老後ビンボーから抜け出せ!(動画)

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ビートたけしのTVタックルは好きな番組なんですが、タックルらしくない話題の放送がありました。

老後ビンボーから抜け出せ!プロが教える3つの秘策。


2013-11.25 TVTackle by kigurumiutyuujin

私はこういう話題の番組は結構好きなんですが、正直なところこれを見終わって「ばかやろー」と思いました。全く何の役にも立たない内容。この中で紹介したことは「やるな」と言っているようなものばかり。ただし「働く」という点は大賛成。それ以外はアウトだと思いました。

でもものは考えようで、これが現実なんだろうと思ったんです。だからあえてここに紹介しようと思いました。

結局、世の中ではテレビでも雑誌でも、あるいはブログでもああしようこうしよう、あの手はどうだ?これは行けるかも?という情報が氾濫していますが、所詮、この番組の内容と大差がないというのが真実かもしれない。ここを勘違いして欲しくないのは、ちゃんとしたのもあるということではなくて、全てが全部がそんなもんで、私がこれは参考になると考えて勉強してきたものの含めて虚構であるような気がしてきました。つまり、一般的な勉強方法では得るものが何も無いのかもしれない。でも勉強すればどうにかなると誰でもが錯覚している。

つまり、何が言いたいかと言うと「余計なことはしない」という選択も非常に大事だと思うんです。

あれれ、ダボらしくない話だと思った人は私のブログを長く読んでいた人。(笑)

リスクをとる=利益を狙う だと私が信じているのは何も変わらないのですが、なんでもう良い歳になった人に、やったこともないことをやれなんて薦められるのか?今更何を学べと?チャレンジしろと?

私はやる気が大事で、その気になれば絶対に出来る。諦めるべきじゃないという考えをずーっと持っていましたし、ここでもそう書いて来ました。歳を取ったら楽をしたい。それに合った投資が無いか?なんて考え方が通用するわけがないと。プロでさえ悩む世界で、どうしてド素人に利益が出せる?

でも、それでも諦めずに向かうことが重要だと私は常に書いて来ました。

実は、そういう考え方がこの1年ぐらいでどんどん変わって来ました。自分がとうとう還暦になったのが原因、というか切っ掛けになったと思うっているんですが、自分はもう年寄りの仲間でどう「終わり」に向かっていくべきかを考えるようになったんです。それまでは自分が老人だなんて考えたこともないし、死ぬまで青年でいたい、なんて思っていたわけです。

でもそんなのはただの強がりで、心身、特に頭の衰えが自分でもかなり強く自覚できるようになりまして、プラス思考だ、前向きにと言って旗を振り、太鼓を鳴らしても着いていかないのね。(笑)

理想は理想で良いのだけれど、現実を見つめようと思うようになりました。実際にこのブログで、考え方一つ、やり方一つ、そして諦めなければまだまだ道は開けると言い続けてきましたが、よーーし、俺もという人は出てこないわけです。これが現実。

でも欲望はあるんですね。でも怖い。他に収入がなく、働いたところで良い収入を得られるわけでもなく、何十年も掛けてやっと貯めた虎の子を、十分にあるわけでもないのにどうしてリスクにさらせるんです?

でも頑張れ、トライしろってあまりにも無責任すぎますよね。

実際に耳を傾けてみたらこんな番組の内容みたいなものばかりで、そういう意味ではファイナンシャルプランナーの方々には申し訳ないけれど、FPにも無責任さを感じるんです。これは昔からそう思っていたのですが、理屈ばかり振り回すのね。有名なFPのサイトをこの前見ていて、バカヤローとコメントを入れてやろうと思ったんですが、外債や新興国の株式もポートフォリオに入れろと書いてありました。5%以上は狙えると。でも万が一の場合は、30%ぐらいのマイナスがあることを忘れてはいけない、なんて偉そうに書いてあるんですよ。

たった5%の利回りを得るために、30%の損失が出る可能性がある投資をどうして年寄りに勧める?

それも何をどうやって選ぶかは書いていない。またヘッジだなんだとそんなことも出来るわけがないから書いていない。

つまり、読めば読むほど、こういうことは止めろといっているように思えるし、ああ、本当はそういうことを言いたいんだと思えばよいのかもしれないと思うようになったんです。

私の相場との付き合いは、長い年月を経て、結局はスキャルしかないと行き着いたわけで、その理由はいつも書いていますからあえて今は書きませんが、その中の一つの理由として、

○ 投資の期間が短ければ短いほどリスクは少ない

という考え方があるんです。ま、それには異論があるでしょうが、私はそう考えます。でも投資期間が短ければ利益なんかどうやって出るんだ?と普通は思うはずで、だから定期だの国債だのファンドだのと向くんでしょうが、私はそれは大きな勘違いだと思っています。というか、いかに短期間で、リスクにさらさずに利益を出す方法がないか探して行き着いたのがスキャルなわけです。

でもここで言いたいのはスキャルが良いということじゃなくて、この考え方の極論を言えば、つまりリスクを最小にするには「投資をしない」ことなんですね。

そういうと、「何もしないというリスクが生じる」なんていう人が出てくる。冗談じゃない、バカヤローですよね。損したら誰がお尻を拭いてくれるんだ?と文句を言いたくなりません?

結局、世の中の投資話ってほとんど全部そういう話だってことに、私は最近やっと気がついたんです。(笑)

じゃぁ、今までダボがここで書いてきたことは間違いなのか?ということになりますが、それはそれで間違えているとは思っていません。私は常にかなりの小額から十分利益を出す方法があると言い続けてきたわけで、大きなリスクをとるべきだと言った事は一度もないはずです。だから長期投資も薦めたことは一度もありません。(ああ、無くは無いか。パーム農園とか)

でもリスクは極力取らない方向で話をしてきたつもりです。それが万人に向いているかというとそうじゃなくて、私が想定しているのは普通の我々の年代の人たち。投資らしい投資もしたことがない、でもどうにかなるならどうにかしてみたいと思う人を想定して書いてきたわけで、投資を実際にガンガンやっている人を対象に書いたことは一度もないんですね。そういう人たちは勝手に自分の道を進めば良いだけの話で、私が口を出す必要もない。また若者はどんどんリスクをとってチャレンジして良いも悪いも経験すればよい。

でも歳を取ったとしてもハードトライすべきだとは書いてきた。

そして今、それは無理を強要していることだと思うようになったということなんです。

でもこのタケシの番組の中で面白いと思うところもあったんです。それは10万円ぐらいの資金での投資。まぁ、この1年の話ですから株式投資で利益が出なかったというんじゃお話になりませんし、今後もああやって小さいながら利益が出るのかと言うとそうではないと思うのですが、あれは良いと思いました。

頭の体操。ボケ防止。(笑)

投資なんか今までやったことがないと番組の中でしゃべっていたご婦人がテーブルの上に分厚い四季報を置いていましたね。暇があればきっとあの四季報を読み漁っては、ああじゃこうじゃと考えているはず。バーナンキがどうじゃとか次の人はああじゃとか、今まで考えたことも無いことが気になるようになったはずなんですね。

私はあの女性が今後もあの調子で利益が出せるとは「全然」考えていないのですが、というか、まぁ、無理だろうな、としか思わないのですが、でも出発点としては良いと思うんです。

で、私としてもその辺を原点として、何かがどうにかなるように、まさかの嬉しい事が起きるかもしれない第一歩を歩き出そうとした方々に向けて、真剣に向かい合ってみたいと思っています。

難しいことは嫌、面倒なのも駄目、リスクも取りたくない。でも利益は多くは望まないけれどそこそこ欲しいなんて、そんな贅沢があるかと思いますが、実は私が常日頃考えていることもそれと同じようなもんで、あえてその方向で今後も話を進めたいと思っています。(笑)

ま、余計なことはしない。無理はしない。うまい話には飛びつかない。こんなことは常識なはずですが、人の欲望って面白いもので知らないうちにそういう世界に入ってしまうんでしょう。その辺も十分踏まえた上で、このブログを通してやっぱり何か生み出したいと、このテレビ番組を見ながら思いました。やる意思さえあれば、無理をしなくても、大きなリスクは取らずともブレイクスルーは必ず起こる。

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