「すしざんまい」があるだけで幸せだと思う

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しかしまぁ、マレーシアに来て良い意味で裏切られたことがあります。

我々は和食から遠い世界で長年生きてきましたから、和食への思いが半端じゃ無いんです。ってのは「あんただけね」ってヨメさんに言われるんですが・・。(笑)

マレーシアに来たら美味しい和食店がいっぱいあって、良いなぁ・・って思い続けていました。これって日本から来た日本人にしてみれば「嘘だろ?」みたいに思うのでしょうが、皆さんが「たまには日本に帰って美味しいものを食べよう」というのと同じことを「マレーシアで美味しい和食を食べよう」と私たちは考えていたってこと。信じられないでしょ?(笑)

でも「なんちゃって和食」も多くて、回転寿司を食べてひっくり返りそうになったり、なんでこんなに甘くするんだ?みたいなことはしょっちゅうで、「良い店はあるけれど、それはそこそこの高級店」だと思っていたんですよ。

これって結構不安に思っていて、もし美味しい和食が高級店にしか無いとしたらどうしよう・・って。

ところがこちらに来てわかりました。大衆店でも「楽膳」「すしざんまい」みたいな店でもそこそこ美味しいってこと。

すしざんまいなんて私は感心するぐらいで、かなりの頻度で行きます。で、頼むのはほとんどこれ。

チキンカツ重のラージ。19.80リンギ。(笑)

私のベロではこれは十分美味しくて、まさかこれが500円とは思えない。オーストラリアだったら3倍は間違いなくするんじゃないかな。それもわかっている店に行かないとどんなものが出てくるか・・・。

楽膳もそうで、あちこちのローカルしか居ないような地域にも出店していて、そういう店で食べても問題ないと思うし、価格も安い。

本当に救われました。

実は今日も一人でチキンカツ重を食べたのですが、いつもと違うと感じました。衣はちょっと硬いし、鶏肉はジューシーさに欠ける。

これって忙しい時に作り置きしておいて、注文があったら二度揚げして出しているんじゃないかと思ったんですよ。でもそれを指摘するのも悪いし、その必要もないわけですが、帰りのお会計の時に聞いてみたんです。

「私はいつもこれを食べるのだけれど、今日のはいつものと違った。作り置きしてあったものだと思う。次に来たときには【新しく作ってくれ】とお願いできるか?」と聞いてみた。

するとレジの女性は「Can Can」なんて軽く答えるし、私が何を言っているのかわかっていないと思ったんですよ。だから「二度揚げしているかシェフに聞いてみて」って言ったんです。すると彼女はすぐに横に居たシェフに聞いていました。でもそのシェフは「一度しか揚げていない」と言い切る。

ふーん。

でもねえ、いつもはこのチキンカツ重って出てくるのに結構時間がかかるのね。ところが今日はいつもより早いなって思った。どうして早かったんでしょうね。

日本人を舐めるなよ~~~~~なんて心のなかで思ったのですが、どうにもならず。

家に帰ってきてから、こんなことがあったんだよとヨメさんに話したんですよ。

ヨメ 「二度揚げしているんじゃないかって言ったの?」

ダボ 「そうそう」

ヨメ 「そうしたら一度しか揚げていないって言ったのね?」

ダボ 「そうなんだよ、でも絶対におかしいと思う」

ヨメ 「あのね~~。二度揚げじゃなくて【チン】したのよ」

ダボ 「ああああああ、そういうことか。揚げたのは一度なのは間違いがないもんな」

ヨメ 「衣が固くなって、そのくせ柔らかいところもあって、鶏肉はジューシーじゃなかったでしょ?」

ダボ 「そうなんだよ」

ヨメ 「チンしたのよ」

ダボ 「そっかぁ・・・・・」

でも今日みたいなことは初めてですが、実は行った時間が本来ならランチとディナーの間の中途半端な時間。つまりメインのシェフ連中は休憩しているかもしれない。だからキッチンハンドにまかせて・・・。

そういえば、いつも良い具合に「トロリ」としている卵もしっかり火が通っていたっけ。いつも作ってるシェフじゃない。

時間帯ってのも考えないと駄目ですねぇ。って、しょうがないか。

でももし今度同じようなのを出されたら・・・・

その時はすしざんまいを卒業かな?

な~~んてことをやっていると行くところがなくなるんですよね。

「今日は不味かった~~~~、あっはっは」と笑えるようにならないと駄目なのかな?

う~~む、まだ修行がたりないか・・・・

 
 
 

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