昨日、田丸屋@パブリカへ行ったことは前の日記に書きましたが、帰りにヨメさんが「たこ焼きを買って帰ろうよ」と。
って銀だこのことなんですが、前に一度、ここで買って食べたことがあるのですが、さほど美味しいとは思わなかったんですよ。すでに焼いてあったものを食べたせいかわかりませんが。
だから気乗りがしなかったんです。「たこ焼きなら家で作ってやるよ」と言ったのですが、「今晩の夜食に食べたいから」ということで買うことに。
すでに焼いたものが鉄板の上に乗っていたのですが、お店のスタッフに、「新しく焼いてくれるなら8個入りを2パック買いたいのだけど」といったところ、「OK」ですと。
その代わり12分待ってくれと言われまして、あの近所をプラプラしながら時間つぶし。
まだ出来ないのかな~~なんて思いながら、焼いているところを見てびっくり。鉄板がグラグラ動いている!!
なんじゃこりゃ、と思って見ていたのですが、なんと、鉄板の振動で「たこ焼きが勝手にグルグル回っている」んですね。
こりゃ凄いと思いました。これならだれにでも作れる。
たこ焼きを家で作る時には、穴から鉄板全体にあふれるぐらいバター液を入れて、適当に火が通ったところでひっくり返すじゃないですか。でもバター液がたっぷりありますから、穴に押し込んだり結構難しいんですよね。
ところが銀だこの作り方は「穴からはみ出さないように液を入れる」のね。
そして適当なところでちょっとひっくり返すと、それがきっかけになって「勝手にグルグル回り出す」。また何もしなくても回り出す物も結構ありました。
だから焼き手は勝手にグルグル回るたこ焼きの「管理をする」だけなのね。焼け具合を見たり、液を足したり。
これなら誰でも1時間で焼けるようになる。この焼き器が開発されたからこうやって海外展開出来るんだろうと思いました。
家に持ち帰ってから、まだ熱々の内に食べてみたんですよ。
美味しい~~~~~~。なんじゃこりゃ、と思った。
前はこんなに美味しくなかったはずだし、「家で作るほうがよっぽど美味しい」と思っていたのですが、今回のたこ焼きの美味しさは「家でどう頑張っても無理」だと思いました。完敗です。
そして今までかなりの量のたこ焼きを家で作りましたが、「タコ」が高いので結構コストが掛かるんですね。安いタコを探して何度か作りましたがやっぱり美味しくない(大型のイイダコが一番コスパは良さそう)。かと言って「中島水産」で刺身用に売っているタコを使ったらとんでもないコストのたこ焼きになってしまう。
でも銀だこのたこ焼きに入っているタコは、結構美味しい。
つまり、銀だこで買ったほうが安いってことでもある。
あーーあ、これでやっぱりたこ焼き器はお蔵入りになるってことか・・・。
あれだけ練習したのに・・・
たこ焼き器の形ですが、家庭用(業務用もきっと同じ)の穴は「半円」ですよね。ところがこの鉄板についている穴は「深い」んですわ。「底が丸い円柱」みたいな。
なるほど~~と思いましたっけ。家庭用でもこういう形状の方が焼きやすいはず。穴から溢れている液を押し込む必要もないし、この方が簡単に思います。
って、家庭用でも量を少なめに入れれば同じことかな?(笑)
銀だこ、大したもんだわ。脱帽! m(_ _)m