鶏の首

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日本では肉屋やスーパーで鶏の首を売ってます?

私は見た覚えがないなぁ。きっと鶏専門店なら売ってるのかもしれませんが、皆さん、食べたことはありますか?

実物の写真はちょっと気持ちが悪いので、袋の入った状態の写真を。

ソーセージのように見えるものが鶏の首です。はい、首だけ。1キロ3ドル30セント。

多分これは鶏がらと同じようにスープを取ったり、あるいは犬の餌(首の骨は縦に割れない)にする人が多いのだと思いますが、我が家ではこれを食べます。

というか、こんなものを食べるなんて信じられなかったのですが、そして日本にいるときには食べたことがなかったのですが、我が家のヨメさんは九州は福岡出身で、こういうものを平気で食べます。(笑)

オーストラリアへ来て初めて食べたのですが、これって非常に美味しい。もしかしたら、私が一番好きな鳥の部位は首かもしれないと思うくらいです。子供達も小さい頃からこれを食べて育ちまして、食べるのは面倒なのですが、彼らの大好物でもあります。

そういえばスズメの焼き鳥なんて食べたことあります?

あれも私は首が一番美味しいと思っていて、鳥の首ってのは実は凄いのかもしれません。

まずお湯で軽く茹でます。で、掃除。

薄皮が付いているのと、それと首の内側の部分に玉のような感じの脂肪がくっ付いています。ヨメさんいわく、これを綺麗に取り除かないと駄目だとのこと。

実は私は鳥の脂も好きで、その脂肪があったほうが美味しいんじゃないのかと思うのですが、ヨメさんの指示に従うしかありません。多分スープを取るためにこれを使う場合でも掃除はちゃんとしたほうが美味しいのでしょうね。

掃除が済んだあとにまた新たな湯で茹でますが、いつまでもグラグラ茹でません。これでスープを取るのが目的ではありませんから。我が家ではもうすぐ沸騰するなってところでこれを取り出します。

普段はザルの中へざーーっと出すのですが、昨日これを作ったのは鳥のつくね鍋を食べたいが為のスープ作りの意味もあり、スープはスープで取っておきました。

茹でている間に、大き目のボールの中にタレを作ります。材料は

○ ポン酢
○ みりん
○ 酢
○ 柚子胡椒(これが無いと絶対に美味しくない)

柚子胡椒はこれでもかってくらい入れます。福岡出身の人って好きなんですよね。私も大好きですが。

で、茹で上がった鶏の首を熱いうちにそのボールの中に入れてタレが十分にいきわたるように混ぜます。

まだ熱いですから、タレも蒸発していくんですね。だから冷めるまで混ぜ続けろというのがヨメさんの指示。

出来上がりはこんな感じ。気持ち悪いでしょ?(九州の人ってこういうのは平気なんですよ。笑)

これってソーセージみたいな(指みたいだと言ってはいけない)ものですが、ではガブリと食べられるかというとそうじゃありません。この体積の90%以上は骨です。つまり、トウモロコシをかじる要領で、周りだけをチマチマ食べるわけです。

本当に薄く肉がついているだけで、食べるのが面倒だと思わない人は絶対にいないくらい。手で掴んで食べるしかないし、本当に食べずらいです。

でも味は絶品。

私は肉の中でも大好きな鶏ですが、ではどの部位が一番かと聞かれたらこの首が一番好きかもしれません。いや、これが一番(断言)。

マレーシアは鶏が美味しいらしいですから、きっとこの首も美味しいだろうなぁ・・・・

ああ、これってご飯のおかずにはなりません。一杯飲むときのおつまみ。あるいは小腹が減ったときにちょっとつまむって感じでしょうか。

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