ワクチンの効果をデータから見てみる

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ちょっとおもしろいデータを見つけたので、それを見ていたのですが、そこから今までの世界の動き、今の動きがわかるような気がしました。

「ワクチンは有効である」と世界が注目したのは、ワクチン接種に積極的だったイスラエルの例を見たからじゃないですかね。

このグラフを見れば、だれでも「ワクチン接種を急げ!」と思うはず。

イスラエルのワクチン接種率、新規陽性者数、死亡者数の推移です。

よーーーく見てください。ワクチンの接種が始まってから、新規陽性者数も死亡者数も激減した。そして5月に入ってからは「コロナを制した」かに見える。

どのラインが何を示しているか、ちょっと面倒でもしっかり見てください。

これじゃ、世界は「イスラエルに続け!!」って思いますよねぇ。

ところが~~~。

5月からは違う動きが見えてきた。収まっていたかに見えたコロナがまた動き出して今に至る。それが5番の位置。

ちょっとこのグラフに注目してもらいたい場所があります。

1は摂取を始めた時。

2は新規陽性者や死亡者がピークになった時。

3はそのピークの時点のワクチン一回接種の割合で、25%ぐらいでしょうか。

4はそのピークの時点のワクチン接種完了(二回の接種)の割合で5%ぐらいでしょうか。

このグラフを見ていて、何か変だなって思いませんかね。

ワクチン接種が始まり、1回目の接種率が25%、2回めの接種終了は5%という低さで、【コロナの影響はピークを迎えた】って出来すぎじゃない無い?

この不思議さを「良いじゃん、効いているのがわかるんだから」と簡単にスルーしちゃうとうまくない。

これと同じグラフの「アメリカ」を見てみましょう。なんと新規陽性者、死亡者のピークと「ワクチン接種開始」が同じ時期。

まさかですが、アメリカが「ワクチン接種を開始する」と言った瞬間、コロナが慌てて逃げ出したように見えませんかね。そしてワクチン一回目の接種が30%、二回目の完了が20%の時点では、新規陽性者も死亡者もピーク時の3分の1にまで減少している。

これって「ワクチンは凄い。効いている」って誰しも思うかも知れないけれど、これもまた出来すぎに思えませんかね。ワクチンは接種後すぐ効くわけじゃないし、ワクチン2回接種完了が20%の時点で、コロナの影響が3分の1ですよ。

もしこのグラフを中学生に見せて、「2020年12月にコロナの新規陽性者、死亡者の数がピークを過ぎて減少した理由を述べよ」という質問をして、「ワクチンの接種が広まったから」と答えたら、ゼロ点じゃないですかね。

もし「ワクチン接種に恐れをなして、コロナウィルスが逃げた」と答えたら正解なのかも知れない。それって冗談じゃなくてそうとしか言いようがないんじゃないですかね。

またイスラエルでは5月。アメリカでは6月に底をうって、その後、新規陽性者も死亡者も急激に増えている。

これを見ると、「ワクチンの有効期限は半年ぐらいなのか?」と思うけれど、それもおかしいですよね。全員が12月なり、1月にワクチン接種をしているなら、5月6月頃から効き目が薄れてくると考えられますが、イスラエルは11月から、アメリカは12月から接種が始まり、毎月毎月、新たに摂取する人が増えているわけだから、5月、6月に突然、陽性者や死亡者が増えだすっておかしいじゃないですか。でしょ?

ダボは何を言いたいのか?って思うでしょうが、私には何もわからないんですよ。ただ、世間で言われていることって何か違うんじゃないかと思っているだけ。

世界は大国の例を中心に見る傾向がありますが、このイスラエルやアメリカ、イギリスのグラフを見ても、なんだかおかしいなぁとしか思えないんですよ。

ましてやマレーシアのグラフを見たら、それらの国々とも全く違う動きをしている。

アメリカの2回接種率が20%のときに、コロナの影響は3分の1になった。マレーシアの2回接種はそろそろ40%に達する今、新規陽性者も死亡者も全く減ること無く、それどころか世界のトップを独走中。

なんなんですかね、これって。

インドなんて異常としか言いようがなくて、地獄の様だったのがある時、突然、潮が引くようにコロナが消えていった。今、世界で大騒ぎしている「デルタ株の発祥の地、インド」ですよ。そしてインドは今の時点でも「ワクチンの接種率は全く上がっていない」のに、新規陽性者も死亡者も「減り続けている」。

これって「お釈迦様の生誕の地」であることが関係しているのか?なんてことも考えたくなってきます。

死亡者数の推移。

ワクチンの接種率。

さて、日本はどうなっているのか?

大阪はワクチンを摂取した人たちが感染しても、重篤者、死亡者はゼロであるという報道を見て、嘘だろ?と思ったのですが、東京のデータを細かく見ても、ワクチンは効いているのがわかる。

厚労省が出している多くのデータ、グラフを見つけたのですが、これからかなり細かいことがわかります。

私が気になったり、注目したデータ、グラフをここに出してそれに関して書きたいのですが、あまりにも量が多くてややこしいはなしになるので、それはやめます。

ただ、日本が、東京がどういう状況になっているのか。年齢別とか、ワクチンを打った、打たないでどういう差がでているのかとか、過去と今はどうかわってきたのかとか、そういうことに興味がある方は厚労省のサイトを見たらかなりいろいろなことがわかるはず。実は上のイスラエル、アメリカのグラフもその中の「参考」として出ていたものです。

この厚労省のサイト。ひじょ~~~~~~~~に面白いし、いろいろなことがわかると思いました。必見!

厚労省のデータ、グラフはここをクリック。

私の感想としては、「日本はワクチンが有効に働いている最中」に見えるし、ワクチン接種率を上げるのは重要な段階にあると思いました。

ただその後は、イスラエルやアメリカの後を追うのかも知れないと思ったり。

でもはっきりしたエビデンスがあるわけじゃないんですが、日本のワクチンの効き目は「海外より強い」感じを厚労省のデータから受けるんですよ。

これってもしかして勘違いでもなんでも無くて、そもそも日本は海外に比べると新規陽性者数も死亡者数も「去年からずーっとさざなみレベル」なのは間違いがなくて、そういう特殊な日本の場合、「ワクチンの効き目も強く出る」可能性もあるんじゃないかと思ったり。

でも全般的にこういうデータを見て思うことは、今の主流の科学者たちとは違う方向性で研究するべきかもしれないということ。それは上に出したアメリカの例にしても、「ほらね、ワクチンは効くでしょ?」とは言い切れないものを感じるから。

ワクチンを打ち出した瞬間と、新規陽性者、死亡者の数のピークと重なるなんて、まるでジョークじゃないですか。それをもって、ワクチンが効いたから新規陽性者も死亡者も減ったと結論づけたら、中学生にも笑われるかも知れない。

イベルメクチンは科学的に効くわけがないと生産会社もいうらしいですが、イベルメクチンを発明してノーベル賞を取った北里大学の大村博士は「効く可能性はある」と言っている。

私はカナダで話題になった点鼻薬も気になっています。

そういう物に興味を持つのをバカにする傾向があるんでしょうが、みんながみんな同じ方向を向いて開発したり研究したりしてもしょうがないわけで、まさかと思うようなことでも興味を持って徹底的に調べてくれる科学者に出てきて欲しいと切に願っています。

【人の行く 裏に道あり 花の山】

これは私の一番好きな座右の銘で、若い頃からこればかり考え続けて今に至るのですが、これがコロナにも言えるかも知れない、そんな気がしています。

マレーシアではこんな写真も出回っていますし・・・。

ナジブ・ラザク元首相。

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