HSBC日本の代りになる銀行は?そして為替など

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日本のことはわからない私が書くべきことではないのですが、まぁ、わかっている事だけ流れとして書きます。

日本から見て海外で強い銀行としてすぐ頭に浮かぶのはHSBCとCitibank。CitibankにもHSBCのプレミアに相当するゴールドという顧客ランクがあって優遇される。HSBCプレミアが日本でサービス中止(支店も閉鎖の方向)となればCitiしかないって感じですがどうなんでしょうか。

Citibankに関する情報を頂きましたので、日記の方に書きますね。

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シティゴールドは、あまり良い商品を紹介してもらった事はないですね~
バンク本体を使い倒せていないだけかもしれません。
海外旅行中のいざと言う時の為に持っているて感じです。
旅行中に全て紛失しても、タダでお金貸してくれて、日本とコンタクトしてくれるので何とかなるかな~と。
私と言うより妻を安心させ旅行に連れ出す為の道具です(笑
些細な事ですが、各年各30万使えば年会費無料無料でダイナースとビザゴールドくれるのも助かります。
旅行運賃の一部(空港までの電車代とか)を払えば、旅行保険いらずですし、かなりのラウンジで使えます。
それと、ボロ服&バックパックで、高級ホテルに入ってももめません(笑
でもそれが結構大事なんですよね~
夫婦で旅行に行くには・・・

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どうも情報を有難うございます。

ちょっと調べたことと合わせて書いてみます。

○ 1千万円以上の取引残高が必要なのはHSBCプレミアと同じ。
○ 海外送金手数料無料。
○ シティゴールドカード、Citi傘下のダイナースクラブカードが手に入る。
○ トラベラーズチェックの手数料が無料。(普通2%)← これ良いかも
○ 一日5000ドルまで外貨出金手数料無料。(通常2円) ← これも良いかも

このカードの使い勝手が良さそうで、クレジットカードオタクの間では評価が高いようです。

○ 航空ラウンジの利用ですがシティゴールドとダイナースがあれば鉄壁と言って良いと思います。世界中で使える。またプライオリティパスのラウンジはスタンダード会員として扱われる。

○ クレジットカードを使って旅行代金の一部を支払うだけで、業界最高レベルの海外旅行者保険が付く。

○ 年間30万円のカード利用でカード年会費は無料。

○ カードで買った商品の90日以内の破損・盗難・火災等の被害を補償。

○ ポイント・マイル(スカイマイル)集めにも有効。

このシティのカードはクレジットカードだけの比較だけでも常に上位にランクされているカードですから、持っていて損はなさそうですね。特にダイナースが良いかも。富裕層向けのお得なサービスがいろいろあるし。

でも問題点があります。

○ 日本のシティに1千万円以上の残高がないと駄目。他国のシティにあっても関係なし。
○ この口座は日本居住者向け。

ただし、退職者の場合、ゴールドになればこのクレジットカードが無条件で出るのかどうかがわからないですね。職業も無いわけですから。

間違いなくこれは日本在住の富裕層向けですから、海外に完全に出ちゃってる場合は使えないんじゃないでしょうか。でも日本に拠点がある行ったり来たりのロングステイヤーなら使い道があるでしょうね。というか、絶対持っていたほうが良いかも。

ざぁっと見て面白そうだと思ったのがトラベラーズチェックの発行手数料無料と一日5000ドルまでの外貨出金手数料無料。これって実利は大きいと思います。

海外旅行者保険に関してはシティに限らずうまく利用出来たら良いですね。これ別個で加入するととんでもない金額になりますから。

雑多なことを書いてわけがわからなくなりますが、思い出したことを一つ。クレジットカード付帯の海外旅行者保険ですが、死亡の場合1億とかありますが、そういうクレジットカードを何枚持っていても上限は1億(多いほうが適用)ですよね。加算はされません。ところが、死亡・後遺障害以外に治療費、賠償責任、携行品、救援者費用とかありますが、あれは加算されるそうです。

また普通は保険期間は90日ですがクレジットカードの中には支払をしたときから90日というのがあるようで、それを利用すれば、1枚目の普通のカードで90日、そしてその時点で支払をしたときから90日というカードを海外で利用することによってプラス90日、合計180日カバーされるという裏技があるようです。

さて、私としてはシティをどう思うかですが、かつてシンガポールでシティゴールドでしたが、何度かこの日記に書いていますように、債券投資の融通が利かない銀行だったのすぐ取引を止めました。ただ当時ゴールドとしての優遇がどうだったかは、それを利用したかは覚えていません。私はマイル集め、ホテルやレストランの大きな割引には異常なほどの興味があるのですが、その他の優遇はあまり興味がありません。

オーストラリアでもシティの口座は一応持っています。今はゴールドではありませんが、以前はオンライン口座で出し入れ自由の普通口座とかわらないのに高金利が付くのがありまして、それを利用していました。でもその時もゴールドとしての優遇って何があるのか考えたこともなかったです。海外送金をしましたが、無料だったかどうかも覚えていません。

今回調べていて、あれ?と思ったことがあります。

○ 一日5000ドルまで外貨出金手数料無料。

これです。普通日本で外貨預金を持っていてもそれって数字上のことであって、現金で入れたわけじゃないですよね。例えばアメリカから米ドルを日本の口座に送金したり。外貨預金の残りであったり。

もしその米ドルを米ドルとして引き出すときに手数料が掛からなかったら凄いことなんですね。

我々のケースだと、例えば日本円をマレーシアに送金しますよね。で、日本円の口座に入れておく。ところがそれを日本円として出金してもらうとしっかり手数料が取られる(そもそもそれが可能?やったことがありません)。為替交換が無いんだから得だと思ったら駄目なんですね。でももしそれが無料で出来るとなれば市中の安いところでリンギットへの交換ができちゃうということ。

日本円でも米ドルでもキャッシュでの出金手数料無料というのがマレーシアのシティゴールドでも同じだとしたら、何よりもこのメリットは大きいと思います。

ちょっとそれをこれから調べてみようと思いますが、ポイントとしては

○ 日本円、あるいは米ドルでキャッシュを手数料なしで出金できるのかどうか。

もしこれが出来るとしたら、私は米ドルで持つのが良いと思います。その理由はお分かりになると思いますが、世界中どこへ行ってもキャッシュの両替の場合、一番為替交換手数料(売り買いの差)が小さいのは米ドルなんですね。日本円はかなり開いている。他通貨もそう。キャッシュの交換は両替商(銀行も)としては在庫を持ち、現物を動かすわけですから為替変動によるリスクが高い。だからキャッシュの交換は手数料が高くて当たり前。でもその中でも米ドルの場合は他通貨より安い。

これは有利だと言われている市中の両替商とて同じで米ドルが一番手数料が安い。世界の通貨の中心、特にキャッシュの世界ではやっぱり米ドルがダントツなんですねぇ。

ということは、日本で(どこでも良いですが)FXの現受を利用すれば恐ろしいほど安い手数料で外貨を手に入れることができる。そしてそれをマレーシアに送金(送金手数料が無料の方法もある。外為どっとコム+三井住友銀行でキャンペーン中)。そしてそれをマレーシアでキャッシュで手数料なしで引き出せたら、市中の安い交換所を使えるということ。

日本円でそれが出来た場合の市中で格安交換所の交換手数料と、日本で米ドルに替え、それをマレーシアでリンギットに替える二度手間の交換手数料を合計したものとどちらが安いのか?

ここがポイントになりそうですね。

ややこしいですがこれが出来たらかなりの節約になると思います。

我々が送金してリンギットに替えるときに支払うものは

送金手数料+為替交換手数料

つまり、送金手数料が安いとか無料でも為替交換手数料でがっぽり取られれば意味がないし、送金手数料が掛かっても為替交換の手数料が安ければそちらの方が得。ましてや送金手数料が何万何十万になることはないけれど、為替交換手数料は交換する額に比例して大きくなるわけですから、本来、注目すべきは為替交換手数料なんですね。

でも額が少なければ送金手数料の占める割合が上がるということですねぇ。

難しいなぁ。

為替の動き、為替交換手数料、送金手数料。これを全て自分の都合の良いようにやるって理論的にはいろいろ考えられますが、実際に実行できるんでしょうか。私としては有利な為替交換時期を見(チャートを見ればタイミングはわかる)、できるならばデリバティブ(コールオプションを売り続ける)を利用し、為替交換手数料(スプレッド)の低いところを探す方を取ります。

でもこれもそれが出来るからその方が良いと思うわけで、そんな面倒なことが出来るかって思う場合は、とりあえず送金手数料だけでも安くあげようと考えるのは当たり前ですね。^^

またいつか書くことがあると思いますが、随分昔に為替のディーラーをやっている友人にオプションを使う方法を教えてもらいました。彼の子供がアメリカに留学しておりまして、定期的に米ドルが必要になるわけですが、彼の場合はディーラーでありながら自分はヘボで売買タイミングがわからないとはっきり言う男で、でもそういうってことは彼はデリバティブで利益を出すのがうまいってことなのだろうと思うのですが、彼は常に米ドルのコールオプションを売り続け、それがインになったら現受けして米ドルを溜め込むという方法を取っていました。

でもリンギットにはオプションが存在しませんし、株式市場で言えば現物売買しか出来ないのと同じ。ですからリンギットに代るものがないか私は探し続けているわけです。リンギットはかつて米ドルペッグ制でしたが今はバスケット方式。ではどの通貨をどのくらいの比重で入れているかは未発表。為替の動きを見ている限りでは米ドル以上にシンガポールドルに動きが連動しているように私には思えます。で、シンガポールドルならディリバティブは存在します。でも流動性を考えると問題が多く、やっぱり米ドルかと思ったり。

今のところ私はリンギットはまるで必要が無いわけで、それどころかたまにリンギットをキャッシュカードで豪ドルとして引き出して使うくらい。(笑)

ま、KLに行ってからリンギットとどう付き合うか考えようと思っています。

あ、そうそう。マレーシアのシティですが、初めて行ったときに口座を開きました。MM2Hの申請も何もしていないときです。最初はシティにMM2H用の定期も作ろうと思っていましたが、HSBCシンガポールが恐ろしいほど素晴らしい恩典のあるクレジットカードを出してくれたのでHSBC中心にしようと決めたのでした。でもそのシンガポールのクレジットカードも今ではその恩典もなくなり全く使っていません。

それとシティですが、この銀行って結構日本でいつも問題を起こす銀行で、また行政処分を受けたんですね。3度目じゃないでしょうか。最初はプライベートバンキングがらみだと思います。資産を海外にだして・・ってやつ。その当時、私もプライベートバンキングに興味があったのでオーストラリアへ来る前は随分調べました。まぁ、公認会計士から弁護士からしっかり付いていまして、海外に富裕層を脱出させようというプログラムを持っていました。私はその時、シティとは取引をしなかったのですが、その時に紹介された業者を使ってオーストラリアの永住権を申請しました。ベルトコンベア方式とでも言いますか全てのサービスが融合していて、あのシティがプライベートバンキングでやっていたのは面白かったです。相続・贈与対策になるとシティは公言していたし当局はそれが面白くなかったんでしょうね。租税回避の切っ掛けになるわけですから。

今回の行政処分は金融商品の販売方法に問題があったようです。それが理由なのか今シティのホームページを見ても情報が少ない。ゴールドのことを明記したページも見当たりません。

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