ヨメさんが万引きした?

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ヨメさんが訳のわからないことを言い出しました。

「出かけたついでで良いのだけれど、ビレッジグローサーに寄って【お金を払ってきてほしい】」と。

どういう意味?と聞いたところ。

「お金を払わないで出てきた」と。

これじゃまるで意味がわからないわけで、そもそもお金を払わなければ商品を受け取ることはできないじゃないですか。

一体何がどうなっているのか聞いたところ、買い物時に選んだ商品をトローリーに入れて最後に精算するじゃないですか。そして荷物はトローリーに入れたまま店を出て、Grabに乗る時に【トローリーに挟まっているワサビのチューブを見つけた】ってことなのね。ヨメさんは精算時に、そのワサビのチューブに気が付かずに「精算せずに店を出てしまった」ということ。

「お前、それ、万引きと同じじゃないか~~~」と笑いながら言ったところ、ヨメさんは真っ赤になって怒る。「そんな事するわけがないじゃないっ!」と。(笑)

で、ヨメさんはそれが気になって仕方がなくて、私にその分だけ払ってきて欲しいと。

ったくよ~~~と思いましたが、その8リンギか10リンギの支払いをするためにビレッジグローサーに行くことになりました。

次に買い物に行った時に、説明してその分を支払えば良いと思うのだけれど、それじゃヨメさんの気が収まらないのね。

ということで、下男の私が女王様の為に行くことに・・。間違えても「自分でやったことは自分で解決すれば?」なんてことは言えない。(笑)

しかし日本の一般家庭ではこういう時にどうするんですかね。

ヨメさんは曲がったことが大嫌いなのは昔からで、実はそんなヨメさんだからこそ夫婦、家族の信頼が成り立っているところもあるのね。

実は私も、小学生の頃でしたが我が家の物干し場で拾った100円玉を交番まで届けたことがあって(バカだよね~~~)、我らが夫婦は似ているのかもしれない。^^;

こんなことがあるから、いつも言いたいことを言い過ぎる性格の夫婦ですが、「嘘はつかない。騙すことは絶対にない」という【確信】みたいなものがあるわけです。(笑)

しかしそんなことのためにビレッジグローサーにわざわざ行くのは面倒くさいなぁ・・・。

ああああ、そう言えばこんな話を思い出しました。

30年前ぐらいのゴールドコースト時代ですが、友人が子供に買い物を頼んだそう。80数ドルの買い物で、100ドル札を持たせたので、帰ってきてからその品とお釣りを受け取ったら、【お釣りが多かった】らしいのね。

子供は精算の時にそれには気が付かなかった様で、「お店の人が間違えた」のがすぐにわかったそう。そうしたらすぐにその子は自らそのお店に行って「お釣りを間違えていましたよ」と差額を渡そうとしたらしいのね。

そうしたらその店員は、「いいわよ。そのお金は貴女に上げる。ラッキーだったわね」と言ったそう。

それを言われたその子は「とんでもなく恥ずかしい」と思ったのね。で、差額分を置いて逃げるようにして帰ってきたと。

そしてその後、その子はその店には「絶対に行かない」ようになったとのこと。

ヨメさんにしても、私にしても、その子にしても、「こういう時にはこうしなさい」と言われて育ったわけでもないのに【どうするべきか】がわかっているのが面白いと思いました。

日本人に生まれ育って良かった~~~~~。

バカと言われようが、いつまでもそんな日本人でありたいと思う。

 
 
 

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