加油！！台湾！！

2024/04/04
世界
0件

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

台湾で結構大きな地震がありましたね。

私は若い頃から台湾が大好きで、仕事でも結構行き来していました。なんだか普通の外国と違うイメージを持っています。

また歴史的にも、台湾人に対して申し訳ないと思う部分もあって、ただそれは良く言われる日本の侵略とかそういう意味ではなくて、「台湾で日本人として生まれ育ち、日本人として学び、そして日本人と一緒に仕事もし、そして戦い、自分は日本人だと信じている台湾人」って結構多いのね。

私が仕事で台湾に通っていた１９７０年代には台湾の奥地である「嘉義、梅山」の山奥に入って、台湾には無いと言われていた「あるもの」を探し、そして見つけてそれを日本に輸入していたのですが、日本人が珍しいような小さな村に入っても「皆が日本語を話す」のに驚きました。そして本当に私を歓迎してくれたのね。

もちろん日本人に敵対心を持つ台湾人もいるのだけれど、「自分は日本人だった」とはっきり言い、それを誇りに思っている人たちも多かった。そして日本が戦争に負けた時に、「日本に行きたい」「日本に行けるものだと信じていた人」も少なくないのね。でも日本はそういう「当時の日本人を切り捨てた」わけです。でもま、敗戦国日本は台湾を手放したわけで、どうすることも出来なかったのは理解できる。

まさかと思うけれど、「日本語のほうが上手な台湾人もいる」のには本当に驚きでした。そして当時は台北はもちろん、どこに行っても日本語は通じるし日本語を話せる人が多かった。ま、それは当然といえば当然で、地方の山奥にも「日本の学校」があり、多くの人はそこで日本人として学んだのだから。

また日本が中国と国交を結んだ時に、再び日本は台湾を切った。国として台湾を認めることを止めた。つまり「国交はない」ことになっている。

この時も、「なんてことをするんだ」と思いましたが、それもまたしょうがないことだったのもわからなくもないけれど、それを当然のことだと認めたくもない。だからどうしても私は台湾に後ろめたいものを感じ続けています。

そんな経験もあり台湾人に半端じゃない親しみを感じる私だけれど、日本に震災が起きると、とんでもない寄付をしてくれるのが台湾。東日本大震災も能登地震でも同じ。だから余計、台湾には感謝すると言うか、申し訳ないと言うか、そんな気持ちを強く持っています。