仕事を持っている人達は大変だろうなぁ・・・

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自分が今、普通の仕事に就いていないでラッキーだったと思います。

今、日本ではどこまで保証をするか、いくらだすかで揉めている様子。自民党も政府に提案書を出したし(出来レースだと思う)、一応若手議員となっている安藤氏、青山氏が中心になって100人以上が集まって、減税、現金給付等、市民感覚に近いことを提言したけれど、どうなりますかね。

今の政府の動きを見ると、まさに安倍VS財務省連合軍の図式がはっきり見えて、連合軍側は岸田氏の宏池会、それと組もうとしている麻生派、そして二階派も全て財務省側で「思い切った補助はしない方向」が見える。そして何よりもスピードが遅い。

このまま行けば、財務省連合軍の圧勝ってなるわけだけれど、どちらにしろトップは安倍さんだから、安倍さんがそう決めたとしか世間には映らない。

ここで安倍+経産省の反撃が起きると良いし、そうじゃないと本当に日本はやばいことになるんじゃないのかなぁ。

「緊急事態宣言」「ロックダウン」に関しては、それの決定より「解除」の方が難しくて、その時の責任を必ず問われる安倍さんが決められるかどうかが疑問。それを考えると私は7:3の確率で「宣言は出さない」と読んでます。また「緊急事態宣言」「ロックダウン」に法的強制力はなくてあくまで「強い要請」でしかないわけで、それ自体が「宣言をしない理由」として飛び出すかもしれない。

「保証はしっかりしますから、自粛を徹底してください」というところが限界か。

でも感染の広まりいかんでは、それで済むわけもなく、「感染の広まり具合で、結果的に安倍退陣が決まる」ことになるのかもね。まだ安倍さんは憲法改正に未練があるのかもしれないけれど、ここは「政治生命を賭けます」と公言して国民サイドに寄り添うことが大事だと思う。

ところが世の中は「緊急事態宣言」「ロックダウン」を出すのか出さないのか、保証、援助はどうなるのかとそれに議論が集中しているけれど、「コロナがどういう終わり方をするのか」の想定を聞いたことがない。

そんなのわかるわけがないと言われればそのとおりだけれど、その予想無くして「予算は絶対に組めない」わけで、「この程度なら国民も納得するだろう」的な予算だとしても、感染の広がり具合によっては「焼け石に水」でしかないし、ワクチンや治療法が出てこない限り「感染は続く」「集団免疫は獲得できない」とした場合、垂れ流すように援助を続けないと経済は止まる。

せめて数字的な説明、裏付けが必要なはずで、GDPはX%落ちると予想できるから、そのギャップを埋めるためには・・・とかそういう発想、説明が必要で、「額は決めました」「どうやって決めた?」「何となくこのへんかと・・・」じゃ、バカとしか言いようがない。また基準が不明確だと、その後の世情の変化にあわせてどう増減するのかもわからず、右往左往が再び始まって、そもそも今もそんな状態だから、「お魚券」だの「お肉券」だの小学校レベルの話になるんじゃないですかね。

「予想は外れる」のは常識で、たとえそうだとしても「予想の上に立つ」ことは大事じゃないですかね。そして予想が外れたらそれを修正してまた前に進めば良いわけで、「根拠のない数字」を並べられてもそれじゃ議論にもならないじゃないですか。

保証はすべきだ論は当然だと思うけれど、「額」と「いつまで」ってのがキモで、政府が青天井で支援するわけもなく、結局は新しいコロナ時代にどう生きるかは、経営者と働く人達の腕に掛かっているってことじゃないかと。

少なくともいつかは「自粛解除」「活動制限解除」のときが来るわけで、でもその時にコロナがおとなしくなっているかどうかはわからない。感染者数が減ってきたところで、それはそういう生活パターンを市民がするようになっただけで、また元に戻ればふりだしに戻るだけじゃないんですかね。となれば、またいつか自粛・活動制限令がでて、ワクチン、治療薬が世に出るまでイタチごっこが起きる可能性がある。

そんなことは市民もわかっているわけで、商売をしている人はここをしっかり見抜かずに、「いつかもとに戻る」なんて考えているしっぺ返しが大きいと思う。利口な市民は「安心」を確保できない限り、前の生活パターンには戻らない。

また「助ける」のも個人、労働者であって、「経営者」「企業」「店舗」に保証を出す必要はないと【私は】思っています(税金面、資金繰り面で全体に優遇措置を設ければ十分)。今までもそうだったじゃないですか。でも働く場がなくなれば労働者も困るわけですが、政府は「助けないと影響が大きい企業、業種しか助けない」はず。そして「助ける業種」「助かる企業」と「放置される業種、企業、店舗」の大きな差も生まれるのはこれまた歴史が証明しているし、全てを助けるのは不可能。そもそもみんなそういう世界で生きてきたはずで、助けてくれと言えば助けてくれる世界なんかどこにもないでしょうよ。経営者ってどの業種でもそういうリスクを取ってやっているんじゃない?今回だけは助けてくれって、私には随分虫の良いことを言うなぁと感じます。

じゃぁ営業するよ?って?

やれるならやってみれば良いんじゃないですかね。日本は強制じゃないんですから。でも感染者を出したら社会的制裁を受けるのは覚悟しないと。

どちらにしろ「待ち」の姿勢は駄目で、「嵐が過ぎ去るのを待ってもその余波が続く」ことを想定するべきじゃないですかね。援助や補填をあてにしてもそれは「変化に合わせる時間稼ぎのためのもの」という考え方ができるか出来ないかで、今後の運命が決まると思っています。

これが相場であるならば、「損切りして、次の出番を待つ」ということになるけれど、それを決断できる経営者はいないのかもね。あるいはテレワーク、リモートワークで仕事が回るようにするか、飲食店なら、いつか「自粛が終わって、しかも感染は続く」という想定のもと、どういう営業形態なら生き残れるか考えて、店の改造に着手するとか、そういう動きが出てくるんじゃなかろうか。

でも悲しいかな、多くの人たちは先手を打って大胆な変身は出来ないのが普通で、あとで「あの時、ああしておけば・・・」ということになるのが毎度のこと。

コロナ時代をどう生き抜くか、それに焦点を当てて生まれ変わろうとする人、店舗、企業もあるはずで、すでに動き出しているんじゃないですかね。そろそろそれに関する具体的なニュースも出てくる頃で、そんなところに注目していこうと思っています。

でも時間がある人は、こういうときだからこそ、「こういうことが起きるのを想定して、日頃、どう生きるべきか」ってのを考えたら良いと思う。こういうクライシスは姿形を変えて、何度でも、これでもか、これでもかと私達を襲うのは歴史が証明しているんですから。

「通常運転」を基本として人生設計すると、嵐が来るたびに破綻する怖さを味わうことになるのは間違いなし。

なせば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり

人の行く 裏に道あり 花の山

この言葉の意味を考えるチャンスだと思う。そして自分が変わるチャンスかと。

こういう事が起きても、慌てること無く生きている人たちがいることを忘れるべきじゃないんじゃないですかね。

我が家は「このまま続くと金融クライシスは必ず起きる」と慌てていて、昨日も息子と今後の基本戦略を話し合ったばかりですが、今回のことを教訓として、一歩前に進むつもり。国も誰も私達を助けてくれないし、援助も保証も1円たりとももらえない。でも絶対に負けない強い意志だけはある。

来年の今頃はどうなっているんだろうか・・・・・・・。

このブログの読者は特定の会社や政府からも何の援助もなく生きている人がそれなりに多いはずだけれど、皆さん、どうしてますか~~~。

近況をお知らせください。また今回、考え方が変わったとか、気がついたことなど、ありました?メールでも結構です。

我が家はいろいろありました。本当はそれをブログに書きたいのだけれど、あまりにも一般的じゃないし、トレード、投資で生きている人特有のものだから、なんとなく書きづらい。

クローズドの掲示板を昔持っていたのだけれど、あれも良かったなぁ、なんて思ったり。

本来はSNSを立ち上げるのが良いとも思うのだけれど、私は、私や皆さんがかつてそうだったように、「どうしてこの世界に入ろうとしたのか」「入って何が変わったのか」「何が良くて何が悪かったのか」をまるで関係のない人に「考える切っ掛け」を作ることが出来たら良いなと思っているんです。

そういう出会いがあったから今があるわけだし。

本当は、「コロナの時代をどう耐えるか」じゃなくて、「どうやって利益を出すのか」なんてことを集中的に書くほうが情報交換としては良いと思うのだけれど、そんなことを書くと、マレーシアのコミュニティーから外されるような気がして・・。

もう外されているか?(笑)

 
 
 

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