「麗苑@リッツカールトン」は美味しかった

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元旦は一族揃って食事に行きました。「麗苑@リッツカールトン」です。

正月だから豪勢に~~~ってわけでもなくて、いつも家族が集った時の食事って感じ。

前に何度か書いていますが、この麗苑って私達がマレーシアに来るようになってからは「中華料理店のトップ5」に入る店で何度も大勢で行きました。ところがある時、「なんだかおかしくない?」みたいな味のときがあって、行かなくなっていたんですが、「なわけないよね~」ということでまた行ったんです。その時はちょっと味が落ちたどころじゃなくて、「北京ダック」が臭かったんですよ。まさかと思うけれど本当の話。その時の黒服の対応も悪くて、「麗苑」にはもう行くまいと決めました。

それから一年、全く行っていなかったのですが、息子が友人と何回か行ったらしくて「全く問題なんか無くて美味しかった」というので、今回行くことにしました。

結論から言うと、「全く問題なし」でした。一体あの立て続けに美味しくなかったのはなんだったんですかねぇ。

そして「麗苑」はノンハラルで豚関係がありますから、やっぱりハラルの中華店とは違うのね。ここは高得点。それとですね、味付けが甘くないんですよ。これって高得点どころか「なんで?」みたいに驚きました。最近、我々が行く中華店の場合「甘くてダメだ・・」という店が多いですから。かつては大のお気に入りだった「ライポーヒーン@マンダリンオリエンタル」もそうですし、普段使いにも良いと思っていた「Grand Imperial」、「Ti Chen@サウジャナリゾート」もそう。

なんだか我々が考える中華を出す店のほうが少ない感じがするくらいで、でもここはマレーシアだからマレー人を客と考えればハラルで、味付けも甘めになるのはしょうがないですよね。中華系が多く住む街の昔ながらの中華店は違うのでしょうが、家から遠い店に行く元気がありません。

それと「麗苑」ですが元日だってこともあってほぼ満席でした。でもその客の半数以上が日本人。それもみた感じでは旅行客が多かった。

前に来た時にひどい目に合った北京ダックですが、全く問題なし。

切り方も「皮だけ」という当たり前の切り方で、これは私達としては嬉しい。そしてかなり前に気がついたことですが、北京ダックのコースだと麗苑では「残った鴨の肉の部分」でヌードルかチャーハンが選べるのね。これが結構美味しい。今回はチャーハンを頼みましたが、それも美味しかった。

また長男が美味しいとオススメの小さな小さなアワビ(トコブシ?)の点心。この小さなアワビですが、干しアワビを使っているところがさすがだと思いました。干していないアワビとはかなり違う。

頼んだ点心類は「お決まりのもの」を3セイロづつ、人数が8人ですから今まで食べたことがないものは1セイロづつ頼むとか出来たので、色々試せて良かった。

嬉しかったのは「大根餅」。最近、美味しい大根餅って食べたことがなくて、イポーでも出会えませんでした。どこも粉っぽいのね。でもこの大根餅は大根が主張していた良かった。

ああ、それと点心のメニューの最初のページに「シェフのオススメ」みたいなものが並んでいますが、確かに美味しいものが多かった。

今回の食事は決して「お正月の御馳走」って感じじゃなくて、いつもの飲茶みたいな食事でしたが、やっぱり麗苑は満足できるレベルだと思いました。そしてですね、高価なものを頼まなければ街の中華料理屋と大して値段は変わらないのね。ちょっと高い程度。

KLCCの近くに住んでいたら、このお店は気楽に行けると思いました。ただ、夜の「お食事」の場合は別ね。(笑)

そんなこんなで、「麗苑@リッツカールトン」はもうダメだ、二度と行かない、なんてのは過去の話になりました。

でも私は「シャンハイ@JWマリオット」の方がワンランク上の美味しさがあると思ってます。

美味しかった~~。ご馳走様~~~。

 
 
 

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