「Iberico Kitchen(イベリコキッチン)@Oasis」に行ってみた

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前から「イベリコ豚専門の美味しい店がある」と聞いていたのですが、今日やっと行くことが出来ました。

場所は「オアシス」で、池が並んでいるところに面しています。楽膳の隣。

イベリコ豚なんて話ばかりで食べ慣れているわけでもないし、違いが自分にわかるとは思えないのですが、美味しいならいいか、と。

以前は裏のとおりにあったらしく移動したわけですが、どこを見ても店名がはっきりわかるようになっていない不思議な店だと思いました。イベリコキッチンだと分かる人は分かりますが、この店の名前はなんだろうと思って見ると店名がわからない。(笑)

まさか「イベリコ」と「キッチン」なんていう単純な一般名詞が連なる店名とは知らない人にはわからないかも。でも一度覚えたら絶対忘れない名前。

ここの「ポークスペアリブ」が美味しいとのこと。

グラムいくらという値付けで、最低4本だったかな。100グラム13リンギ。味付けは3種で「オリジナル」「ハニーグレイザー」「ユズ(日本の柚子」。

甘ったるいのはいささかうんざりですので、ユズに気持ちが傾いたもののスペシャルにしました。スペシャルが甘いかどうかはわかりませんが、メニューの説明にHoneyとかSweetという文字がなかったから大丈夫だろうと。(ユズはSweet and Sourですと)

でもこれが出てきたのは一番最後でしたので、レポートは最後に。

メニューを見るとあれもこれも食べたくなるのですが、やっぱり初めてですからわけのわからないものはやめて、想像がつくものを注文することに。イベリコ豚の料理はいろいろあるのですが、名前からもどうもこれがオススメの様な感じでしたの、まずはこれ。

イベリコ豚の「ショルダーロインスペシャル」(笑)。メニューには牛で言う和牛グレードなんて書いてありまして、注文時には「焼き方はミディアムだけれど良いか?」と聞かれました。和牛みたいなイベリコ豚をミディアムで・・・。頭が混乱してきましたが、食べてみたら言わんとするところがわかりました。たしかに美味しい。和牛グレードとありますが、肉はLeanで脂がない。テンダロインですね。

これについてるソースですが、甘くて濃い味かと思ったらさに非ず。マレーシアらしくないさっぱりして美味しかった。

ああ、最初に来たのはサラダでした。ポークベリーサラダ。

ポークベリーのサラダなんてこれまたしつこそうですが、ポークベリーはよく焼いてあって、美味しくて柔らかいベーコンみたいな。ドレッシングはフィッシュソース、レモングラスの味がしてタイ風。美味しい。

そしてパスタ。まずはPestoソースで炒めたもの。

これはかなり高得点。バジルの香りがするクリーミーなソースで、カリカリのベーコンもイヤに美味しいと思った。いいわ~これ。

そしてカルボナーラ。

乗っている豚が無くてもベーコンは当然入っていてこれだけでも美味しいと思いました。味は濃い味じゃないのも私は嬉しい。焼いてある豚ですが、写真で見えるような「パサパサ感」は皆無でこれも美味しい。

ただですね、この二種類のパスタですがやっぱり「ちょっと柔らかい」のね。(マレーシアに良くある)グズグズに柔らかいわけじゃないんですが、アルデンテとは程遠い。でもこの柔らかさ(マレーシアでは固い方かも)で統一しているってことは、「もうちょっと固目で」って要望も通じる店のはず。次回の楽しみにします。

ああ。このカルボナーラに入っている「シメジ」が美味しい。カルボナーラの味に全然負けてないのね。これっていつもスーパーで買うシメジとはまるで違う。日本産なのかなぁ。こういうシメジが手に入ったらいろいろ作ってみたいです。

そしてカラーオンマッシュ。要は「豚とろ」の焼いたものをマッシュポテトの上に乗せたもの。

あれれ、これの写真を撮り忘れた様子。

美味しい~~~。これも大あたり。マッシュポテトにスモークの強いベーコンが入っていて、これもグッド。

そして出てきたのがお待ちかねのポークスペアリブ。

でかっ!!一本30センチ近くあります。こんなのはマレーシアで初めてです。

うーーむ、確かに美味しいのだけれど、私の好みからはちょっとハズレています。残念だ~~~。

いわゆる柔らかく調理したものを焼いている(あるいは長時間ローストした)(よくある)スペアリブなんですが、他店のものより「硬め」なんですが私にとってはまだ柔らかすぎ。私はきっちり歯ごたえがあって、肉を骨からむしり取って食べるようなのが好きなんですよ。「骨からホロリと肉が取れて・・」ってのは好みじゃありません。

そしてやっぱりちょっと甘いのね。でもま、こういうポークスペアリブが世界の主流、マレーシアの主流みたいでしょうがないですね。自分で好きなように焼くしか無い。

ただその甘いソースですが、味がしっかりしてて食べたあとにそれが「口に残る」んですよ。うま味調味料の使いすぎ。でもま、これもまた世界の主流のようで、諦めました。

私以外は美味しい美味しいと言っていましたので、私だけ黙っていれば問題なし。(笑)

でもこの店はもちろんリピートありです。

メニューにいろいろあって、食べてみたいものがいろいろ。また中華のメニューもあって、「イベリコポークスープヌードル」なんてのは「ミートボール」「ボークベリー」「豚とろ」「ミンチ」とチョイサムですと。これはいつか絶対食べないと悔いが残ると思いました。イベリコ豚トロラーメンなんてのもある。(笑)

また肉骨茶もあるようで、でも事前予約が必要で最低8人前からですと。

ああ、もう一つ注文したものがあったのを忘れていました。メニューを眺めていたら気になる文字列を発見。

「Jamon Iberico de Bellota」ハモン・イベリコ・デ・ベジョータがあるじゃないか~~~。ということでこれも頼みました。

美味しいんですが、スパニッシュロックメロン(という名のちょっと甘いウリ)はいらない感じがしました。生ハムだけ食べたほうが良いかも。

でもこのハモン・イベリコ・デ・ベジョータにしても他の料理にしても美味しいのは間違いがないものの、「イベリコ豚だという違いがわかるか?」と問われたら私は聞こえないふりをするしか無いと思いました。(笑)

イベリコ豚なんて食べ慣れているわけでもないし、生ハム以外はそれなりに味がついているわけで、「普通の豚だったらこの美味しさは出ないのか?」ってのがわかりません。イベリコ豚は確かに美味しいのかもしれないけれど、きっと軽く塩をふって焼いてみるとかしないと私には違いがわからないだろうと。とりあえずこの店の豚料理は美味しいというのがわかるだけ。(笑)

肉も良い歯ごたえ(柔らかくも固くもなく、スジっぽくもない)だし、美味しいとは思うのですが、是非このシェフが「普通の豚」で調理するものを食べてみたい。でもそれも美味しいだろうと思いました。

タパスもある店ですが、やっぱり場所柄か、店の方針かわかりませんが、チャンカットブキビンタンにあるエルセルド等のスペイン料理の店とはちょっと違うのね。「飲む」ことより「食べる」方に重点が置かれているし、「飲みながらイベリコ豚をつまむ」となるとチャンカットの店に軍配は上がるのだと思います。

でもこの店は、「ランチにちょろっとイベリコ豚を・・」なんてのに適しているし、メニューもいろいろあるので5,6人で来ていろいろ頼むのも面白いはず。

ここのメニューを制覇してみたい。そんなことを考えています。(笑)

でも甘くて柔らかいポークスペアリブはもうご馳走様(他の店の多くのものより歯ごたえはあって甘さ控えめ)。

 
 
 

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