トレードに関して書くのは難しい & 理解するのも難しい 【相場】

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とうとうダボ流の「トレードの薦め」を書き始めましたが、早速、壁にぶち当たっています。(笑)

私はプロのトレーダーではないし、読者はご存知のように私の「書き方」って要点をはっきりとうまく書けませんから読み手が理解するのも難しいのだろうと思います。

もし私が「伝えるのがうまかった」としても、それで読者が実際に勝てるようになるのかどうかはまた別の話なんですね。

世の中には掃いて捨てるほどノウハウ本がありますが、そもそもそれで勉強すれば勝てるようになるのか。

ここが重要だと思うんです。

そもそも「勝つための秘訣」なるものをですね、箇条書きにしてそれのちょっとした説明があったとして、じゃぁそれを読めば誰でも勝てるのか?なんてことはありえないんですね。

松下幸之助の書籍を100冊読んだところで松下幸之助みたいにはなれないのは皆さんご存知のはず。(笑)

中にはそれで「わかった!!こういうことか」と得心してガラッと変われた方もいらっしゃるんでしょう。でも多くは「なんだかおかしいなぁ・・」「どうしてここに書いてある通りにできないんだろう」と思うはず。

私は若い頃から調べ魔ですから、トレードに関してはかなりの書籍を読み込んできました。トレードの世界でトップを走っているトレーダー(多くは米国人)の書物から、日本の古典的な手法、日本のトレーダー達のノウハウ本。

でもそれは周辺知識が増えただけで、私の「勝ち」には結びつかなかったんですよ。

頭でっかちにどんどんなるばかりで実績が伴わない。

でも負けず嫌いですから、トレードを続けてきた。でも最初から同じ手法かと言うと全く違っていて、スタートは多くの人と同じ「株式投資」からでした(大学生時代ですから45年も前 笑)。もちろんデイトレとか日計りなんて言葉さえ無い時代。それがずーーっと長く続きまして、日本に「日経225の先物、オプション」が上場される時代に入った。またその時にはすでにオーストラリアに渡っていました。

それに手を出した時に、「自分にはこちらのほうが合っている」と感じて、それからは一切株はやめて先物とオプションに没頭。

この頃はインターネットはありませんでしたが「パソコン通信」はあったんですね。これで情報交換の場を作って、一つのサイトに掲示板を4つ5つ立ち上げて、それぞれの課題を決めて大いに盛り上がった時代でした。相場仲間が出来たのがこの時代で、定期的に日本で「勉強会」を開いて、プロやハイアマを招いて、「基本的な考え方」や「売買手法」の研究、情報交換をしていました。

でもそこでも自分の成果に大きな変化が出たかというと大したことはありませんでした。なんせまだ「売買手数料」が高い時代でしたし、「手数料を払うために頑張っていた」ようなもの。

ところが多くの情報がはいるようになって、証券会社内のトレーダーが「日計り」という売買をしているのを知りました。まさにこれがデイトレードなのですが、興味はそちらの方に移った。それが私のデイトレード(日経225)を始めるようになったきっかけ。これも数年続きましたかね。

でも利益が面白いように出ることもなく、やっぱり手数料を上納するためにトレードしていたようなもんです。でも大きな負けが出るようなこともありませんでした。いわゆるよくあるパターンの勝ったり負けたりが延々と続いていた感じです。

それまでに「俺って相場に向いていないんだろうなぁ」なんてことはいつも考えていて、でも諦めるのが嫌いですからウズウズ続けていたんですよ。日本での勉強会も重ねましたが、そして相場仲間の情報交換は活発になったものの、大した結果は出ず。

そんな時に、フト、海外はどうなっているんだろうと思ったわけ。今じゃFXにしても先物、株にしても「海外取引」は一般的ですが、当時は海外モノをトレードする人は極端に少なかったんですね。でも勉強会に招いたあるセミプロのトレーダー(当時30代)が「海外の方が面白い」と教えてくれたんですね。

で、海外に目を向けたらまぁびっくりこいたわけです。手数料はめちゃくちゃ安いし、対象商品は山のようにあるし、取引時間は長いし(チャンスが多いということになる)、そしてティックが小さいのね。だから利益を出しやすい。ここは非常に重要で、ここで言うティックは「刻み値」のことです。当時日経225先物はミニもなくて刻み値が10円だったのね。そして取引時間はご存のように短かった。

(今では日本国内の投資環境も随分変わって、【恵まれた環境にある】と思います)

そこで海外の先物をいろいろいじってみたわけですよ。ありとあらゆる国の先物にトライしました。商品先物も含めて。

これが面白いのがわかって、つまり日経225先物より「簡単」だったのね。それから一切、日本モノは触らなくなりました。今でも日経225ってとんでもなく難しいと思っています。株のデイトレードも同じく、それで勝てる人がいるのが信じられないぐらい。ただ、JGB(日本国債の先物)は時々トレードしていました。動きが緩慢で出来高が半端じゃなく大きくて、チャートに乗りやすいのね(分析が簡単)。でも今のJGBは知りません。

勝てるのがわかると面白くなるわけで、結果的にドイツのBund、DAXと出会って私のトレーダー人生が花開いたのは今までも書いた通り。

このBundとDAXの出会いが無かったら今の私はなくて、オーストラリアで沈没していたか日本に逃げ帰っていたんじゃないかと思うのですが、それ以上に、「私のトレード手法」も時代と共に変わって行ったんですよ。

自分の手法のどこが悪いのかってのは、勉強会でプロやセミプロを招いたり、仲間と情報交換をしてもよくわからなかったのですが、ある二人のトレーダーの言葉がキッカケで変わったんですわ。

当時私と非常に仲の良いトレーダーがいまして、私より20歳以上年上だったのですが、彼のチャート分析の凄さって感心するばかりで、今じゃそれの使い手って聞いたことがないくらいなのだけれど「篠原レシオ」というインジケータの使い手。私も彼に教えを乞うて勉強したのですが、自分に合うとは思えず途中で挫折。

でもこのトレーダーってアマチュアなんですが、まぁこれまた投資歴が長い人で、彼はIBMの技術者をやりながらボチボチ投資をしていたんですね。当然、時代的には日本の株式投資です。で、IBMを定年退職して当時は退職金もごっそり出た時代で「片手」のまとまった金額を手にした。

これで彼は大きくなろうと、それまでの知識技術を総動員してトレードに打ち込んだのね。

でも見事失敗で、ほとんどの資産をなくしてしまった。退職金もパーにして家族崩壊直前まで行った時に、彼は何か閃いたのでしょう。そして相場での失敗は相場でしか取れ戻せませんから、彼は最後の最後の自分の小遣いである5万円を握りしめて再挑戦。

そこで彼は生まれ変わったんですね。復活した。5万円から復活したなんて信じられませんでしたがそれが彼の相場人生。私が彼と知り合ったのはそんな頃。

当時彼は今の私より年上で、かなりイッちゃったオジーチャンですがIBMの技術者をやっていましたから非常に論理的。それでも「どうして復活できたのかのポイント」を私がどれだけ彼に食らいついて話を聞いても、どうにもピンとこないんですよ。

でも彼は細かい技術的なことは教えてくれたのですが、私の「相場に向き合う姿勢が悪い」と思っていたんでしょう。でも彼は私のそれのどこがどう悪いのかははっきり教えてくれないのね。でも彼が私にいい続けてきたことは

「ダボさんも一度裸にならないとわからないんだろうね」

という言葉。裸になる、つまり彼がそうだったように、「一度大失敗して破産する」あるいは破産同然にならなければわからないだろうってことなのね。

この言葉はそれからずーっと私の心の中で引っかかったままでした。でも私に意味が良くわからない。

それともう一人の「私の人生を変えた人」の話をさせてください。

上にも書いた「海外の方が面白い」と教えてくれたセミプロのトレーダーですが、彼は当時まだ30代でしたが金融会社に勤めていてトレーダーでもあって後に独立して自分のためにトレードを続けていた人なんですが、まぁ、さすが業界の人ですから勉強会に来てもらって聞いた話も知らない世界の話で面白かった。

勉強会の合間に、皆で昼ごはんを食べに行ったんです。

テクテク歩いて店に行く間に、私は彼に聞いたんですよ。「勝つポイントはどこにあるのか」って。

彼はプロとしてトレーダーをやって、その後独立したわけですが、自分の家を取られる直前まで行ったこともあったとのことで、「それ以来、バカでも勝てる時にしかトレードしません」とのこと。

この二人の言葉。

「ダボさんは一度裸にならないとわからないんだろうね」

「バカでも勝てるときにしかトレードしません」

聞いた時にはさっぱりわからなかったのですが、その後、5年ぐらい経ってからでしょうか。その頃にはもう日本での勉強会もやめていましたし、仲の良かった相場仲間もトレードから離れていく人ばかりで、残っていたのは3人ぐらいかな。でもそれぞれ方向性が違いますので連絡も取らないようになっていた。

その頃から、また私は孤独な戦いを続けていたのですが(笑)、ある時、このことかぁと直感したんですよ。

それって非常に簡単なことで「勝てると思った時にしかトレードしない」「わからない時には手を出さない」「悩んだときには撤退」ってことなんですね。

そんな言葉はそれまでに何度も聞いていたものの、私には理解できていなかったことをその時に気がついたんですよ。

IBMの技術者だった彼は、「ここぞ」というポイントが出てくるまで何ヶ月でも毎日チャートを見ながら待てる人でした。こういうことってできそうでできないんですね。普通なら適当なところで見切り発車をするんじゃないですかね。でも彼は最後の最後の5万円を握りしめて、これが最後の金だと思ったから、本当のチャンスが来るまで待てたんでしょう。彼のチャート分析の技術、知識を総動員して「ここだ!!」という確信がない限り絶対に動かない人でした。

だから彼から見れば、毎日、買いだの売りだの騒いでいる私を見て「ただ遊んでいるだけ。楽しんでいるだけ」だと思っていたに違いないんですね。

またセミプロの言った「バカでも勝てる時しかトレードしません」というのも結局はそういうことなんだろうと。

こうやって書くと、「そりゃそうだ」って思いますよね。でもそれを自分の奥底で理解して、そういう行動を取れるようになるには私にはそれなりの時間がかかったし、それを教えてくれた彼らも「破産同然」「家を取られる寸前」まで行ってやっと気がついたってことなんですね。

結局ですね、勝てるか負けるかってのは「読み」とか「分析技術」「売買技術」によるものだと考えがちですが、実はそうじゃなくて「勝ちがハッキリ見える時にしか出撃しない」ということができるのかどうか、ここにポイントが有るんじゃないかと思うんですよ。

つまりですね、ファンダメンタルズをどう読むかとか、チャート分析の技術とか、それより大事なものがあるってことなんですね。これがわからない限りどうにもならない。

要は「待つ事が重要」ってことなんですが、これってなかなか出来ないんですよ。本当に難しい。ましてや日足を見ながらの投資ですと、チャンスなんて「数ヶ月に一度あるかないか」なんですね。それを毎日待ち続けるなんて不可能と言って間違いがない。私がデイトレの世界に入ったのも結局はそれが理由です。デイトレなら一日に何度もチャンスは来ますから。(これに関しては前にチャートを出して説明したこともありますね)(ただし、常に両建てにして売りサイド、買サイドの比率を増減させながら利益を出す方法もある。なぜそんなややこしいことをするのかわかります?)

頭で理解できてもそれをそのまま行動できるかってことなんです。それができる人なら相場で勝つのは簡単かもしれない。でもそれが出来ない場合は、常に自分を監視して、ちゃんと行動できているか常に問うようにしないと駄目なんですね。もし実際に売買をしている人は、過去の売買譜をしっかり見てほしいんですよ。自分が売買したポイントって本当にそれでよかったのかって。

普通の人は「勝てていてればOK」「負けたら失敗」と考えますが、これって大間違いなんですね。勝てても「出撃しては行けない場所」、負けても「出撃するべき場所だったか」の反省会が何よりも重要で、結果オーライ、あるいは結果重視ってのは駄目なのね。逆に、「出撃するべきでないところで出撃した場合は勝っても失敗」なんですよ。「出撃するべきところで出撃していればそれは負けてもOKな負け」なんですね。

自分が作ったルール通りに売買できているかどうかが何よりも重要で、勝ち負けの結果だけを見たらいつになってもうまくならない。これは断言できます。

さて話は元に戻しますが、次に出る疑問。「勝ちがハッキリ見える時」ってどういう時か。

これも簡単ではないですが、自分の中に「絶対の自信があるかないか」と言葉を変えても良いと思うんです。ではその自信はどこから来るかと言えば、経験でしかないんでしょう。そして自分が信じる分析方法を決めて、それで繰り返し市場を見ていくしか無いのね。では自分が信じる分析方法とは?とまた疑問が出てくるわけですが、ここに「正解はない」んですね。

ただ、私が考える「これが良いんじゃない?」ってのはあるわけで、そんなことを書いていこうと思うわけです。そして上に書いたように「非常に大事なこと」、つまり「考え方」「行動パターン」が何よりも重要で、これって「注意スべき点」として羅列してもそう簡単に会得できるもんじゃないのね。

でもそれを伝えることができなければこうやって私が書く意味がないんですね。

つまりですね、チャート分析にしても「こういう動きの時は買い」「こういう時は売り」なんてのは初歩の初歩でしかなくて、それを知ったから勝てるようになるわけじゃないってこと。

ダボ流「トレードの薦め」を書いて、早速二件のコメントをいただきました。

一つは「夢いっぱい溢れている」コメントと、もう一つは「冗長で回りくどくてわかりにくい文章ですね」というコメント。

どちらも私にはよく理解できます。

でも私が思うことは「そう簡単にいきませんよ」ってことなんですよ。

夢があるから絶対に諦めないって非常に大事で、それは私が実践してきた基本中の基本。諦めて夢を捨てた人から脱落しますから。でも欲が深いとそれが理由で勝てなくなるってことなんですね。目標額が小さいからどうにかなるだろうなんてことは絶対に無くて、それこそが「欲望を隠そうとする潜在意識の顕れ」であって、それを排除できないと絶対に勝てるようになれないと思います。ここは非常に大事なポイントだと思います。

またもし「わかりやすい文章」が好きなら、世の中には素晴らしい書籍がいっぱいあるわけですから、読み焦れば良いってことなんですね。それで勝てるようになる世界じゃないとは思いますが。別に私は「私のブログを是非読んで下さい」とお願いしているわけでも何でもないところを勘違いしないように。

また大事なポイントを羅列したものを読んで勝てるようになるほど簡単じゃないってことなんですよ。

勝つ秘訣は「皆さんが考えているところと違うところにある」ということを私は書こうと思っているのです。

でも何度も書くように、それは「私がそう思うこと」だけであって決して正解ではないだろうし、誰にでも当てはまることでもない。

でもその中から、たった1か所でも「なるほど」と思うことがあれば、是非それをキッカケに一歩進んでほしいと思うだけなんですね。

また私はわかりやすく書こうとは思っていますが、残念ながら私の脳みそではそれができないのです。これじゃわからんと思うなら無視してくれれば良いわけで、「お願い、読んでね」ってのとは全く違うわけですよ。

ただ私が勝とうと思って勉強していた時には、ありとあらゆるどんな人のどんなわかりづらい説明でも「そこになにかあるかもしれない」と貪欲に「何か盗もう」と思って努力して来ました。「あんたは説明が下手ですねえ」なんてことは考えたこともありませんでした。きっと若い方はその辺の考え方が違うと思うのですが、所詮「大事なものは盗むしか無い」んですね。わけがわからないと思ったらそこで損するのは「自分」だと私は思ってやってきました。

広い砂浜に落ちているかどうかもわからないダイアモンドを探そうとしない限り、それを見つけることも出来ないのね。誰も自分にピッタリあった必勝法を教えてくれるなんてことは無いんですから。

でも読者の方もそういうつもりで読んでくれなんてことは考えていません。これも「出会い」とか「縁」でしかないんですね。何のひらめきも感じなければスルーすれば良いだけのことです。

私は最近、トレード関係の書籍は一切読みません。だから最近の潮流ってのが全くわからないし、実は知ろうとは思わないんですよ。ただ分析技術に関してはもっと磨きたいので勉強は続けています。でもそのために読むのはネット上のフォーラムとトレード関連の月刊誌である「Stock & Commodities電子版」のみです。

どちらにしても私が今後書くことで「これで勝てるようになる」なんてことは多分ないと思います。でも多くのトレーダーを見ていると、あああ、横道にそれているなと感じることは多々ありますし、私が考える「近道」を書いていこうと思うのです。でもその近道を歩いていってもどうなるかはわからない。そういう世界なんですね。

ここまで読んで、あああ、俺には無理だ・・って思う方が多いと思いますが、そういう人は絶対に相場に手を出したら駄目なんですね。やる気のある方には勝ってもらいたいけれど、やる気が無いのに相場に手を出すなんてとんでもない、やめた方が良いというのもこのブログで主張したいことでもあるんです。

ちょこちょこっと勉強して勝てるなら、なんで80%以上の人が負けるんです?私に限らず、寝ずに勉強し、一日中どうやったら勝てるのか考えている人はゴマンといるのに。多分、トントンの人が10%、そこそこ利益を出している人は5%、そしてそういう損を出している分を利益としてポケットに入れている人が5%程度の世界じゃないでしょうか。簡単には勝ち組に残れない。

でもこれって不思議なんですね。

相場って上がるか下がるか(動かないか)の二通りしかないんですよ。ということは、買うのか売るのか、それをサイコロやコインで決めたとしても勝ち負けの勝率は五分五分なんですね。ま、細かいことを言えば手数料とか売り買いの差であるスプレッド分がどんどん減っていきますが、「80%以上が負ける」のはなぜなのか。本来の確率以上に負けてる人が多いって不思議じゃないですか?

ここに勝つ秘訣があるってことなんですね。

これをわからずしてファンダメンタルズだろうがチャートの分析技術を磨いても無駄ってこと。

これって答えは簡単で「人の欲望と恐怖」が負けに導くってことなんですね。「自分の深層心理はなんと自分が損する方向へ働く」ということを理解するのが出発点だということ。そこから売買手法なりなんなり構築していけばどうにかなるってことなんですね。

だからそれがわかっていれば、単純な分析手法でも勝てるってこと。

相場の世界で面白い逸話があるんですよ。かなり昔の話ですが、非常に株式投資のうまいオバーチャンがいたそうです。でも彼女はやり方を一切秘密にしていた。そして彼女が亡くなった後に、彼女が大事にしていた手帳を見たところ、なんとそこには「毎日の値」と「単純移動平均」を計算した値が書いてあったと。きっと彼女は相場の基本中の基本である「グランビルの法則」に自分で気がついていたんでしょう。

これってチャート分析をする者からいうと笑っちゃう話なんでが、今時、ローソク足と単純移動平均線で勝てると思う人は少ないと思うのだけれど(私もそう思う)、勝ち負けの大きなポイントは分析力にあるのではないってことじゃないかと。

ま、そんなことも含めて、「どうやって勝つか」の前に「どんな心構えが必要か」みたいなところを書いていこうと思っています。

でも私が書く文章はわかりずらいですよ~~~~。 (笑)

実際に、トレーダーに育てようと思っている長男にはいろいろと毎日毎日教えているわけですが、「ああ、こういうことか」って彼が理解するにはかなり時間が掛かるのがわかります。でも私が理解するのに何年も掛かったことを数週間で理解できるわけですから、長男がどうなるのか、それが楽しみです。でも理解したことを実行できるのかはまた別の話なんですね。

心配は一つ。「時間を掛けて理解する」というところが大事なのかもしれないってこと。一つのことを理解するのにあっち行ったりこっち行ったりするわけじゃないですか。何年も掛けて「こりゃダメだ」とわかることもあるわけで、そういう「道のり」が本当は大事なのかもしれないと思ったり。

でもね、昨今のマスメディアにも出てくるような若い成功者って「短期間で勝てるようになっている」のね。そして彼らは決して昔の相場師のように「一発大勝負」で利益を出しているんじゃないってこと。ここは非常に重要で、「ある時、大儲けした」なんて話は掃いて捨てるほどあるんですね。20代で数ヶ月で数千万稼いだなんて話は今の株式投資の世界でもゴロゴロ転がっています。でも「そう言えばあの人はどうした?」なんて聞くと知らないうちに消えている。

ギャンブルとトレードとは全く違うわけで、基本をきっちり決めて育っていくのが大事。

ダボ流「トレードの薦め」序章に書きましたが、目指す手法として大事なポイントは

◯ リスクが低い
◯ 安定収入を見込める
◯ 将来的に大きくできる

これから逸脱する手法は、いつか必ず壁にぶち当たるはず。最初はとにかく勝ちたいと思いがちですが、そればかり考えていたら駄目なんですよ。続かない。

勝ちたいという気持ちが強いからこそ、大事なことが疎かになるのね。相場に手を出す人の80%以上が負けるってのは、ここに気が付かない人が80%以上いるってことだと私は思うんですよ。でもこれに気がつくのも簡単じゃないんですよ。そもそも「勝ちたいから相場を始める」のが普通ですから、勝ちたい気持ちを捨てろと言われて、はいそうですか、という人はいないのね。

だから売買ルールを確立するのがいかに重要かってことになるんですが、じゃあどういうルールを作るべきかもわからない人だらけなのね。

ま、そんなところから書いていこうと思っているわけです。

実際に、チャート分析で何がポイントかという話になるまで結構時間が掛かるかと思いますが、慌てずに、是非とも、私が費やした何十年の時間を皆さんが同じように費やすこと無く、効率よく勝ち組に残れるような話にしたいと思っています。

あるいは今の時点で理解できなくても、ある日、悩んだ問に、そう言えばダボがこんなことを書いていたっけと思い出すときが来れば是非、戻ってきて過去ログを読んで頂きたいと思っています。ブレイクスルーが見つかるかもしれません。

どちらにしても「勝つためのポイントがいくつかあって」それを箇条書きにでも書いておいて、それを実践すれば誰でも勝てるみたいな単純なものじゃないってことなんですよ。でも誰かの「たった一言」で変わるんですね。ここが面白いところで、でもそのポイントは人によって違いますから、いろいろ書いていこうかと。

私の書き方にも問題があってもっとわかりやすい書き方があるんでしょうが、こればかりは私の脳みそがそういう風に出来ていないわけで・・・・、その辺はご勘弁を。m(_ _)m

チャートに関しては別枠で書いていこうかな・・。

 
 
 

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