デイトレも難しいなぁ~~~

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ドル円が大きく動いたんですね。私は全く気が付きませんでした。

後になって気がついて、チャートを見ると「簡単に取れる動きだ」なんて思うけれど、よーく見てみるとかなり危ない動きなのは間違いがない。

まず日本時間の2024年4月29日の10:30からの動き。これは朝から注意して見ていれば乗れる動き。初心者でもモタモタしていてもそこそこ取れるでしょう。2円も円が売られて160円も超えたのに介入が入る様子もない。

でも「いつ介入が入るかわからない」わけだから、ここでのロングはギャンブルになるでしょうね。

10秒足で分解しても難しい動きじゃないのがわかる。チャートとしては本当にきれいな形。

ところがですねぇ、この後がヤバい。

ここね。

最初の10:30の上げは「お膳立て」とも言えて、ここでちょっと利を出したトレーダーが13:00からの動きを見たらどうするか。私だったら「また、大きな上昇波が来る」と思いますもの。そして植田総裁は「放置する」みたいなことを言っていたし、10:30の2円もの大きな上げもすんなり上げたじゃないですか。

だからここでも「安心してドル買いで入る」トレーダーは多いかもしれない。「介入」が頭にあれば当然、見逃すだろうけれど、私みたいなシンプルな手法だと簡単に釣られてしまう動き。

この動きね。これって「撒き餌」みたいなもので、思わず食いつきたくなる。ところが、その直後にここでドル買いに入ったトレーダーを「待ってました」と言わんばかりの【急落】。

この下げは半端じゃなく大きくて、私が設定しているチャートから簡単にはみ出るぐらいの大きな下げ。

この動きって、最初の10:30の動きで「餌をばらまいて」、その後、「またチャンスだ」と思わせておいて【一網打尽にする】にするような動き。まさか「罠」とは思わないけれど、そういう動き。

その後の動きは4円50銭ものとんでもなく大きな下げですが、ま、これも冷静に見ていられれば取れる動きだとは思うけれど、直前の小さな上げで買いに入ってやられたとすると、精神的になかなかショートで追いかけていくのは難しいんじゃないかなぁ。

私だったら「釣られた~~~。馬鹿だ~~~」と頭をかきむしるだけで、何も出来ないと思う。ましてや「トレンドに乗る」と言っても、まさか4円50銭も動く大きな下げだなんて想像もしないだろうし。でも逆に、あの「釣り」とも言える【初動】に釣られなかったトレーダーはショートで追いかけられるかもね。

こういう値動きって「後から見る」と簡単に見えるけれど、参加者は「欲望と不安」の中でドキドキしているわけで、冷静な判断が出来るトレーダーって決して多くはないと思うなぁ。私には絶対に無理だと思いますもの。

でもこの一連の動きで「一つの大事なこと」がわかりますよね。

買いでも売りでも「注文時に【損切り注文も入れておく】」ということ。それなら急変しても「普通なら助かる」ものね。

ただこの動きを5秒足で見ても、15秒間で一気に大きな出来高と共に下落しているから、損切り注文がきっちり働いたとしても「その値では約定しない」可能性は大きいでしょう。窓も空いてるし。

レバレッジが大きくなければ良いけれど、高レバレッジで、ましてや「ロスカット注文を入れてなかった」としたらどこまで連れて行かれるか。チャートにつきっきりで見ていても難しい動きなのに「まだまだ円安だ」なんて考えて気楽に円売り注文を入れていたら本当に大変なことになる。

そういうお気楽トレーダーが多いとは思えないけれど、そういう人たちは4円50銭もの下げに耐えられないんじゃないかなぁ。

怖い。怖い。

デイトレーダーに取って「波乱の時は大チャンス」なのは間違いがないにしても、私はやっぱり「平常時にいかに利益を積み重ねるか」が最も重要だと思いますわ。

今回みたいな秒単位で見ても波乱だなんてのは、「ギャンブル依存症」じゃない限り近づかない方が良いと思うなぁ。そしてもしもこれで勝てて「一ヶ月分を稼いだ」なんてことが起きると、こういう危ない動きを探してしまうようにもなりかねない。

そして「いつかやられる」のがこの世の定めのように思います。

私はやっぱり商人的な考え方なのかもしれないけれど、皆が「動かないなぁ。暇だなぁ」なんて言っている時にでも「どうにかチビチビと利益を積み重ねる」のが王道だと思っています。そういう意味でも私は「国債の先物」が好きです。ドイツのBundが一番だと思っていますが、こういう為替みたいに「大きく動くことはあり得ない」のね。

「触らぬ神に祟り無し」

デイトレそのものも「やらない方が良い」という人が多い中で、「デイトレーダーでもやらない方が良い時」があるってのは面白いですね。

やっぱり今回のこの動きは「介入」ですかね。これだけ売る資金力って半端じゃないと思うけど、少なくとも一般論としては「下手に円を売ったら火傷しますよ」と知らしめるには十分な動きだったと思う。

さて、デイトレーダーとしてはどうするか。私としては高みの見物が良いと思っていますが、どうしてもドル円をトレードするとしたら、私なら「下げ波動だけに乗る」やり方をするかもね。今の値からまた円安に戻るしても、「いつ大きな円買い(介入)が入るかわからない」し、状況は「円安方向」だとしても、あえてその方向には乗らないのが良いと思う。

---(追記)---
 

Nobu塾のNobuさんですが、この介入時に参戦していた様子。介入を読んでいたのね。大したもんです。でも売りでの入り方はかなり勝負師っぽい感じで、私みたいなビビリには出来ないやり方。

こういう手法って、学べばよいということではなくて、自分の性格や癖、得手不得手や好き嫌いを十分に考慮して考えるべきで、「誰しもが乗り越えるべきハードル」だと考えてしまうと危ないと思う。

世界にはネズミもいればヘビやライオンも象もいるわけで、自分がどういう生き方をするのかは「自分による」わけで、そこを見極めるのも重要だと思います。でも「チャレンジしてみる」のは大切で、それで伸びる能力もある。Nobuさんもそういう経験や試行錯誤の積み重ねで「Nobu流」があるわけで、単に真似をしようとしても駄目だし、しかし無視することもなくNobu流を参考にしてそれぞれが自分の「生き方」を模索する必要があると思っています。

しかしこれほどまでに自分をさらけ出し、わかりやすいように説明してくれるNobuさんって本当に凄いと思うし尊敬しています。Nobuさんのお陰で多くの人が勝てるようになるんじゃないですかね。Nobuさんの動画の最後に必ず「偉人の言葉」が出てきますが、これも本当に素晴らしくて、「常に根底にそれを意識していることの重要性」をNobuさんが発信しているのも本当にありがたいと思います。

 
 
 

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