はい、またお金の話です。
「資産一億円が富裕層への入口」で、その後は「複利を利用」して【時間で稼ぐ】ことによってどんどん大きくなるんだそう。
では「どうやって一億円を貯めるか」が問題になるわけですが、
まず「前提」として
◯ 年利5%での運用
◯ 65歳で「1億円を達成」する
この場合、
◯ 25歳からスタートで40年経てば、毎月6万5千円の積み立てで到達可能
◯ 35歳からスタートで30年経てば、毎月12万円の積み立てで到達可能
◯ 45歳からスタートで20年経てば、毎月24万3千円の積み立てで到達可能
だから「早いうちからトライするべき」「複利を利用しろ」と。
まぁ、シミュレーションとしては正しいし「早くからスタートするべき」というのは【間違いない】とは思う。
でも【年利5%の運用】が前提ってどうなんですかね。
結局、この20年以内の「株式市場の値動き」が今後も続くという前提なのね。
そして「株式投資をしろ。積み立てがベスト」という結論に持っていく。
これは決して間違いじゃないし、近年、多くの「億単位の資産を持つ人達」がそうやって資産を作ってきた。
でもねぇ、1980年代から株式市場に関わってきた私や、バブル崩壊後の長い冬の時代を生きてきた人は、【上のシミュレーションと同じことをやっても1億の資産は作れなかった】という事実は無視しちゃって良いのかどうか。
この長いチャートを無視するべきではないと思うんですけどね~。
これはアメリカも同じで、2000年のITバブル崩壊、そして2008年のリーマン・ショックも同じで、そこからの「回復期は長く、今に続いている」から、【リーマン・ショック後に株式投資を始めた人達】は【全員、勝ち組】と言って良いと思う。
ああ、日本でも1970年代、1980年代に「株式投資を始めて、1990年のバブルの崩壊までは全員勝ち組」なのは同じ。
つまり、近年言われている「勝ち方」とは、やっぱりせいぜいこの20年ぐらいの「勝ち組の論理」でしかないということ。
そしてこの「5%での運用が前提」って全くおかしいと思うし、20年30年の中に「冬の時代」があったり、「含み損を持つ年数がちょっとあるだけ」でこの5%の前提は崩れる。
「下がる時」って20%30%は簡単に下がるわけで、「それをすぐに取り戻すときもある」けれど、そのまま10年以上「元値に戻らない」ことは日本でもアメリカでも起きてきたわけで、それを無視して「すぐに戻る」という前提でいるっておかしくないですかね。数年で戻るにしても「マイナス分」と「あるべき毎年5%分」を取り返すにはそれなりの年月がかかるわけで、それも計算に入れて「毎年5%の利回りを確保する」って簡単なんですかね。
そもそも「5%が前提」なら、なんで「債券投資」の話が出てこないのかが本当に不思議で、私は「日本の転換社債投資」も含めた40年近い「債券投資の歴史」のなかで「5%以下の利回り」って経験がないんですよ。昔の日本の転換社債でも7%は確保できたし、豪ドルの社債では7%~10%という時代は長かったし、今は米ドル建て社債ばかりですが、5%以下の利回りの社債って買ったことがない。
社債も値動きがあるけれど、定期預金で言う満期まで持てば、つまり償還時には100%返ってくるし、買う時点で「利回り」は確定する。ただし、欲を出して利回りは高くても(10%以上とか)危ない社債に手を出すと、私が経験したような「全損」も起こりうる(クレディ・スイスのAT1債)。(笑)
だから私は「5%で回す」なら「債券投資のほうがよっぽど安全、確実」だと思っているのね。でも「外貨投資に目が向かなかった多くの人達」は【こういう世界の事実】を知らない。日本は1ドル75円台という【外貨に替えるとんでもない大チャンスが2011年にあった】のに。この当時に「アメリカ株」に興味を持った人達がどれほどの資産を作ったかを想像するのは難しくない。外貨建て債券も同じく。
でも新NISAで「債券」を買うのは出来ないらしい。(要確認)
でも世の中は「株式だ、インデックスじゃ、オルカンじゃ」と、その考え方が「世界中に広まっている」のが不思議。私に言わせれば、株もインデックスも「大きな値動きがある」し、下がれば「半値以下に下がる」「それが何年も続く」ことがあるわけで、そういう危険があるなら「年に10%以上の利回りが見込めないならやるべきじゃない」ぐらいに思っています。
ましてや「今は円安」で「株式市場は史上最高値を更新中」。こんな高値に株式投資を始めて【円高】になったらどうなるのかの想像も簡単だと思う。
そもそも「安く買って高く売る」しか【利益を得る方法がない】のに(ショート=空売りはここでは無視)、【今は高値】【今は円安】という「二重のリスクが有る」わけで、【いやいや、ガチホで資産を増やしたよ】という人達は【安値で買った】【円安ではなかった】んじゃない?
「そんなことはわかっているさ」【だからドルコスト法で長期に買い続ければ良いんだよ】という。まぁ、気まぐれで買ったり売ったりするよりは良いとは思うけれど、それだけのことでしかないと思うし、実は世の中の多くの人は「欲を出して買って」「恐怖で売って」【結果的に損をする】のが一般的で、それを前提に考えれば「ドルコスト法で長期戦に挑む」方が良いということでしか無い。でも多くの人は「ドルコスト法で長期に買えば勝てる」と信じている。私はここに「大きな誤解、勘違いがある。過去に起きたことを無視している」と感じるわけです。
「利益が出るか」「損失が出るか」は【いつ始めて、いつ止めるか】のみが重要で、ドルコスト方が損益を決めるわけじゃない。
私は「新NISAで一番助かるのは証券会社」じゃないかと思っています。
そして私はやっぱり「過去に学ぶこと」は重要だと思っていて、世界の「覇権の移り変わり」も含めて、「周期的に大きな変化がある」のを忘れちゃまずいと思うんですよ。
まずは、世界にはこういう大きな変化があった。
でも今、多くの人達は「直近の緑色の枠内」のことだけを見て、未来を語っている。これっておかしくないですかね。
そしてどの覇権国もこのサイクルに乗って「繁栄と衰退」を経てきた。私が考える、今のアメリカの位置は矢印の場所。
これは日本も同じで、「景気が良いとか悪いとか」じゃなくて、「大きな構造的な変化」があって、今があるわけで、「待てばどうにかなる」とかそういうことじゃないはず。
結局、「非常に大きな波」「大きな波」「中くらいの波」「小さな波」が常に来て、「変化を続けている」ということでしかなくて、でも「今現在、どんな波の中にいるのか」の判断は難しいものの、【アメリカの覇権は続くのか】に関しては疑問を持っていて、でも心情的に「次は中国の時代」なんてのは絶対に受け入れたくなくて、「アメリカの覇権が続いて欲しい」と思っています。
でも今のアメリカはかつてのアメリカとは全く違う国で、「人種の構成比」「富の偏り」を見ただけでも「違う国になりつつある」し、「新たな秩序が生まれつつある」様に感じています。
そんな中で「株式市場がどうなるか」なんてのは【些細なことでしか無い】と感じるし、「通貨、金融システムも大きく変わりそうな予兆」があると思っています。
つまり、私達人類は「常に変化する中で、いかに生き残るかを模索し続けてきた」わけで、「過去20年かそこらの動きだけを見て、未来を想像する」なんて私には考えられないんですよ。
私が見てきた50年以上の年月に起きた変化より「これからはもっと大きな変化があるだろう」と私は思っていて、長く生きてきたような気はするものの、私は「戦争さえ知らない」わけで、まぁ、世界の何も知らないのと似たようなものだと思っています。
ただわかるのは「世界は常に変化をしている」ということであって、それが「どう変化するのかはわからない」にしても、その中でうまく波に乗って行かないと「振り落とされて消えていくだけ」だと思う。
つまり、重要なのは「変化を見て、いかにそれに乗るか」が何よりも重要なのであって、「過去を踏襲する」ような考え方は駄目なのは「今の政治も経済も、企業も店舗もそう」なのは間違いがないんじゃないかと思う。
でも世の中の多くの人達は、「株式投資」に関しては、たかだかこの20年かそこらの「成功パターン」だけを見て、踏襲しようとしている。
いやいや、企業も同じかも知れませんね。だから古い体質の企業はどんどん淘汰される。
ただし、上の動画で言っている
◯ 早く投資を始めること
◯ 複利を徹底的に利用すること
はどの時代でも通用する「黄金律」だと思う。
そして天才でもバリバリの仕事人でも何でも無い「凡人」としては【長期戦で考えるしか無い】はずで、短期的にどうにかしようとしてもそれは「ギャンブル」としかならないと思う。
なおかつ重要なこととして【長期戦】というのは【長期でガチホする】という意味じゃなくて、「長期に渡って努力を続ける」という意味であって、「長期とは毎日の積み重ね」でしか無いと思う。「ガチホで良い」というのは【そういう時代もある】という意味でしか無くて、何十年、あるいは次の世代も視野に入れて長いスパンで考えた場合、「常に来る新たな波に対応し続ける」ことが重要で、「ガチホという放置」でどうにかなることは「この世には何一つ存在しない」と私は考えています。
農業だって林業だって、企業だって同じで、「種を撒いたら後は放置」「苗木を植えたら後は放置」「主力商品が一つあればそれだけを何十年でも守っていればOK」なんて有り得ないじゃないですか。そんなやり方でどうにかなることってこの世の中にはないはずなのに、「株式投資はガチホで大丈夫」って、私には狂っているとしか思えない。
これって「投資家はガチホしてくれたほうが嬉しいと考える人達」に乗せられてるんじゃないですかね。私はそれは「株式市場そのもの」がそういう風に出来ていて、「安定株主」「常に買い続けてくれる株主」が多ければ多いほど、株式市場は安定する。もし皆が「波に乗るのが重要だ」と「下げ波動ではすぐに売却したり空売りする投資家が増えたらどうなるか」を想像してみればすぐにわかること。「何があっても売りません」という投資家が株式市場の基礎になっていれば世界は平穏なわけです。つまり「そういうお客さん」が多ければ多いほど良いのを関係者の全てが理解しているのね。だから「余計なことはするな、考えるな。ガチホで行け」となるのが普通。
でもプロもハイアマも「買ったり売ったり、ヘッジをしたり、様子を見たりする」のはなぜか?
また株式市場には大手のプロが多く存在しますが、彼らが「ガチホ」しているか?ここをちゃんと考えてみればすぐにわかること。
台風や大地震、津波が来そうになったら【対策を考える】のが当たり前で、「何もしないで放置、ガチホ」っておかしくないですかね。「どうしたらよいのかわからない」のだとすれば、「何か起きたら犠牲者となる」のは決まったことでしか無い。
でも【それでも大丈夫ですよ】と今、多くの人が言う。でもそれはこの20年かそこらが「蝶よ花よ」という時代だったからでしか無い。でも「今後はそれが続くかも知れない」のね。でもそれに自分の人生を賭けるって、私にしてみると随分、簡単に考えているんだなぁとしか思えない。
私は株式投資に関しては、この石原順氏の考え方でしか生き残れないと思う。理由は簡単で「どんな世の中になろうとその変化に乗る」という考え方だから。「固定された考え方、手法で生き乗る」のは無理だと思う。
流れを見るにはやっぱりチャート分析が重要で、この「シマウマFX大学」さんのチャートの見方は全ての投資家が知るべきことだと思う。
そして、目先の動きに関しては「Nobu塾」を見ていれば、大事なポイントは全てわかると思う。
その他、知るべきことはいろいろあるけれど、上の3つだけでも良いと思うくらい。
ただこれらは「お金儲けとしてのノウハウ」であって、私としてはやっぱり「夢が欲しい」と思っていて、そう言う意味でこの「中嶋聡氏」が好きで、追いかけていきたいと思っています。ただし彼の推す銘柄を買うとかそういう単純な考え方ではなくて、彼の推す銘柄を「私のポートフォリオの中に入れたい」と思っていて、でもそのポートフォリオとは「分散投資のためのポートフォリオではない」のであって、「売買対象とするポートフォリオ」。その考え方は上の「石原順氏」と同じ。
この「中嶋聡氏」の話を聞いていると、「これが株式投資の基本中の基本」なんだろうなと思う。【目先の儲け話に乗ってどうにかなるようにはなっていない】んじゃないかと。
ただし、こういうケースは「真の投資家」「余裕がある人」「稼ぎもある人」の考え方で、【底辺からのし上がる】としたら【違う考え方】をするしかないし、当然、「巷の安易な考え方」でどうにかなることでもないと思う。
「時間を味方につける」ことは重要だけれど、それは「時間を積極的に利用する」という意味であって、「放置しておけばどうにかなる」なんてことは起こり得ない。
そして「長期」の怖いことは、【自分の間違いに気がつくのにも、とんでもない時間が掛かる】という点だと思う。
だから、せめて「直近100年ぐらいの過去を見て、そこで生き抜いた人たちのやり方、失敗した人たちのやりかたを精査して、自分はどうすべきかシミュレーションして、【未知の世界に挑む】しかないと思う。







