益を追っていたら首になります。だから見ているところも違うし、やることも違う。我々零細企業が大企業のつもりになって同じようにやる必要なんかないってこと。

我々にとっては「チリもつもれば山」であるけれど、プロにとってはゴミはゴミでしかない。そこに気がつかずに、プロと同じような思考方法を持つことそのものが変だってのがこの前の日記に書いたことです。

100億以上動かすようになったら彼らの言うことを聞けばいいんじゃないでしょうか。零細企業には零細企業のやり方があるんですから背伸びをしないってことが大事だと私は思うんです。

ま、豪ドルvs米ドルを見ていてそんなことを思いました。

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