レストランから「食材」を分けてもらった。厨(くりや)@バンサショッピングセンター

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昨日だか一昨日に書きました。

「突然の営業停止でレストランも困っているはず」

だと。

これは和食だろうと中華だろうとフレンチだろうと同じで、冷凍物はどうにかなるにしても「冷蔵モノ」「日持ちがしないもの」は山のようにあるはず。鮮魚はその筆頭だし、肉類でも今更冷凍できない肉、特に高級肉こそその傾向があるし、卵も同じ、そして野菜類。2週間も放置できない。

ということで、ちょっといつも行く店に電話を入れてみたんですよ。

突然の政府の決定で大変ですね~~。営業は?と聞いたら、今月中は休みですと。雑談をしつつ、仕入れた食材はどうなるんですか?と聞きましたら、それをどうにかしないとならないので今日(18日)はお店に来ていろいろ思案中ですと。

和食店の多くは「冷蔵モノ」を日本から問屋経由で「航空便」で仕入れていますよね。それも週に2回ないし3回。

聞いたところ、昨日17日も航空便が届いたとのこと。これがごっそり余ってしまって・・・という話し。今後の注文は取り消しができましたが、今の食材をどうしようかと・・・・、とやっぱり頭を抱えていました。

「もし出来ることなら、そういう食材を分けてもらえませんか?」

と聞いたら、「え?良いんですか?こちらこそ助かります!!」と明るい返事。

これって「嫌がる店に頼み込む」のではなくて、本当に両方ともWinWinの関係。逆に店は「誰か買ってくれないかなぁ」なんて思っても、常連客や知り合いにそれを頼むことってプライドもあるし出来ないんじゃないですかね。今回もそうで、私は恐縮して「買えますか?」と聞いたのに、お店側は本当に助かった~~という感じでした。

どんなものを分けてもらえるのか電話でざっくり聞いて、また写真もスマホに送ってもらってから店に行きました。BSCにある和食店 厨(くりや)です。

「ここで食材を分けてもらったのは内緒にしたほうがいいですよね?」と聞いたところ、「いえ、全然構いません。本社にも承諾をもらっていますし、他に欲しい方がいらっしゃったらお分けしたいです」との返事。だから今こうやって店名も出しています。

お店に着いたら、伝えておいたものは大体用意してありました。それをチェックして、選び、他には何か無いか・・・・と相談。話をしていてわかったことは、私としては「冷蔵モノなどで、保存が利かないもの」と考えていたのですが、「なんでもオッケイ」みたいな話になりました。冷凍モノもの含めてです。

結局ですね、2週間というのは長すぎるんですね。その間、冷凍しておいても大丈夫なものもありますが、売れるものなら売ってしまって「再開する時には新しく仕入れたい」という考え方がある様子。ま、それはそれで理解できますし、「在庫であるものなら何でもオッケイ」なんて聞いたら、私がどれほど舞い上がったか想像できると思います。(笑)

でも我が家の冷蔵庫、冷凍庫はもう目一杯詰まっているし、新たにいろいろ入れる余裕がない。(T_T)

ということで、欲しい物の中から、ほんと~~に欲しい物を厳選して分けてもらいました。

まず鮮魚ですが、イサキ、連子鯛、小鯛。全て刺し身でOKですが、イサキは絶対塩焼き。鯛は炊き込みご飯も良いなぁ。

そしてウニを二船(2箱)。結構な量です。

そして(本命の)刺身類。本マグロの中トロを4柵、真鯛を1柵、カンパチの腹を1柵。\(^o^)/

そして冷凍ものとしては「シメ鯖」を3つ。

あとは大葉とかワサビとか。

ああ、冷蔵の和牛スライスを何枚か。リブロースのかぶり付きですのでかなり大きい。

問題は価格なんですね。

これって魚屋の店頭で、これいくら?これは?とやるわけじゃないし、私は「分けてもらえませんか?」と聞いた手前、一つ一つの値段を聞いて、「その値段ならいらないです」とか言えないわけですよ。というかそこまで私は図太くない。だから「一切値段は聞かずに、欲しい物だけを選んで、値段は【お任せ】」です。

お店はお店で、「買ってくれた」という思いがあるし、私が値段を聞かないからこそ、お店もそれなりに努力をしてくれたんでしょう。

私の本音は、「和食材の輸入卸問屋」の値段では買えないだろうと思っていました。ところが家に帰ってからWhatsappで届いた請求書ですが、明細をこわごわ見たもののびっくり。卸問屋で買うより安かったんです。

なんでダボは卸問屋の値段を知っているのか?って思うかもしれませんが、いつもブログに書いているじゃないですか、卸問屋のことは。和食材の卸問屋って大小合わすと結構あるんですが、私が価格表ももらっているのはその内の三件。いつもそれを見ながら、これを頼もうか、いや、あれが良いなんて夢想するのも私の趣味のうちで、結構、値段が頭に入っているんですよ。(笑)

で、それと比べても安かった。刺身類はグラム単価で取引されるのですが、お店で切ってすぐ出せるように「きれいに掃除」してある柵状になっている。その状態でのグラム単価で、卸より安いってことは「厨(クリヤ)の中川さん」が本当に良くしてくれたってこと。\(^o^)/

「このことを本当にブログに書いて良いんですね?買いたいっていう人が殺到するかもしれませんよ」と言ったら、「OKです」と。

ただし、「全部見せてくれ」「その中から選ばせてくれ」「大きいから切ってくれ」とかそういうことは出来ない、しないのはお約束。

でも中川さんは、「とにかく連絡をください」と仰ってますので、興味のある方は電話をしてみたら良いかと思います。


ホームページはここ(クリック)

上の情報には店の電話番号しか乗っていませんから、連絡がつかない可能性があります。携帯の電話番号はもらっているのですが、それをブログに書いちゃってよいかどうか聞くのを忘れました。ですので、電話が繋がらないという方がいらっしゃったら、私にメールをいただけますでしょうか。折返し携帯の番号をお伝えします。

ところで、こういうお店って「どこでも同じ」じゃないですかね。

グレードが高い店はそういうことはしないと思いますが、普通の店なら、皆さん、何か手立てはないものかと困っているんじゃないかと。

もし私が店主だったら、「在庫処分セール」なんて書いて店先に張り出したら駄目かなぁ・・とか悩むはず。(笑)

これは日本でも同じで、「助けてくれーー」なんてSNSで発信したら買い物客が大勢来たとか、そんなケースは少なくない様子。

意外に全く行ったことがない店、知らない店でも、聞いてみたら「本当に買ってくれるのか?」なんて喜ばれることもあるんじゃないですかね。

やるなら早いほうが良いと思います。店も焦っているはずですから、早くしないと「友人知人に全部分けちゃった~」なんてこともあるかも。

早速今晩の晩御飯ですが、酢飯を作って「ウニ三昧」を楽しみました。

二船(2箱)ってかなりの量ですが、喧嘩をしないようにきっちり三等分して皆で楽しみました。いつもは少食で「お前はチワワかマルチーズか?」みたいな量しか食べないヨメさんも、こういう時にはきっちり三等分。(笑)

これが一人分。お寿司で言うといくつ分あるんだろうか。8巻分ぐらいはあるかも。もっとかな?

(安い)ウニって食べすぎると気持ち悪くなったり、ゲップの臭さで気絶しそうになったりしますが(笑)、このウニは全くそういう感じは無い。決して最高ランクではありませんが、このレベルのウニをこれだけ食べたのって我が人生で初めてかもしれない。

厨(クリヤ)@バンサショッピングセンターの中川さんに有難う。

そしてこういう機会を作ってくれたコロナに・・・・・、お礼なんか言うかっ!

 
 
 

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