またサウジャナの中華「ティーチェン」に行くことに。
まぁ、好きな店ですが、行き過ぎなのは間違いがなくて、いささかかなり飽きています。
でもダボ家が集まってランチとなれば、この店しか選択肢がないような状態なので、ま、しょうがない。
飽きているのは私だけじゃなくて、ヨメさんも息子も同じで、今回は息子が「今まで食べたことがないようなものを食べよう。俺に任せてくれ」と言い出しました。
そりゃ良い案ですが、私としてはティーチェンに行くなら、というか中華ランチを食べる時にはどうしても食べたい物があるのね。それは点心の「ハーガォ(エビ餃子)であり、シュウマイ」。そしてティーチェンで今までと違うものだとすれば、「以前は必ず食べていたコッドを食べよう」と息子に伝えました。
そしてティーチェンで父たちと合流してランチ。
今まで食べたことがないものなんて、想像するとワクワクするし、息子に注文を任せると言いつつ、私もアラカルトメニューを見てみたんですよ。
いの一番に探したのはコッドで、これは前には必ず食べていたものですが、大幅に値上げになってからは「高いので我慢」していたもの。
これ。ま、「銀鱈」ですね。美味しいどころの話じゃない。私にしてみれば「神メニュー」。(笑)
ところが~~~~~~~~~~~
メニューを見たらやっぱり良い値段で、100グラムRM78と書いてある。そして調理方法は8種類ぐらいから選べるように。
テーブルに来ていた黒服に聞いてみたんですよ。私達の人数は5人ですが、どの程度の重さをリコメンドするか?と。
ま、一人1ポーションは必要ないわけですが、5人で2ポーションあれば良いだろうと。で、彼の言う重さから計算すると大体RM300++になるのね。これってこのコッドだけで1万円にはなるってこと。(┰_┰)
マレーシアの中華、それも家族のランチで「一皿1万円の料理」って、やっぱり我が家にとっては異常なわけで、私には即決が出来ませんした。そして「他の一品料理」も見てみることに。
ところが~~~~~~~~~~~(二度目)
改めてアラカルトメニューを見てみると、驚きの価格の羅列なのね。魚介類だけじゃなくて、肉類もみたのですが、1ポーションRM150なんてのは安い方で、RM180以上のものがズラ~~っと並んでいる。
つまり5人だから2ポーション頼めば「やっぱり一皿1万円」みたいなもので、ここで私の心は完全に折れました。ティーチェンで「点心を中心に食べる」なら【高くなったねぇ】程度で済みますが、一品料理を食べるとなるとティーチェンってとんでもなく高い店なんだというのがよく分かる。
ということで、私はメニュー選びからは脱落して、予定通りに息子にすべて任せることに。
まずは定番の物。
これに加わったのは最近、かなり美味しいと思う「海老の天ぷらの点心」。
アワビが乗ってるシュウマイ。家族のランチでこれは必要ないなぁ。
ソフトシェルクラブ。これ、イカやオニオンリング、ゴボウの揚げ物があって、美味しかった。
竹炭の真っ黒な豆腐にカニの餡掛け。まぁまぁ。
クェチャオの海鮮餡掛け。これもこの料理だけでいろいろ楽しめる面白い料理。美味しい。
あとこれはなんだったっけ。すり身の料理で印象はない。でも美味しい。
こんな感じで、いつもと随分違う感じでした。そしてやっぱりティーチェンは高級店の部類なんでしょう。一つ一つに手がかかっていて、ストーリーがあるような感じの料理が多いことを再確認。
ま、これがクアラルンプールの中華料理店の「最近の傾向」みたいな感じはしますが、家族のランチで、私はそういう物を中心に食べたいとは思わないのね。いわゆる「定番の美味しい点心」があれば十分。
だから行く店の選択が間違えているということなんだけれど、ダボ家の皆が集まるランチは「ティーチェン」ともう10年以上前から決まっている。かつては他の店にも行ったけれど、父が車椅子生活になってからはティーチェンのみ。アクセスが簡単で、ガラガラで混んでいないし気分的に楽なのは間違いない。
私としては、中華ならまず「グランドインペリアル」、「ミングルーム」、「パラダイスダイナスティ」にも行きたいし、息子が「ベストだと思う。コスパも良い」というミングルームと同じグループの店にも行ってみたい。
でもこのティーチェンへ行く頻度が高いから、あえて他店に行こうって話にならないのね。
ま、それならそれでも良いのだけれど、「本当に食べたい料理は高くて手が出ない」というティーチェンでもあるわけで、ストレスが貯まるわけじゃないけれど、大きな満足はないとも言える。
ま、しょうがないか・・・。
ところで、この日はいつもと違う料理を食べたわけで、中には「高そう」なんてのもありましたが、メニューを選んだ息子はやっぱり「高すぎるもの」は敬遠したのは間違いがなくて、結局、【支払い金額はいつもと大して変わらなかった】のね。
これはこれで意外で、じゃぁ、次はもっと何か良いものを頼んでも大丈夫かな?みたいに考えてしまうアホな私。
3月には私の誕生日があるから、「定例の誕生日ランチ」でまたティーチェンに来ることになると思うけれど、その時はもうちょっといろいろ頼んでみる?
いやいや、やっぱり「好きな点心」だけで良いわ。
我が家の実態は皆わがままだし、【歯止めをなくしたら大変なことになる】のは見えてますもんね~。
我が家には大事な計画、夢があるし、そのノルマは月単位まで落とし込むようにしたし、「それをクリアしたら、お祝いをする」ようにしようと思う。
それまでは我慢。いやいや、我慢するのではなくて、現状にきっちり感謝できるダボ家であろうと思う。
実は今、考えていることは、「やっぱり外食は高い」という当たり前のことで、その分を削って「家で食べる食材のレベルを上げよう。種類を増やそう」なんて考えています。
当然、それは「日本からの魚介類」。(笑)
まずは「比較的安いもの」から、始めよう。
あああ、でもねぇ、日本の魚介類の値上がりが凄いのね。パッと見では「価格は横ばい、若干の上昇」だけれど、質が落ちているのがはっきりわかるんですよ。
和食店で食べる刺身類も「ん?」と思うことが増えているのはそれが理由なんでしょう。
最近、大好きなタコを家で食べないのもそれで、前の美味しさを維持するには「前の価格の2倍程度の上のクラス」にしないと駄目なのね。ま、タコは日本でも値上がりしていると言うし、マレーシアで売っているたこ焼きの中のタコがかなり細かくなって来たのもそれが理由なんだろうと思ったり。でも「正直屋の冷凍たこ焼き」は良いらしいという情報あり。ところが正直屋ってなんでも高いんだよね~。
そういう意味では「業務スーパー」に期待があるんだけれど、なんだか迷走している感じがしますよね。
私はいつもユーチューブで日本の和食店やスーパー、安売り店の情報を見ているけれど、最近思うことは【日本のほうが間違いなく安い。当然、質は段違いに良い】ってこと。
昨日、日本の「冷凍食品事情」のユーチューブを見て驚愕しました。なんだか凄い事になっていますね。種類の豊富さは異常なくらいで、まさに宝の山。
と言いつつ、冷凍食品は便利でかなり美味しくなっているみたいだけれど、高校生もいる大家族で食べたらかなりの金額になるのもわかるわけで、決して「食費低減」には貢献していないと思う。でも若いカップルとか、子供はまだ小さいとか、年寄り二人だけなら半端じゃなく便利で良いと思う。
やっぱり時代は「コストコ」「業務スーパー」「激安販売店」ってことなのかな。
最近は卸専門業者が「特売」「小売をやっている」ケースも多いようで、ああいうところの食材に興味があります。
まずはコストコに行ってみたいなぁ・・・。
マレーシアにはマレーシアの良さがあるけれど、年寄には「医療費の問題」もあるし、日本の社会保障の凄さが今の私には良くわかります。だから「マレーシアは生活費が安い」のも年齢や生活レベルによって印象は変わるはずで、私は「日本は天国」というのが成り立つと思う。
多分、マレーシアに住んで「年に二回は日本に帰る」ってのが最高の生活だろうとも思う。
私が最後に日本に帰ったのは2019年の夏。もう5年も経つのか・・・。それも入院手術のためで、日本を満喫なんて出来ていない。
年に二回、日本に帰るなんて生活をしてみたいなぁ・・・・。
そうしたらマレーシア生活の愚痴は一切なくなるかもしれない。(笑)