【重要かも】新MM2Hを再考してもらうための「請願」に関して。日本語バージョン?

マレーシア
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新MM2Hの条件があまりにも突拍子もないので多くのMM2Hホルダー、それは日本人以外も含めて困惑している様子。

マレーシアにも「請願システム」があって、それに署名して欲しいという動きが出たのは御存知の通り。

ここです。今現在3729の賛同者がサインをしました。(クリックするだけ)

Change.org

Objection to New Policies of Malaysia My Second Home (MM2H) …

この請願の言い出しっぺは英語で書いていますが、MM2Hホルダーの国籍は色々で、その共通語として英語があるのだから当然だと思います。

でも自分もそれに参加するのに、一体どうしたら良いのか、ちょっと戸惑いますよね。決してわかりやすく出来ているとは思えませんから。

ということで、日本語の「新たな請願」を始めた方が出てきた。

これ。

Change.org

マレーシア在住の日本人MM2H達を助けてください!…

これは非常に良いことだと思いました。これなら英語がチンプンカンプンでもどうにかなりますから。

でも私が気になったのは、この請願で集めた数字は、元の英語の請願に【プラスされるのかどうか】という点。

こういう請願は「数が物を言う世界」のはずですから、もし同じ内容の請願が、日本語、中国語、韓国語、あるいは他の言語でわかりやすいものが出来たとしても、【目的は同じなのに、数字はバラけてしまう】ことが心配です。

元のサイトを見ますと、請願が5000に達するとなにかの動きがあるような事が書いてあります。これは他の国でもよくあるケースですが、規定の数字を超えると「政府はなんらかの返答をしないとならない」なんて決まりがある国もある。その辺、マレーシアがどういう風になっているのかはわかりませんが、重要なことは【数を集める】ということに変わりはないと思うのです。

逆を言えば、「数が集まらない請願」もそれなりに意味があるわけで、私がイミグレの担当だとしたら、その辺の動向も必ず調べます。

「日本人の請願数は少ない」なんていう結果は非常にうまくないと私は思うわけで、請願でもなんでもそういう行動を起こす場合、「どの程度のことが出来るのか予想する」のは重要で、やれば良いってもんじゃないはず。

これって悪い考え方をすれば、数が分散されて元の請願の数を減らし、影響力を削ぐことになる可能性すらある。

ですからやるならやるで元の言い出しっぺと連携をとって「より大きなムーブメントにする計画」が必要で、そういう風に動いているのかが気になっています。

私は善意でやっていることに水を指すつもりは全くありませんが、請願を出すのであれば、絶対にそれなりの結果を出すという強い信念が必要になるはずで、そのためにどうするべきかの作戦はいろいろあるはず。国籍は関係がありませんし、片っ端から知り合いに協力を求めるのも一つの手。

ところが、もしも最初の請願と、新たな日本語の請願と、数字が二つに別れたらどうなるのか。また中国人や韓国人が、俺も作ろうと動き出したらどうなるのか。

請願サイトを見ますと、請願数が5000に達すると次の動きになるようなことが書いてあります。

つまり複数請願が立ち上がり、もし、その数字が4800,3200みたいだったらどうなるんですかね。合計なら8000ですが、それぞれは5000に達していない。

またもう一つ問題があります。これは「二つの別の請願」として扱われるとしたら(多分そうでしょう)、この二つの【内容は同じ請願に同時にサインすることが可能】となります。

だからもし、それぞれの獲得数値が6500と5100あったとしても、請願者の数字は合計の11600人ではなくて7000人程度でもある可能性すらある。

逆に他の言語で同じような請願が始まれば、それぞれにサインすることによって、トータルでは3万以上の数字を獲ることが出来るかも知れないけれど、実数は1万にも満たないなんてことがおきるかもしれない。これって政府側からみえれば、「わざと数を膨らますための計画的な行動」と見るのが普通で、それが良い方に動くとは思えず。

また元の英語の請願は他の多くの国の賛同者がサインしていますが、そういう人たちが、日本語バージョンを知ったら何を考えるでしょうか。私なら「日本人も頑張ってますね」とは思わない。「結束が重要な時に、日本人が勝手なことをやりだした」と思うかもね。請願を始めたのが日本人なら話は別ですが、それでも日本語だけで進めることは突っ込まれるはず。なぜ同じ状況の他国の仲間と連携しないのかって。

「両方にサインすればいいじゃないか」なんて言ったら、私は馬鹿にされると思う。請願に向かう国際間の協力ってそういうものではないと思う。

そもそもマレーシアにおける英語は准公用語であって、政府関係の広報にしても日本語で書かれるなんてことは無い。そういう国で、政府に対する請願を「日本語でする」「日本語で意見を言う」ところに私は大きな違和感を感じています。日本語の集合体である請願、意見書を政府がまともに取り上げるだろうか。皆さん、政府関係の部署に何か申請するにしてもメールを出すにしても、日本語で出したことがあります?

もし日本で、世界共通の懸案事項にマレーシア人が独自でマレー語で請願運動を始めたらどう思います?また日本政府はそれにどう対応しますかね。

請願するにしても、その辺をしっかり考える必要があると思ったので、この日記を書くことにしました。

どう考え、どう行動するかはそれぞれの自由。

ただ「日本語バージョン」はすでに動いているわけで、ここでしょぼい数字を出すわけにもいかないと思ってます。もう動き出してしまったら、他人事じゃ済みませんし。

私から皆様にお願いがあります。

日本語バージョンの方にサインをした方は、是非とも忘れずに元の英語バージョンにもサインをしていただきたい。こちらの請願は何が何でも世界中で力を結集して大きなムーブメントにしなくてはならないと思っています。

Change.org

Objection to New Policies of Malaysia My Second Home (MM2H) …

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