鮟鱇(アンコウ)料理三品

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アンコウ(Monk Fish)を買ってきましたが、さてどうやって食べましょうか。

そりゃやっぱりアンコウ鍋でしょうって思いますが、アンコウの身しかないんですよ。キモもなければアンコウの7つ道具と言われる諸々もなし。

ということでこの際、洋食でやっつけることにしました。もちろんそんな食べ方はしたことがないわけで、これも初めての実験。もちろん糖質制限食ですから、あれやこれや好き勝手な食材、調味料は使えません。

まず、一品目。かなり手を掛けましたが、味付けは単純。塩胡椒してバターソテー。香草は(ネギじゃなくて)チャイブ。

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ヨメサンの分はほんのちょっとだけ(笑)。差別じゃないんですよ、ヨメサンは半端じゃない少食だから。

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アンコウ(Monk fish)の切り身はこんな感じ。

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これを切り身にして塩コショウ。

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おっと、その前にやっておいたこと。それはズッキーニをピーラーで薄く切ること。種が出てくる部分までは使わない。

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これをちょっと濃い目のコンソメスープ(もちろん顆粒で作る)で1分ほど茹でてそのまま放置。これを台に使います。それとチャイブを大量に刻んでそれに少量のコンソメースープとエクストラバージンオイル、少量の塩を入れてソースを作る。

フライパンで焼くときにはかなり熱くしてバージンオイルを入れ、煙が出るくらいが調度良く、一気に焼きあげる。頃合いを見計らってバターを投入。焼き目は出来てもバターは焦がさないようにまとわりつかせて終わり。そして全てを皿に盛る。

美味しかったか?

う~~む、微妙ですねぇ。作る前の脳内シミュレーション通りの味なんですが、そもそもこんなものを食べたことがないのでよくわかりません。ヨメサンも「美味しいと思うわよ」とは言いながら、その言い方が「お愛想」のレベルであるのはわかりました。

ただ、ズッキーニを煮浸しにして下に敷くという発想に自分が気がついたことが面白いと思いました。これ美味しいし、結構いろいろ使い道がありそう。なんでこんなことを思いついたかというと、先日、火炎瓶を投げ込まれたジャパレスの「大樹」で食べた鴨ロースを思い出したから。鴨ロースの下に敷いてあるものって大体オニオンスライスが普通。ま、それはそれで良いのだけれど、大樹の鴨ロースにはチンゲンサイが敷いてあるんです。それもきっちり(和風の)出汁が効いた煮浸し。私はこれに涙がチョチョ切れるほど感激しまして、いつか似たようなことをやってみようと思っていたのですが、やっとそのチャンスが来たということ。(笑)

さて、二品目。

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これもフライパンで料理したのですが、ニンニク、ショウガ、少量の醤油、バージンオイルでブライン(浸けタレ)を作り、それに20分程度浸けておいたものをフライパンで焼きました。そして最後に(余っている)コンソメスープを少量入れて煮詰めました。ソースは特性(アルツに効く)MCTオイル入りの自家製マヨネーズ。

これも何だかなぁ、って味。不味くはないけれど美味しくもない。でもマヨネーズは大正解でこれがなければ残したろうと思います。(笑)

さて三品目。

もうかなり面倒くさくなって、どうでもいいや、みたいな感じで作っていました。

ホイル焼きです。でも私の頭のなかにあるホイル焼きだと一番最初に作ったのとほぼ同じ味になってしまうので、思いつくままやってみました。まず、一番下に、余ったズッキーニをピーラーでスライスして敷く。その上にレモンではなくてオレンジの輪切りを並べ、その上にアンコウの切り身を並べる。まずは塩コショウ。ここでしばし思考停止。(笑)

そういえばオレンジリキュールがあったのを思い出し、それを少量振り掛け、そしてかなり大量のハーブ類を掛けました。この時点でかなり投げやりです。

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これをオーブンで焼くこと20分。出来上がりはこれ。

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味見をしたら、まぁ、こんなものは食べたことがないと感心するほど異様なもので、どうしようかと一瞬思ったのですが、蒸し焼きですから最初の二種と全くアンコウの身のテクスチャーが違うんですね。フワっとしてる。その感じはかなり良かったんですが、いかんせん味付けが・・・・

そこでハタとひらめきました。基本はオレンジ味ですから、ハーブ類を落として「味ぽん」で食べたらどうかと。早速、ハーブ類を綺麗にこそげ落としまして、それをポン酢で食べたら・・・

美味しかった~~~~~~~ (笑)

まぁ、私としてはやっぱりアンコウは和食に向く魚だと思いますわ。単純に塩焼きにして醤油でも掛けて食べたほうがよっぽど良かったかもしれません。あるいは以前食べた時には「塩麹漬け」にしてフライパンで焼いたのですが、それは結構美味しかったですもの。

その時の日記(ここをクリック)。

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あとフライにしたら間違いなく美味しいと思います。唐揚げも良いはず。でも今の私は糖質制限中ですので、小麦粉や片栗粉のたぐいは使えず。フライパンで焼くにしても、ちょっと小麦粉をまぶしたら随分違うと思うのですが・・・・・

あるいは、キモが無いにしてもやっぱり鍋かなぁ。切り身しか無いから「アンコウ鍋」ってわけにはいきませんが、寄せ鍋に入れる具としては鮭よりは良いと思います。

今日の結論としては、洋食のアンコウは一生食べなくても構わないってこと。(笑)

そりゃ、プロが調理すれば全く違いますが、アンコウの独特の(薄い)臭いや、あの歯ざわりって、私は和食が一番だと思います。でも私は和食に飢えているからそう思うのかもしれないし、いややっぱり子供の頃に植え付けられた「味」を人間って一生引きずって生きるんでしょうね~~。

アンコウ鍋を食べたい・・・・・・・

食べ物に関してだけで言うと、どうして日本を脱出するなんて馬鹿なことを考えたのかと思いますわ。日本って本当に凄い。食べ物もそうだし、あれもこれも・・・・

早く日本に帰りたいな・・・・

血糖値のことを書くのを忘れていました。一時間後の血糖値ですが、な、な、なんと86.4mg/dl。これって私が血糖値を計りだしてからもう何年もたちますが一番低い数値。

これから低血糖の心配をしなくちゃならないかもだわ。 (笑)

冗談じゃなくて、先日チャットで恐ろしい話を聞きました。糖尿病の人でかなり気を使って自分で血糖値管理をしている人ですが、ある時、気を失って倒れたそうです。低血糖で。即、救急車。

その人はインスリンを打っていないし、医者からもらった薬も飲まず、自分の努力だけで高血糖を克服してみせるという非常に自我の強い方なんですが、まさか下がり過ぎるとは。

でも86.4mg/dlって不思議だ。食後すぐにChia seedを大さじ一杯食べたのと、本当に効くのかどうか試している「ショウガ粉」をちょっと多めにお湯に溶かして飲んだ(これ、身体がぽかぽかして気持ちいいんですわ)。両方が効いているのか・・・・。

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