お国替え

NO IMAGE
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

私達の場合は海外生活が長いからマレーシアへのお国替えも簡単でしょ?と言われました。

そんなのまるで関係ないんですね。それどころか私たちは引っ越しの経験が無いって言っていいくらい少ないので、日本国内はもとより海外転勤を何度も経験した人達みたいに簡単にはいきません。引っ越しそのものも慣れていませんが、知らない土地でどうしたらいいのかってのが良くわからんのです。

同じオーストラリアだってメルボルンやシドニーに行っただけでもまるで海外みたいな感じを受けて違和感があるし、そこでは住めないなと感じました。多分サンシャインコースととか田舎町ならすんなりとけ込める感じはしてます。

で、マレーシアとなったら言語も人種も習慣も常識も違うし、まるで何がなんだかわからず、すんなり引っ越しだ、とけ込めるだろうなんてことは全く考えていません。ただ、面白いのはKLとペナンを比べても違う国の様な感じがするし、我々としたらきっとペナンの方がとけ込みやすい感じはしています。

でもペナンの場合は私たちの生活に絶対に必要な物が無いのでまず無理。

本当にどうなるんでしょうねぇ。

行けばわかること、なんてことのないことでも行く前の不安は大きく、ああだったらどうしよう、こうだったらどうしよう、なんてそんなことばかり考えています。でも一番の心配はうちのカミさん。

マレーシア行きたくない病に掛かっていますが、いざとなったら行動力があるのはカミさんの方で、オタオタドギマギするのは私の方かも。ただ乾癬がどうなるかですね。日本では乾癬は冬場に酷くなると言われていて、乾燥がうまくない。ではこちらではどうかというと、秋から冬になってきた頃からどういうわけかヨメさんの乾癬は消えてきた。まぁ、オーストラリアってのは乾燥大陸でまともに水がない国。気候的にも乾燥しっぱなし。酷いときには雨が2ー3ヶ月降らないなんてこともある。だから冬場は間違いなく夏場より乾燥はしているものの、日本のようにジメジメした気候が乾燥してくるというような大きな違いがあるとは思いません。でも乾燥が進んで乾癬が酷くなるだろうはずの冬場に良くなってきた。わけわからず。

で、マレーシア。オーストラリアと比べたらそれこそ水の中にいるのと同じぐらい湿気が多いわけですが、それがヨメさんの乾癬にどう関係してくるか。きっと肌のためにはマレーシアの方が良いと思うのですが、乾癬になる大きな原因は精神的なストレスと言われているわけで、お国替えによるストレスがないはずもなく、それがどういう形で出てくるが気がかりです。

で、一度乾癬が出だすと、本人の気持ちは一気にしぼんでストレスが原因の病気が今度は乾癬そのものがストレスの原因となって、最悪の悪循環がスタートしちゃうんですね。そうなると我が儘になり、ヒステリックにもなり、また落ち込んで誰にも会わない、外にも出ないという引きこもりになる。この2,3年がそうでした。

そうなったらまず間違いなく、オーストラリアへ帰りたいと毎日泣くようになるはずで、我慢して様子を見ようとか、良い先生を捜してみようとか、そんな気休めには絶対に耳を貸さないはず。そしてオーストラリアへ引き上げることになってしまう可能性大。

ただこれは我が家としては非常にうまくないことで、なんでそもそもマレーシアへ渡ろうという話しになったのか、それの根底が崩れてきます。私は退職者ということになっていますが、完全退職ではなく、また金のなる木がある訳じゃないですから現役の方々と同じように稼がなくてはならない。その為のマレーシアなわけで、乾癬だから、嫌いだから、気に入らないからと言って帰ってくるわけにはいかない。では、私だけマレーシアに残ることになるのか・・・・・・。これから先は考えないことにしています。ヨメさんもそこのところはわかっているからこそ、頑張ろうとしているわけで、その頑張りがストレスになるんですね。甘っちょろいと思いますが、その甘っちょろいのをどうにかしろと言ってもどうにもならず。

たかが乾癬、されど乾癬。乾癬に我々の将来が左右されるなんて考えたことも無かったけれど、それが現実。爆弾を抱えたままマレーシアへ行く。それが我々の状態です。

ま、おだてたりすかしたりしながらどうにか乾癬が出ないような環境作りをするしかありません。

「もっと早く来れば良かったね」なんてヨメさんが言ってくれる日が来たら私は \(^O^)/ なんだけどなぁ。

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ