絶対に必要なインジケータ 相場-チャート

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最近、私のチャートに興味を持たれる方がまた出てらっしゃいました。嬉しいなぁ。

私のいい加減で不十分な説明でもセッティングまでは出来たようで良かったです。

で、前にも書いたと思いますが、大事な点だけをあらためて書いておこうと思います。それは私が考える「絶対に必要なインジケータ」です。まぁ、大きな流れを見て、ピンポイントで出撃するためのインジケータはすでに説明していますが、それとは別に補助のインジケータとして絶対に必要なものがあります。

○ i-Sessions

○ Grid Builder

この二種です。

まずi-Sessionsですが、ご存知のとおりFX市場では3つの時間帯があります。アジア、ヨーロッパ、アメリカですが、この時間帯によって値動きがまるで違いますので、今どの時間帯なのかを常に把握しておく必要があります。このインジケータは色でそれがわかるようになっているので非常に便利です。

30分足です。画像をクリックすると大きくなります。↓

グリーンがアジア、モスグリーンがヨーロッパ、ブルーがアメリカです。それぞれがダブっている時間帯はダブった色になります。

そしてこれが便利なところはボックスの形になっていますね。つまり、その時間帯の値幅を表示してくれるということ。

これって使い道がかなりありまして、上のチャートをちょっと眺めてみて下さい。このインジケータだけで一つの作戦が考えられますよね。つまり、動きが小さなアジアセッションの値をその後上にあるいは下に抜けたらその方向へ引き続き動いていく傾向が見て取れます。つまりレンジブレイクでの出撃も可能かもしれない。

このセッションの時間帯は変更できますので、いろいろ変えてみると面白いです。たとえばアジアセッションとヨーロッパセッションは重なっていますが、アジアセッションの時間をちょっと短めにしてみてください。するとこのレンジブレイクがもっとよくわかるようになります。

一分足ではこのように見えます。

今はアジアンセッションの真っ最中ですから、メインチャートは緑。

次に大事なインジケータですが。Grid Builder。これは自分が決めた任意のPIPSでグリッドラインを画面に引くインジケータです。これがあればどこからどこまで何ピップスあるのかが簡単に目測できます。

また、ここが一番大事なのですが、このグリッド幅を見ることによって、その時点の動きの大きさが一目でわかるってことなんですね。つまり、どのくらいのプロフィットなら取れるのか、難しいのかがわかるってことです。

チャート上に白の破線が横に何本か引かれているのが見えるはずですが、これは5PIPSの幅で表示しています。(注:設定では5は50、10は100と入れる)

これがあると大体どのくらいの値幅で動いているのかがすぐにわかりますよね。で、ダボ流のスキャルピングでは狙うのが5PIPS程度ですから、その時点でどのくらいの大きさの波があるのかを把握するのが非常に重要になります。

たとえばこれを見てください。5PIPS幅のグリッドがかなり大きいです。これはUSD/JPYの1分足です。私がドル円は5PIPS抜くのが難しいというのはこれが理由です。一つの山の端から端まで取っても5PISPが取れるかどうかという動き。こんな動きじゃたとえスプレッドが低くてもまるで意味が無いというがわかると思います。

自分はスキャルピングで5PIPS抜くのだと決めて、こういう動きの中でトレードしていたら勝てるわけがないと思います。この動きなら2-3PIPSが良い所でしょう。ましてや10-20PIPS狙いでUSD/JPYを見ても、この動きじゃ何時間経っても無理でしょ。釣りと一緒でまずそこにどんな魚がいるのか見極めるのが大事で、小魚がいっぱいいるのなら小魚を数釣ればいいだけのこと。

では次にこれを見てください。EUR/USDの1分足。一つの波が10-15PIPSありますよね。こういう中で5PIPSを抜くわけです。だからそんなに難しくないってこと。私がEUR/USDが良いというのはそういうことです。そしてEUR/USDは世界で一番取引高も多いペアでリクイディティが高い。この利点はいつかわかるときが来ると思います。また海外ではこのペアのスプレッドが一番小さいのが普通。でも値動きが大きくてスプレッドが小さければどんな通貨でもOK。

これはどうでしょうか。これもEUR/USDの一分足ですが、5PIPSのグリッド幅が上のよりもっと狭いですよね。こういう動きの時には5PIPS狙いはあっという間に決まります。こういう動きはヨーロッパセッションとアメリカセッションの中間までが多く、値動きが小さい時には何もしないのが得策。

一般的にはこういう動きならもっと大きな値幅を狙う人が多いと思うし、世の中では損小利大を狙えとよく言われます。でもそれって手法によってまるで違うわけで、単にそういう言葉を鵜呑みにすると駄目だと思います。そもそもトレンドが出来て大きく動いたってのは後になってわかることですよね?前にわかります?結果論ですよね。ですからトレンドが出来ようが出来まいが一つの波で完結させるのが間違いが無いというのが私の考え方です。

基本はいかに安定して、安全に、5PIPSを抜くかが全てです。実際には20-30を逃したとしてももったいないなんて思っては駄目で、簡単に5PIPS抜けたことを喜ぶべきだと思っています。

また、やっていると大きく動いているのが見える一瞬があります。そういうときには大きく取ろうじゃなくて、弾を複数撃つという方法を取ります。また連発もする。一回で10PIPS抜くより5PIPSを二回取るほうが楽だと思います。ただ、欲はかかずにまずは5PIPSを抜くことだけを考えるのが良いと思ってます。

拘るとしたら勝率に拘るべきだと思います。

何度も書いていますが、私は勝率は大事だと考えるタイプで(これは少数派)、勝率が高くないと結果的にポジションを大きくできない(恐怖に勝てない)ですから延々小遣い稼ぎで資産形成なんかできずに終わる可能性があります。あと、私はまずやりませんが、勝率が高いということはマーチンゲール戦法も考えられるってことなんですね。いわゆる倍々賭けるようなカジノ必勝法の一つ。

でもま、欲を張らずにとにかくどうやって5PIPSを抜くかそれに集中するのが何よりの近道だと思います。たかが5PIPSと思う人が多いと思いますが、スタンダードロットで5PIPSは50ドル。10ロットで500ドルですから5PIPS狙いでも十分大きな資産作りが出来るってことですね。一日の出撃可能な場所なんて何十箇所もあるわけですから(これがFXの良さで日経225では絶対に無理)。でもその上を狙うのは難しいかもしれません。それは板情報を見れば想像がつくと思いますが、大きなロットだと自分の注文だけで値が動いてしまいます。でもEUR/USDは取引高が大きいので、かなり余裕がある。EUR/USDが良いというのはこういう意味でもあります。

(また最近はマイクロロット(1000通貨単位)での取引も出来る業者が多いので、それで5PIPSだと50セントですので、いくらでも練習ができますね。)

最終的にこの方法だから私にとっては損小利大になるってことなんですね。大きな転換点を見つけたり端から端まで取るのはトレーダーの夢ですが、自分は上手くなりたいのか、それとも利益を出したいのか、これってイコールのようでイコールじゃないと思っているのですが、自分が何をしたいのかはっきり自覚するのは大事だと思います。

うまくなることを目指すと道は遠く、利益を目指したほうが早い。意外でしょ?(笑)

で、集中して儲けを出してある程度になったらいつまでもダラダラやらずにさっさと相場から足を洗う。これが良いと思うなぁ。(また帰ってくることもあるんでしょうが 笑)

あ、そうそう、もう一つ大事なことをがあります。

5PIPS狙いですが、これは注文時にそのTPとSLが自動的に入るようにしないとだめで、値動きを見ながら注文を出すようだとうまくありません。値は常にピコピコ動いているわけで、もたもたしていると置いていかれることが普通です。また5PIPS程度ですと一瞬値が吹いただけで取れることも多く、よし!と思ったときにはもう値が戻ってるなんてのも普通。だから出撃時にTP(Take profit)とSL(Stop loss)は入れるべきだし、自動でそれが出来るようにしたほうがいいと思います。

ただメタトレーダーではそれが出来ないケースがあるかもです。5PIPSという値幅は小さすぎて駄目だというエラーがでるかも。そういう場合にはメタトレーダーで値動きを見張って、その値幅に達したらリミット注文をだす手があるようですが、これもまた何度も書いていますが私が見る限りメタトレーダーの発注は非常に遅い感じがしますし、メタトレーダーはチャート分析専用にして、証券会社が持っている発注用のソフトを使うのが良いと思ってます。

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