お金だって人間と同じ様に「住みたい場所」がある

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このことは前にも書いたことがありますが、私の信条を書いておきます。

普通、日本に住んでいれば「円」を持ち、投資(定期も含む)は国内でする。あるいは外貨、海外の商品も日本国内で買う。

私はこれって全くナンセンスだと若い頃から考えていました。

自分には国籍があって心の故郷である日本の存在があるけれど、住みたいと思う国は別にあった。私にとってはそれはグアムであり、アメリカ西海岸であり、カナダであり、そしてなぜかオーストラリアに住んでいるけれど、日本人だから日本に住むのが当たり前だとは思わない。

これってお金だってそうで、お金が活き活きと住める場所があるはずなんですね。

でもそれは生まれ故郷の日本でもないし、主の体が住んでいる国でもない。というかそんなのは全く関係ない。お金にはお金の好きな場所がある。

だから私は3つの国をいつも意識していました。

○ 生まれ故郷で切っても切れない縁がある日本。

○ 住む国。

○ お金を活かす国。通貨。

これが同じである必要はないし、もし日本に住んでいても、お金はアメリカでも香港でもブラジルでも全く構わないわけです。通貨はスイスフランでもインドネシア・ルピアでも構わない。

「日本人は日本に住まなくてはならない」なんて誰も考えていないのは間違いがないと思うのですが、でも不思議なのは多くの人が「お金の住む場所は体と一緒じゃなければならない」と考えていること。

だから外貨投資でもその国に直接投資することはせずに、日本に住んでいれば日本国内でその外貨、外貨建ての金融商品を買う。オーストラリアならオーストラリアに資産を持ち込み、豪ドルを中心に持ったり、外貨を持つ場合でもオーストラリア国内の銀行に持つ。

マレーシアも同じで、なぜかお金はマレーシアに持っていく。あるいは日本とは縁が切れないから、日本とマレーシアに分散する。まさかマレーシアに住んでお金を他の国に置き、なおかつ他国の通貨にしようとは思う人は少数派。

自分はマレーシアに住み、お金はシンガポールに置き、通貨はスイスフランでも一向に構わないはずなのに、そう考える人は少ない。

おかしいですよね?

中にはマレーシアに住んでいるけれどオーストラリアドルを持ちたいと、わざわざオーストラリアに来て口座を作る変わった人もいる。

自分はどこに住むべきかを考えるのと同様に、お金のことにも気を使ってやるのは大事じゃないんでしょうか。

でもそれはちょっと・・・と思いながら、わけのわからないマレーシアリンギットに替えるのは平気。

なぜ?

金利?

住んでいるから?

皆がそうしているから安心?

逆に東南アジアに住む人の多くはなぜ他国の通貨を持ちたがるのか。お金を海外に出したいと思うのか?主要通貨って一体なんなのか?

なぜそれに我々は逆行するのか。

何か自分が気がついていない大事なことがここにあるんじゃないか、なんて思いませんか?

 
 
 

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