中華料理やマレー料理には一切興味を示さないシドニーから来た次男坊ですが、どこに連れて行ったら喜ぶのかがよくわかりません。
ということで、私達が気に入ってるスペイン料理の「Mercat Barcelona@ 1 Mont Kiara」に連れていきました。これは３日前の話。
まぁ、この店で食べるものってほとんど決まっているので、あえて私は黙って息子たちに注文は任せました。
最初に出てきたこのオリーブが美味しい～～～。こういうのをきっとスーパーでも売っているのだろうけれど、見つけるのは至難の業。あんまり美味しいのでこれはおかわり。
私がいつも楽しみにしているのはこのパンなんですよ。行く時々で美味しさが違うのね。きっと「焼いてからの時間経過」だろうと思うのですが、最初に出てくるこれが美味しいと良い予感もするし嬉しいのね。今回はこれが美味しくて、オイルとバルサミコでバクバク食べちゃいました。この耳がサクサクしていてこれまた美味しいのね。でも底の耳は美味しくない。（笑）
このジャガイモの可愛い料理ですが、メニューも見ていませんので名前も知りませんが、美味しい。出足好調。
そして皆が気に入っているイベリコ豚のコロッケ。なんとも言えない味がします。こういうのを家で作れたらなぁ・・・なんて食べるたびに思う。（笑）
チョリソと子ジャガイモ。この店のこの小さいチョリソは美味しいと思うわ。これのオイルにパンを漬けて食べるのも美味しい。
私はメニューを見ていないのでこれがなんだかわかりませんが、多分、ザリガニじゃないかなぁ。これも美味しい。今の所、ハズレ無し。
イベリコ豚のハンバーグじゃないかと思うのですが、美味しいけれど、これはもう頼まなくてもいい感じ。
これが美味しかった～～～。ハモンイベリコベジョータ。上に乗っているのはアプリコットか何かのジャム。中はサクサクのパンだかクッキーみたいなのが入っている。
そしていつも必ず頼む、ハムとチーズのコンボ。
いつもはこれのチーズ数種類が美味しいのだけれど、今回はいつもと違っていて、感激はなし。またハムだけれど、小さなチョリソは美味しくて、そして今まで見たことがないものが。それは一番右の何かしっとりしたものが乗っているハム。そしてその隣のハモンイベリコベジョータが美味しい。
スタッフにこの一番右のは何？と聞きましたところ、チョリソから作ったソースですと。これがなんとも言えず美味しいので、これだけオーダー。
でもこの手のものはやっぱりちょっとだけ食べるのが美味しいと納得。（笑）
そして今日のハモンイベリコベジョータがイヤに美味しいのでそれも追加。
う～～～む、美味しい。かなり美味しいと思う。いつもこれは無いよね？と私が言うと、いやいや、いつもこれはハムとチーズのセットの中にあったじゃないかと長男。
本当かなぁ。でもこの美味しさを感じたのは初めて。前に、店の中に置いてある「生ハムの原木」からハムを切ってもらったけれど、こちらのほうがその何倍も美味しいと思う。
そして、来ました。イカ墨のパエリア。
この店はいろいろ頼むと、どんどん持ってきてしまうので、私達は「注文の仕方」で調整します。ゆっくり頃合いを見計らって出してね、なんて頼んでもがっかりするのがイヤですから、注文の仕方でコントロールするのが一番。そうじゃないと、ここのこのパエリアは美味しいと思うのだけれど、他のものと一緒に頼むと、「一番最後に」って言っても、他のものがまだずらーっとある内に持ってきちゃうのね。でも最後なのは間違いがない。（笑）。
そして「クリスピーに焼いてくれ」と頼みます。前回はそれでもいまいちだったので、今回はかなり念を押したんです。
すると、クリスピーの行き過ぎで焦げちゃってやんの。(T_T)
でもこれのパエリアの皿からの盛り方にも気をつけないとならないと思いました。木のシャモジでこれを混ぜてからよそるのですが、普通、スタッフがやってくれるのを私達は自分でやります。で、この時に、焦げ具合をみて、焦げすぎだとしたらそれなりの混ぜ方、よそり方をしないと駄目ってことなのが今回わかりました。
おこげ好きの我々はそのシャモジでゴリゴリとやってしまったわけですよ。程よく焦げていればそれで良いわけですが、今回みたいに焦げすぎの場合、真っ黒クロスケまでもゴリゴリ落として混ぜちゃうことになる。イカ墨で真っ黒ですから、お米の焦げているのも全く目視できず。じぐそ～～～～～。
でも面白いことが判明しました。皆がおこげ好きなのに、次男坊だけ、「俺はおこげが好きじゃない」と言い出したんですよ。キャラメライズとは何か彼も料理をしますから知っているんですが、おこげは嫌いなんですと。ご飯のおこげも嫌いだと。
うっそ～～～～～～という話になったのですが、結局この焦げ「過ぎ」が嫌いなんですね。そんなの誰だって同じだ～～、アホ～！
でも程よいおこげにも興味が無いそう。こういう人もいるんですねぇ。同じ家族なのに不思議だ。しかしもったいない・・。
ということで、今回もまた美味しく食べることが出来ましたし、シドニーから来た次男坊もこれだけのお店はシドニーでも知らないと言っていましたので、大成功。でもパエリアは自分が作るほうが美味しいかもしれないという自信過剰男。（笑）
相変わらず、皆で飲んで、食べて、喋りまくって一日は終わった。
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