やっと気持ちが落ち着いてきた~~~

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しかしこの一週間は大変でした。

持っている債券の発行体が潰れるかもしれないと様々な情報が入ってきて二転三転。その度に慌てたり安心したり。

でも結果的には駄目で、大きな損失を出してしまいました。

それがはっきりわかったのは3月19日ですが、その時にはこれほど落ち込むのはリーマンショック以来だと思いました。

一応、家族にも知らせたのですが、内情がよくわかっていないヨメさんが結構慌てた感じです。「引っ越しをしたほうが良いんじゃない?」というのが第一声。借りているコンドは330平米以上ある大きなユニットでレントもかなり高いんですよ。だからそれを減らしたほうが良いとヨメさんは思ったんでしょう。

でも引っ越しをしてレントが半分になっても節約できる額としては焼け石に水で、それ以上に「生活レベルを落とすと余計気持ちは落ち込む」わけで、その悪影響のほうが大きいと私は思いました。この辺は家族会議をしたのですが、「生活レベルは落とさない」ということで決定。

そもそも元はケチですから、もっと生活費を落とすにはどうするべきかも良くわからない。

シドニーで公認会計士をしている次男坊が我が家の資産内容や今回の損失などを計算して助言をくれましたが、なんと【たいしたことないじゃん。心配するほどのことじゃない】ですと。( ̄口 ̄∥)

ま、それは確かにそうかもしれなくて、彼が常に接している事業をしたり大きな借金を抱えてリスクを取って生きているアップダウンの波が大きな人に比べれば大問題ってほどではないにしても、【安心安全】のつもりで【大きなリスクは取らない方針】でやっていた債券投資で失敗するのは、この30年以上の債券投資経験の中で初めてなので、私の落胆は半端じゃなかったのね。

そして、そんなことまであからさまにブログに書く私は馬鹿なのだろうけれど、良いことも悪いことも【自分の歴史、思い出】としてブログを残そうと書いている私としては(情報発信が目的ではない)、ここには書かないという選択肢はありませんでした。

そしてそれを読んだ読者の方々から声援のメールを頂いたり、イヤミもあった。もう投資もトレードも止めてしまえというサジェスチョンもあり、このブログの読者の方々が「見えた」感じもありました。

面白かったのは、マレーシア在住の方で、私と同じ様に今回のクレディ・スイスの債券で損失を出したという方がいらっしゃったということ。やっぱりクレディ・スイスの歴史や名声、そして悪い噂ばかりだったものの、資金量は十分あって再建途中ということもあり、投資対象として選んだのでしょう。

当然、その方も私と同じ様にプロのサジェスチョンを得ながら債権を買っているわけで、「あんなジャンクボンドをどうして買ったのか」というのは、こういうことになったから言えるわけで、大手のプロ、弱小のアマの投資家が合わせて2兆円を超えるその手の債権を持っていて、それが飛ばされたのは結果的には大失敗だったものの、決して「投資不適格」ではなかったのね。

でもハイリスクハイリターンの稼ぎ頭の短期売買と、「安全安心」をモットーとする長期の債券投資との二刀流の私としては、やっぱりリスクの読み方が甘かったのは間違いがない。リスク分散のために常にポートフォリオを組んでいますから、こういうこともあるのを前提としているものの、実際に起きてしまうと大馬鹿だったと反省しています。積極的にリスクを取りに行って失敗したのとわけが違いますから。

でも「買ったのが失敗」というより、「いつもの何倍もの債券を買ったのが大失敗」だと思っています。「ここは勝負だ!」なんて粋がったら返り討ちにあったようなもの。ですから反省点としては「ああいう債券は買わないというより、分散投資をしっかりやるべきだった」という感じ。もしいつも買う程度の額だったら「ジグショ~」で終わっていたかもしれない。

今はもう気持ち的には落ち着きまして、「こういうこともあるさ」って感じですかね。逆に今まで上手く行きすぎていたと言えばその通りなのかもしれない。

私としては「リスクは抑えている」と思っていても、一般的に言えば利回りも良いけれど「ハイリスクな債券」かもしれないのね。でもそんなことを30年以上、続けてきたわけです。私の目標は「年率7%以上」ですから。(再考の余地あり)

でももう二度とこんな目には合いたくないわけで、大事な経験、勉強をさせてもらったと受け止めて出直さないとならないと考えています。

ああ、それとこんなサジェスチョンをくれた読者もいました。

「良いことも悪いこともブログには書かないほうが良い」というサジェスチョン。

その理由は私もわかっていますが、【良いことは妬みの対象にしかならない。悪いことはザマァ見ろという対象にしかならない】ということなのね。

そんなことは世の中の常でわかっていますが、その方が言うには「そういうエネルギーを受けてしまうと、その影響が必ず出てくる」のだそう。

なるほどね~~。私はそこまで考えていませんでした。怨念とか生霊とか、そういうのにやられてしまうというのと同じなのかもね。

私自身は今までの過去を考えても「妬み誹り」「ザマァ見ろ。もっと落ちろ!」みたいなものには慣れてはいないものの、そんなのは世の常だし、そんなことでビビる自分じゃない、影響なんて受けない、自分は自分の道を歩くのみ、と思っていましたが、【エネルギー的な悪影響がある】と言われると、目が点になってしまいます。

これからは当たり障りのないことだけを書きますかね。あまりにも個人的なこと、その深掘りもやめて、「毎日どうにか楽しく生きてま~~~す」みたいなブログが無難なんでしょう。

ま、世の中のブログってそれが大半で、私にしてみると「本当のこと、本音を書けよ」っていつも思っているんですが、私もそんなふうになるのが自分のためなんでしょうね。

70歳になった自分って、嘘だろ?みたいな感じがしているのですが、間違いのない70歳。年寄り。ジジー。

当たり障りのないほんわかとした年寄りを演じることにしますかね~~。(笑)

 

 

 

 

 

 

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