出不精で引きこもりのヨメさんが珍しいことを言いました。
焼肉を食べに行こうよ~~
ですと。
「いいよ、どこに行く?」と聞いたら、「ソラリスの焼肉」ですと。我が家で言う「ソラリスの焼肉」ってあの韓国焼き肉で日式とはまるで違う「外でBBQする」みたいな焼肉です。
不思議なヨメさんだと思いました。久しぶりの焼肉なんだから「和牛を食べたい」とか「ちゃんとしたところに連れてって」というかと思ったら、若者がワイワイガヤガヤ食べるような「安い焼肉屋」ですから。今までは私と息子とは行ってもヨメさんは行ったことがない。でも「安くて美味しくて、ちょっと変わってて良い店」という私+息子の評価が気になったのか。
私としては助かるのですが(笑)、先日の「すき家のシャブシャブ食べ放題」にしてもマレーシアに来てからのヨメさんって今までとはまるで違う。ゴールドコーストで焼肉と言えば日式の店で和牛ばかり食べていたのに、ソラリスのその店って牛肉はパスで「豚とラム」が中心で、それも「上質な肉」という感じじゃない。(でも美味しい)
シャブシャブにしても「美味しくない肉をたくさん食べるより、美味しい肉を少し食べたい」という人だったのに「すき家のシャブシャブ食べ放題に行こう」なんて言い出すのはまるで別人の様。どうしちゃったんですかね。
でも理由は聞きませんでした。聞かなくてもわかっているから。それは「行きたいから行きたいのっ」ってこと。(笑)
この店、良いと思いますわ。
Sae Ma Eul BBQ @ソラリス モントキアラ
6時過ぎに行ったのですが、まだ客はチラホラ。ところが座ってまずはビールを頼んで飲み始めたころにはどんどん客が入ってきて大繁盛。ソラリスって「韓国人村」と言ってよいほど韓国の店がありますが、繁盛しているのはこの店だけ。他のカフェや和食店も閑古鳥が泣いているのにこの店だけはいつも客でいっぱい。
サービスもしっかりしていてダラダラしていないのね。見ているとわかりますが、制服を着たスタッフとは別に「普段着」の若いオニーチャンがいて彼が常時、目を光らせて的確に指示を出しているのね。サービスも早くてきっちりしていて気持ちが良いと感じます。
しかし客や大事な人を招待するような店じゃなくて、仲間内でワイワイ盛り上がってガッツリ肉を食べるような店。
韓国料理にはお約束の小皿料理(パンチャン)も出てきて、なくなると何も言わなくてもすぐ追加を持ってくるし、それらも「おまけ」って感じじゃなくてそこそこ美味しい。
ここに来ると頼むものは決まっていて、Bセットだったかな。豚バラ、ラム、鶏肉のセット。これにビールが一本ついて80リンギットちょい。これに追加を頼むってのがパターンになってます。
今日は3人ですし、いつも気になっていたメニューを頼みました。海苔がいっぱい入った御飯でそれをオニギリにして焼くのね。
これは美味しかった~~~。海苔が焦げやすいのだけれど、上手くオニギリを焼くと、香ばしくてオコゲも美味しくて、海の香りがたくさん。良いわ~~~。でもこれって少人数だと頼めない。というかこれだけでお腹いっぱいになっちゃうのね。
それと今回初めて頼んだ料理だけれどメニューの番号で言うと6番。なんだっけ?美味しくて追加しました。ああ、味付けポークリブだ。
こういう店ってどこかに手抜きがあったり、メニューによってはハズレがあったりするのが普通だと思うのだけれど、どれもこれも美味しい。大したもんだわ。あああ、前に頼んだ「豚のハラミ」はイマイチだったかな。美味しくないってことじゃなくて、ハラミというから牛のハラミを想像しちゃうんだけれど、豚のハラミって蛋白で面白くない部位だと思った。
このお店、良いわ~~~。よく食べてよく飲んだ。
しかしこちらに来てから、日式の焼肉、オーストラリアの和牛、日本の和牛、どれも一度も食べていない。不思議なことに食べたい、そういう店に行きたいという欲求が出てこないんですよ。多分、ヨメさんも同じなんでしょう。息子もたまには和牛を・・なんてことも言わない。
今まで行ったことがないような店に興味があるってことなんだろうか。(こういう店はゴールドコーストには無い)
こういうのに飽きてきた頃が怖いってことかな?(笑)
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