相場と音楽

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ユーチューブの模様替えがあったのを切っ掛けに音楽のことを書きましたが、やっぱり何でも書いてみるもんですね。それなりに収穫がありました。

私のジャズ好きは高校時代からですからもう40年以上の付き合い。ところがジャズを自分で演奏することはありませんでしたし、歌は歌ってもコーラスはやりませんからジャズコードに関しては全くの無知でした。で、この歳になってDTMだDAWだとPCを使った音楽に目覚めてジャズっぽいのも作ってみたものの、ジャズ風ではありながらジャズコードが全く使えていませんでした。だからなんだか古臭いし、やぼったいし、イマイチの感じはぬぐいきれない。

それをmanilowさんに指摘されて納得。

でもねぇ。これから勉強するとなると大変。頭で覚えて、耳で覚えて、身体で覚えないとそれを表現なんかできませんから、それを使った曲作りなんて無理。

でもま、作るのはジャズばかりじゃないし、わからなくても良いかなとか逃げ道を考えてみたり。でもせっかくここまで来たのだからどうにかしたいと思ったり。

そんな話のやり取りで感じたことは、物事って何でも出来る人には簡単で、出来ない人には難しいという当たり前のこと。manilowさんが書き綴るジャズコードに関しては、それこそ宇宙人の言葉でも聞いているのと同じでしたから。でもmanilowさんは普通のことのように淡々と話す。

で、ハタと気が付いたのは、私が結構書いている相場の話も同じなのかな?ってこと。わかりやすく書いているつもりなのですが、あれもわからない人にはチンプンカンプンなのでしょうか。実はそういうコメントももらっていますので、もしかしたらそうなのかもしれない。

ほらね?簡単でしょ?

なんてのはただの自分よがりなのかもしれない。

チャートのことをここに書いて、誰にでも同じチャートを見れるようにと思いましたが、その後、皆さんがどうしているのか、あのチャートを活用しているのか、それさえもわかりません。もし同じチャートを見れるようにしても、それをどう使うのかがわからないのかもしれないと思ったり。

これをジャズコードに置き換えて、どうやったら簡単に理解できるのだろうと考えても、それって100メートルを11秒台で走れるように練習しましょうよ、なんて簡単に言うのと似てると思ったり。

そういう意味で、ちょっと力が抜けちゃいました。どう私がここで騒いでも一人芝居で終わるだけで見ている人はただ白けるばかりなのでしょう。

困ったなぁ。どうにかしたいと思うのですが・・・・

でもま、道はいろいろあるわけで、私がジャズピアノをmanilowさんにいつか付きっ切りで教えてもらおうと思っているのと同じで、面倒な理屈はわからなくてもどうにか弾けるようになるかもしれない。これは相場、チャートの見方も同じで、付きっ切りで一緒にやれば、たくさんの例外をどう扱うかは慣れがいつか解決するし、大事なポイントだけ覚えて、どうにかトレードすることは出来るかもしれません。

また、それも面倒だという人が多いはずで、それはそれでまた考えていますので、時間を掛けて、しかしあまりのんびりせずになんらかの方法を見つけようと思います。

話は変りますが、私は相場と音楽って似ていると昔から考えていました。

どんな曲でも聞いていると次はこんなメロディーが続くのだろうとか、コードはこうなるだろうってわかるときがありますよね。たとえばCからAm、そしてFと続けば、次はG7だろうし、G7の後はCに戻るなんてのが一つのパターン。演歌系なんかは初めて聞いた曲でも次のメロディーがわかることもありますね。

相場の動きもこれに似ていると思うんです。決してランダムで動いているわけじゃなくて、パターンがある。また波にも周波数があって、それに乗って綺麗に動いていることもある。で、それが壊れるときがトレンドが出来るときであったり。

またそれはリズムと言っても良く、上だ下だとめちゃくちゃに動いているわけでもなく、なんらかの元になるものがあるような気がするはずです。もちろん音楽みたいに綺麗に乗るわけがありませんが、でも元に何かがあるかもしれないというのは感じるはずなんですね。

カラオケでもダンスでもそれがわからないとどうにもならないはずで、相場も同じだと思うのです。リズムを感じて、音階、和音に乗ればOK。でもそれが壊れるときがあるし、音楽で言えば変な音階やまさかの和音が入るとわけがわからなくなるのと同じで、チャートの動きにもまるで不協和音のようなおかしな動きをするときがある。でもそういうときには何もしないで見ていればOK。

元々理屈があってそれに沿って動いているんじゃないんですね。これはmanilowさんも言っていましたが、凄く綺麗で感動する音楽があって、それってどうしてそう感じるのだろうと解析することによって、基礎となっている理屈に気が付いたってのが音楽理論の始まりであって、理論が先にあったわけじゃない。

相場も同じで面倒な理屈で値が動いているわけじゃなくて、それを分析したら見えてくるものがあったってことなのでしょう。だから理屈がわからなくても、「感じることが出来る才能」があればきっと音楽でも相場でも同じ様に自分のものにできるのかもしれませんね。意外に理屈先行で考えると益々難しくなるのかもしれない。

ということで、一曲。jmさんが気に入ってくれた曲とのことです。Mooreaという曲。タヒチのモーレア。

この曲は私が作ったのではありません。ただ古いMIDIの中に埋もれていたのを発掘、色づけしたって感じかな。あえてベースはしつこいくらいに強くしていますが、途中からのピアノは大好きで何度聞いても痺れちゃいます。(笑)

これは全て電子音。途中のピアノも生音ではありません。

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