私は【何もしたくない病】に罹っているような気がする

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次男坊夫婦が孫と一緒にシドニーからクアラルンプールに来て、5泊6日、私達3人も行動をともにしていたのですが、強く感じたことがあります。

コロナもありましたし、そもそも引きこもり家族の私としては【クアラルンプールの変化】を見て驚いたんですよ。ブキビンタンに行ったのなんて3年ぶりかな?

全く違う街に見えたし、毎日、車で移動してあっちこちに行きましたが、カーナビのWaseがバカなのか、それとも街が大きく変化したのか、「全く知らない、わけのわからない道ばかり走らされた」のね。いくら私が引きこもりだと言っても、クアラルンプール内で移動する場合、その地域や道順はそれなりにわかっているわけですよ。

ところがですね、どこに行くにしても「この道、通ったことがないな」と思う道ばかりで、一体、今、どこをどう走っているのかもわからなかったのね。間違いなく新しい道路が出来ているにしても、「まるで通ったことのない道ばかりを走る」って考えられないんですよ。

またブキビンタンも大きく変化していて、【時は常に動いている】という当たり前のことを感じました。

つまり「自分は取り残されている」のを強く感じたってこと。

もう70歳になった私ですから、「時流に乗ることは不可能」だし、「時流に乗る必要もない」のはわかるのだけれど、それにしても「自分は過去の遺物だ」と強く感じたわけです。

これってうまくないんじゃないか・・・。

たとえ時流に乗れないにしても、どういう変化が起きているのかぐらいは理解していないと駄目だと思うんですよ。そういう意味で私は間違いのない【過去の遺物】。

「やりたいことをやっていれば良い」のは大正解だけれど、世の中の変化を見ていないと「新たにやりたいことも見えてこないはず」なのね。

これは昨今のAIもそうだし、それを取り入れたPCのソフトがとんでもない大変化を起こしているのね。たとえば多くの人が長い間使っているエクセルやワード、あるいは画像編集ソフトのPhotoshopみたいな定番ツールでも【とんでもない大変化が起きている】のね。

これって私には絶対に必要不可欠な、「相場の分析ツール、チャート」にも間違いなくその大津波は押し寄せてくるはずで、そういう進化に意識を向けておかないと、それこそワープロもPCも、FAXもコピー機もなかった私の若い頃に留まったままでいるのと同じことが起きるんじゃなかろうか。

これは「注視が必要なこと」というだけではなくて、「楽しみさえも自分で潰している」感覚があるんですよ。

もう自分は「最先端の波には乗れない」にしても、【何が起きているのかも知らない】ってのは非常にうまくない。

【知ろうとも思っていなかった】と言っても良いぐらいで、「自分がしたいこと」「自分にできること」それをこれからもやっていれば良いと思っていたのは大間違いだと思うようになりました。

私は【何もしたくない病に罹っている】と思ったくらい。

「もう若くはない」のは間違いがないけれど、それが「やるべきこともしない理由にはならない」と思うようになりました。

新しい波に乗るのは大変で、変化のスピードはあまりにも早すぎると感じるけれど、【新幹線に乗って変わりゆく景色を見る】のと同じ様に、時代の変化を見つづけて、「やるべきこと」だけではなくて【新たな楽しみを見つける】ようにしたいと思っています。

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今、度肝を抜かれるような半端じゃない変化に驚いて、それを吸収しようとしているのが、私の趣味でもある【画像、映像の編集、後処理】です。

本当に「まさか」と思うようなことが起きていて、それは画像・映像処理ではトップを走るAdobeの製品の変化、進化に出ています。

様々なその方面のAIや新たなソフト、競合が出ていて、【もうAdobeの支配は終わったかな?】とこの数年、思っていたんですよ。でもLightroomは一生手放せないソフトだし、サブスクはしているけれどほとんど使わないPhotoshopだけれど、近頃、これに大変化が起きた。

やっぱりAdobeはその方面の王者に変わりはないのかと思ったくらい。

AIによる画像生成ソフトもいろいろありますが、AdobeのFireflyというAI画像生成ソフトのみが(いまのところ)著作権の問題をクリアしているのね。遊びで使うならどうでもよいけれど、仕事で使うにはこれは非常に大事なポイントで、多くのプロがAdobeに流れる、戻るのは間違いがないと思う。

そしてそのAI技術が「画像、映像編集ソフト」にも使われていて、これも半端じゃない進化。これって「現場ではなくてデスクトップでの仕事が中心になるカメラマンが増える」時代が来るかもね~。

素材としての画像や映像のストックは山のようにあるわけですが、それを使って「新たな画像、映像が作れる」という時代。当然、元の素材そのものをAIで作れる。

どんな事ができるかの例。Photoshopです。

こんな夢みたいな画像編集が出来るAI搭載ソフトまで出てきた。(Adobeの製品ではない)

Adobe Fireflyの説明。(日本語)

テキストから画像を作るのは多くの機能の内の一つ。こんな画像が一瞬に作れるし、これを変化、加工することも可能。

これらがどれほど凄いのかは「画像や映像の編集、後処理」をする人にはすぐに分かると思うのですが、【こういうAIの時代は始まったばかり】でこれが完成形ではなくて「はじめの一歩」でしかないということ。

またPhotoshopって機能が多すぎて使いづらい面がありますが、この動きは【他のソフト】にも起きるのは100%間違いがないわけで、私としてはそれを楽しみにしています。

そしてAIは「ありとあらゆる分野に出てくる」のも間違いがないわけで、これは「自分の能力を拡張できる」という意味でもあって、これからも注目していこうと思います。そしていつの日か「そういうAIを搭載したロボットが必ず出てくる」ということだと思うんですよ。

それこそが「本当の大変化を起こす」と私は思っていて、その日まで生きているかわからないけれど、楽しみです。

5泊6日をクアラルンプールはブキビンタンで過ごしただけで、私の中で大きな変化が出てきたということ。

今日の自分を超えて、明日は新しい自分に出会ってみたい

この私の命が尽きるその日まで、この気持ちを大事して行こうと思っています。

-----(追記)-----
 

Adobe Fireflyを使って、「A traditional Malaysian house sitting on an island in a pond surrounded by jungle」というプロンプトを入力し、数十秒後に生成された画像の例。

私の真の姿。(笑)

プロンプトは「mechanical steampunk pink pig wearing goggles and a top hat, pipes and bricks in the backdrop, cinematic, smoke and dust, sparkles, god rays」

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