NSKを3時間かけて調査(笑)

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昨日、とうとうNSKに行ってきました。行こう行こうと思っていてやっと実現。

クチャイラマのNSKですが、やっぱり凄いですね~。地階のスーパーだけではなくて地上階のお店も全て見てきました。

安い!!

ってのが私の第一印象。でも何でもあるわけじゃない。ま、しゃーない。

何を中心に見たかですが、スーパーでは魚介類と食品、調味料など。

まず目に入ったのは卵売り場。客はトレイに乗った卵を一個一個確かめながら、駄目なのは取り替えて買っていく。安いことは安いですが、どんな卵なのかちょっと気になりました。農場というより工場で作られるのが現代の「鶏」であり「卵」ですから、安全基準をきっちりクリアしていないとかなり怖いものがあると思います。

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野菜や果物も豊富で安い。これもまたお客が勝手に(笑)良いものを選んでかごに入れる。

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私はマレーシアの食の安全に関しては全くの無知で、マレーシアがどうなっているのか気になります。ま、ジジババは先が短いからじっくり生殺しにされるのは良いにしても、皮膚病を患っているヨメさんやまだ若い息子のことを考えると、安さに釣られてはまずいかなと思ったり。(笑)

マグロも売っていたのはびっくり。でも刺し身で食べられるような新鮮度ではないし、この大きさじゃどうにもなりませんね。カツオもありましたがやっぱり鮮度が問題で、日本人がよだれを垂らして「ウマそ・・・」という感じではない。

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噂によく出てくるサンマもありました。6匹で10リンギット。1匹50円って感じでしょうか。10キロ以上ある箱買いをすると90リンギット。2500円ぐらい?10キロあってもしょうがないですが、私だったら箱買いが良いと思います。冷凍なら冷凍のまま手に入れたいし、友人知人が3,4人集まればどうにか分配できるし。

この時のサンマは・・・・、うーむ、難しいです。

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魚をずらっと見ていて、これは大丈夫そうだと思ったのがアジ。アジも何種類かあって、食べてみないとどれがどうってことはわかりませんが、鮮度の良さそうなものを選べばタタキ、刺し身でも行けそうだと思いました。

それと気になったのが蟹。マッドクラブです。それも活蟹。死んでいるのは先日のイオンで買ったマッドクラブで凝りましたのできっと一生買わないと思います。(笑)

Jantanってのがオスの意味だと。

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Betinaがメス。この区別は大事なので何度も暗唱して覚えました。(笑)

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水槽に入っているマッドクラブもあって、サイズも色々で特大は結構大きかった。甲羅の大きさで20センチ弱はありますので、マッドクラブを食べているって感じはするはず。っていうか、マッドクラブって美味しい蟹じゃないですから、「大きさ」「爪」を食べるって感じじゃないですかね。上海蟹みたいに小さなマッドクラブを大事に食べるような蟹じゃないと思います。マッドクラブを買うならこの特大じゃないですかね。1キロ95リンギットぐらいだったか。でもこれって安くないと思う。

小さくて死んでる蟹も多く並べられていましたが、ローカルの人はそれを手に持って重さを測り、一生懸命、匂いをかいでいました。そうやって選ぶのかと、しばし観察。(笑)

調味料関係で私が探しているのは「中華の調味料」だというのは何度も書いています。それは特殊なものではなくて、豆板醤、甜麺醤、海鮮醤と豆鼓、五香粉、花椒、丁子、八角とか、あとはマイナーで面白いものが色々あるはずなので、それを売っているか探しました。

ないんですよ、それが。

嘘みたいでしょ?

NSKにはごっそり中国人が買いに来ている庶民の市場と言って良いようなところなのに中華の調味料が無いんですよ。

いや、全く無いってことじゃないんです。でもこれだけ?みたいな。

でもスーパーの隅から隅まで探し回って、一番奥にひっそりと若干の中華調味料がおいてるのを発見。私としてはこれがないと絶対に困る「豆鼓」もありました。\(^o^)/

豆鼓を油に浸けてある{?}ものを二種。そして豆状の豆鼓そのものもありました。

ところが醤の類なんてほんの数種類あるだけなんですね。ほんとうに不思議。

そしてハーブ類と言いますか、読者に教えていただいたとおり、唐辛子じゃなんじゃ売っている場所に「花椒」もありました。\(^o^)/

ところが~~~~~~~、これですよ。1キロ入り。orz

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ここには丁子じゃ八角じゃといろいろありました。でも一袋の量が半端じゃない。

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私は五香粉を探したのですが、どこにもないんですよ。あんなもの小さな瓶に入って日本でもオーストラリアでもどこでも売っているのに、KLではどこに行っても売っていない。もしかするとこちらの中国人は5種類のハーブを買って合わせて作るんでしょうか?でもそれって日本人が七味唐辛子を自分で作るみたいで、なんか変だと思う私。

もしかしたらマーレシアの中国人の家庭には「五香粉、花椒」とか置かない?私はそれって中国家庭の日本人がいうところの「唐辛子、山椒」みたいなもんだと思っているんですが、そんなものは使わないよっていう中国人家庭が多いのか?だってスーパーでは「どこにも売っていない」ですよ。

次に麺類を探しました。どこに行ってもマレーシアって米麺はあるのね。細いビーフンだったり平麺のクイティオだったり。ごっそりなんてもんじゃなく並んでいました。

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ここに私が探していた「緑豆春雨」が一種類だけ売っていましたのでそれをゲット。\(^o^)/

私はやっぱり中華麺が好きなので、美味しい生麺がいろいろあると期待していたんですよ。

ところが~~~~~

皆無。全く無いんですよ。不思議でしょ~~。

じゃぁ、乾麺でも良いやと思ったのだけれど、オーストラリアの中華食材店みたいに一棚、麺類で一杯なんてことはなくて、数種類を箱売りしていただけ。でもこれって即席麺かな?

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人口の30%が中国人だと言うのに、麺を売ってないわけがないと思うじゃないですか。でもほんとに無いんですよ。

絶対にあるはずだと、また端から端まで調べたのですが、若干ありました。クイティアオの生麺とかと一緒にあった。でも2種類だけ。これはクイティアオもそうですが、常温保存のタイプだから怖いんですよね。これなら私は乾麺を茹でたほうが好きなんですが、乾麺もなければ冷蔵、冷凍の生麺もないんですよ。

こればかりは「信じられない」というしかなくて、だってゴールドコーストの普通のスーパーにも中華麺は売っているんですよ。ましてや中華食材店に行ったらずら~~~っと置いてる。

マレーシアの中国人って私が考えている中国人と全く違うか(笑)、あるいは食生活が中国人らしくないのかもしれない。

でもそもそも中国人らしい食事って何か?なんて聞かれてもあまりにも多様で一言では言えない。

でもなんとなく感じるのは、マレーシアの中国人は麺は米麺を中心に食べて、小麦粉から作った麺を家で食べる習慣は少ないタイプの中国人なのかと思ったり。あるいは御飯中心とか。

でも中華調味料の少なさ、麺類の少なさに関してはどうしても私には理解できなくて、何か大事なところで私は勘違いしているのかもしれないと思うんですよ。探しているものが無いのはそれでしょうがないにしても、「なぜ無いのか」が全く理解できないんです。

もしマレーシア中国人の食生活がそういうパターンが多いと言うのならそれで良いわけですが、香港や台湾、あるいは大陸から来ている「麺好き中国人」だっていっぱいいるはずですよね。でも彼らのためにそういう食材は売られていない。でも日本人、韓国人ようの食材はどこでも売っている。

私が不思議に思うのってここなんですよ。例えば、ワンモントキアラのビレッジグローサーですが、ここの商品は「インターナショナル」であると思います。その中で一番多いと思うのは日本食で寿司コーナーまである。韓国のものもある。そしてそれと同じ程度に中華料理の物があるって感じ。

醤の類なんてこれしかないんですよ。

上段は韓国物。中段が中華物。これだけですよ。

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中華のハーブ類はこういう出来合いのものばかり。「肉骨茶」とか。

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「ローカル色の強い所に行けばありますよ」とか「TTDIに行けば・・」みたいな話を聞きますが、これって本当はおかしいと思うんです。だって日本人が味噌や醤油、山椒や七味を買うのにどこか特別なところに行きます?

あるいは日本で甜麺醤、五香粉が欲しいと言う時に、じゃぁ横浜の中華街に行けば?なんて話は出ない。そんなものはどこのスーパーでも売っている。これはオーストラリアも同じ。

実はですね、豆板醤はそこそこ置いてあるものの、甜麺醤がないんですね。でもあるスーパーで見つけたんですよ。パブリカのB.I.G.ですが、なんとその甜麺醤は「日本製」で日本食品の売り場にあった。不思議でしょ?

私が思うに、これはスーパーでわざと扱わない、マレーシアのなんらかの事情があるんじゃないかと疑っているんですよ。あるいはハラル、ノンハラルの関係があって、中華食材、調味料は敬遠する習慣があるんじゃないかと。

でもだとすれば、ノンハラル売り場に中華食材がごっそりあってもおかしくないけれど、そういうことはない。

まさか、歴史的に「中華の文化」を抑えようとする何かがマレーシアにあるとか?まさかねぇ。

ま、売っているところはどこかにあるんでしょうが、少なくともモントキアラ近辺には無い。

さて、ここらにも中国人はごっそり住んでいるはずですが、一体どこで買っているんでしょう?わざわざ車で遠いところまで買いに行っている?

でもね、このモントキアラ周辺だけで韓国食材店が3店舗あるんですよ。その店に入ったら当然「韓国一色」で、ま、なんでも揃ってる。

どうして韓国食材は豊富にあるのに、中華食材はそうじゃない?人数比を考えても、これには何か私には想像さえ出来ない「何か」があるんじゃないかと勘ぐっています。

私自身が手に入れたい食材、調味料に関しては、もう基本的にあちこち探すのはやめようと思っています。あとはTTDIをチェックして、そこにもなさそうなら「通販」で買うことにします。ただ中華の生麺は通販ってわけにもいきませんし、家で中華そばを食べるのは諦めるか、あの怖そうな常温の生麺を食べるか。(笑)

あ、そうそう、ビレッジグローサーで生麺を真空パックした冷蔵物があったんですよ。日式拉麺みたいに書いてあった。先日それで「煮込み手羽ラーメン」を作ったんですが、恐ろしいことになりました。

麺をお湯の中に入れてもなかなかほぐれないし、周りから茹で過ぎでデロデロになっていく感じ。多少、ダマがあってもしょうがないとそれを食べたのですが・・・・。

グジョグジョ、ベチャベチャ。まるで茹ですぎのクェイティアォみたい。噛まなくても飲める麺。(笑)

これならパスタに重曹を入れて茹でたほうが良いんじゃね?と息子と話して、次には実際にスパゲティってラーメンを作るつもり。

でも何かおかしいと思いませんかね。中国人がごっそりいて、街には中華料理屋がいくらでもあるのに、その街に来た日本人家族は中華麺が見つからず、スパゲティに重曹を入れて茹でて食べるなんて・・。

今日は一日ワンウタマをぶらぶらしていました。ダイソーやイオン、あとはコールドストレージをじっくり見てきました。

小物をまたいろいろ買いましたが、やっぱりこれぞってのが見つからない。

ある人が言った言葉を思い出しました。「クアラルンプールって何でもあるけど、何も無い」って。こういうことなのか・・・とその言葉を思い出しながらテクテク歩いていました。

無いものは無いのはしょうがないわけで、それに文句を言う筋合いもなくて、無いなら通販でもなんでも使って取り寄せれば良いだけの話。

実際にクアラルンプールって大都市ですから、「XXXはXXXXにあるよ」なんて言われてもそう簡単には行けないんですね。XXXはここ、XXXはあそこ、XXXはちょっと遠いけれどあそこ、なんて買い物をしていたら時間はいくらあっても足りませんので、「通販で買えるものは通販で買う」。

今後はこれで行こうかと考えています。

今日、早速日本から買った通販第一号が届きました。医薬品が多かったのですが、こんなものも買ったんですよ。

嘘みたいですが、なんと、レンゲです。こんなのどこにでもあると思うでしょ?でも自分が欲しいと思うようなのはどこを探してもありませんでした。ちょっと大きめでどんぶりの中に滑り落ちない物(笑)。探せばどこかにあるのかもしれませんが、この大都市の中で探すのは、私は非効率的だと思うようになりました。だったら通販でさっさと買っちゃう。日本のアマゾンに無いものは無いし、めちゃ安い。あるいはeBayで他国から買うのもよし。

割り箸も同じで、非常に品質も良く、お客に出してもおかしくない割り箸。こういうのってどこを探しても売っていませんでした。ちょっと見た目は良くてもフニャフニャだったり。正直屋、ダイソーのもそのたぐい。

アマゾンで買えば100膳で数百円。送料を出しても安いもんです。

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先日は、フライパンや鍋で「取っ手が取り外し出来るタイプ」のものをイギリスから買いました。Tefalです。イギリスのアマゾンでクリックをする時に、「俺って馬鹿じゃないか」と思ったのですが、今になれば大正解で、あれから随分あちこちの百貨店、台所用品店を回りましたが、同じようなものを見たことさえありませんでした。でもつい最近までマレーシアでは売っていたもの。

結局、なんでも同じで、「いいなぁ」と思ったら買っちゃわないと、もう次来たときにはないとか、どこで売っていたのかわからなくなるとか。(笑)

そして無いと思ったら、自分が好きなものを通販で取り寄せる。

これが一番良いと思うようになりました。

 
 
 

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