かなり真剣に八宝菜を作ってみた

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いろいろ料理というか実験をしますが、いつも適当に思いつくままやっています。でもどういうわけか、今日はちゃんとしたものを是非作ってみたいと思い、全ての材料を事前に用意し、途中であれがないこれがないと騒がずにできるようにやってみました。

材料は全て冷蔵庫冷凍庫の中に入っているものだけですが、野菜はこれ。火が通りやすいように小さめに切りました。

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左上から右に

○ 白菜の固い所
○ 白菜の葉
○ ネギ
○ 人参
○ キクラゲ
○ タケノコ
○ アスパラ
○ 椎茸
○ (冷蔵庫にクワイがあるのを後で発見。時すでに遅し)

海産物は

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○ むきエビ
○ イカ
○ ホタテ
○ 乾燥ホタテを戻したもの

そして

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○ 片栗粉を水で解いたもの
○ スープ (水、醤油、オイスターソース、椎茸ブイヨン(お気に入りの中国向けクノール製)、乾燥シイタケを戻した汁、乾燥ホタテを戻した汁、紹興酒)

そうそう、肉系ですが、最近気に入ってるパンチェッタとベーコンの中間みたいなハムを使いました。

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海産物はそれぞれ手をかけて下処理をしました。酒、塩、片栗粉をまぜてヌルがでるまで揉み、水で洗い、水分を綺麗に取って、再び酒、塩、胡椒を混ぜて、その後に片栗粉を混ぜて最後にオイル。イカはボイルイカでしたので洗う所は省略。

調理もいつもなら材料を適当な順番に放り込んで炒めて(でも煮る状態 笑)終わりなのですが、今回はまず、

1 エビ、イカ、ホタテだけを油で炒めて外に出しておく。(これをやるとやっぱり出来具合も味も違いますね~~)
2 フライパンに油を引いてショウガ、ネギを香りが出るまで炒める。
3 ハムを投入。脂の部分が透明になるまで炒める。
3 野菜の硬いものから投入し、炒める。
4 海産物を投入し、全体的に炒める(ただ混ぜるだけみたいな)。
5 スープを投入。
6 味を調整。
7 煮立ったところで水溶き片栗粉を入れ、トロミを出し一煮立ちさせる。
8 香り付けのごま油を回し入れ、完成。

これだけの手順ですが、今までやったことがなかったので、脳内シミュレーションにかなり時間を掛けて何度も練習しました。(笑)

問題はどこでどの程度の火を入れるかだと思っていて、モタモタしていると駄目なんですね。ですから材料も全て用意し、脳内シミュレーションをしっかりやりました。

で、出来上がり寸前がこんな感じ。

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結局、ワンディッシュで終わるように八宝菜丼にしました。皿の真ん中にはご飯が入っています。

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評価としては80点かな。味はかなりうまく行ったと思うし、火のとおり具合も調度良いと思うのですが、家庭のそれもかなり火が弱いコンロですから火が通りやすいように材料を小さめに刻んだ。これがやっぱり食べた時に違和感を感じるんですね。やっぱりちょうどよい大きさってのがあって、大きすぎても小さすぎても駄目だってことが良くわかりました。でも3人前、量としては4人前以上の八宝菜を我が家のコンロで炒めるのは難しいと思いました。一番大きなフライパンでも目一杯。それにしては炒めるのではなくて煮るようになってしまいがちなのに、そこそこうまく行ったと思っています。

でもねぇ、準備を初めて料理が終わるまで2時間半ぐらいかかりました。調理時間は10分か15分ですが、30分以上は材料を見つめたままの脳内シミュレーション。(笑)

正直な所、結構疲れましたし、プロの美味しい八宝菜丼でもせいぜい1500-1800円でしょうから、食べに行くのが正解。

それとオチがありました。ヨメサンが「黒酢をちょっと垂らしたら美味しくなる」というので途中で黒酢を掛けたのですが、大して掛けないのに黒酢の味一色になってしまった。 (┰_┰)

きっとトロミを付ける前に少々入れるのが良かったかも。

また作るか?

うーーーむ、もうヤダ。 (笑)

でも八宝菜焼きそばは作ってみようかな。焼きそばの麺じゃなくて、茹でる麺を使って、ヌルを洗って水気を飛ばして、ちゃんとフライパンで焼いて焦げ目をつける。でもかた焼きそばみたいじゃないやつね。そしてドンブリと同じようにその上に八宝菜を乗せる。ご飯よりこちらの方が絶対に美味しいと思うんですけど・・。今日は実はその方向で作ろうと思っていたんです。ところが手間がかかりすぎてやってられね~~~と途中からご飯に変更。失敗だったかなぁ。

多分、2,3年の内には焼きそば版をトライするかも。 (笑)

そういえば、今回使ったハム(パンチェッタみたいなベーコンみたいな)は良かったと思いました。普通のハムやベーコンだと面白く無いですが、かといって金華ハムが手に入るわけじゃなく、燻製していないのに良い味があるそのハムが今回の立役者かも。というか、そのハムで何かできないかと考えだして思いついたのが、今日の八宝菜でした。

それと油ですが、ヨメサンが「勘弁して~」というのを振りきって「オーストラリア産黒豚の背脂」から作ったラードを使いました。背脂って「これぞ、中華!」って味になるんですね。でもちょっとしつこいかも。私や長男みたいにしつこいのが好きな人には良いと思いますが。トンカツはロースカツしか食べないぞ!みたいな人(私はそれ)にはグッド。(笑)

ちなみにヨメサンはラードはカロリーが高いと信じています。油は油。カロリーは同じなのにねぇ。いくら説明してもアウト。(笑)

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