市販の糖質制限食に騙され続けるアホな私

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マレーシアに一週間滞在し8キロも体重が増え、帰ってきてから1週間で7キロ落としたんですが、それっきり。糖質制限をしているものの全く体重が減りません。

おかしいなぁと思って最近食べ続けている「糖質が極端に少ない【シリアル】みたいなもの」を疑い、食べた後に血糖値を計ってみたんですよ。

が~~~~ん。140を超えてるし。これを毎日二回食べ続けていました。

また前と同じことをやっている・・・・

前にも書きましたが「Sugar」の極端に少ないクッキー、クラッカーの類を食べていた時と結局同じことをやっています。でもこの「シリアルみたいなもの」は「糖質制限食の専門店」から買ったもの。口コミの評判もばっちりで、みなさん「美味しい」とか「こういうのがあって助かった」なんて書いていますので、私も単純に信じてしまいました。

でも糖質制限なんかになっていません。

でも嘘じゃないんですね。普通に食事をしたら「100」の糖質があったとします。でもその糖質制限食は「80」しかないとすれば、間違いなく「糖質制限食」なんですね。

こんなんで世の中の人って本当に嬉しいと思っているのか、それが私には理解の外です。

私としては「糖質制限食」というのであれば、それこそ「20」とか「15」、あるいは「10」以下であってほしいわけですよ。ほんのちょっと糖質が少ないですみたいな商品を「糖質制限食」として売るな!と言いたい。

特にオーストラリアの場合、日本と違ってややこしんですね。これはアメリカも同じですが「炭水化物=糖質+食物繊維」ではないのですね。もし日本で言われるように「炭水化物=糖質+食物繊維」であれば、炭水化物の内、糖質以外は食物繊維だと判断できますが、オーストラリアやアメリカは、(日本流で言うと)「糖質=砂糖+澱粉」という考え方なんですね。そしてオーストラリア、アメリカには「糖質」という概念がないようで「Sugar」と表記してあるだけ。

これを「糖質」と勘違いしてしまうととんでもないことになって、何も書いていないのが普通の「澱粉」がしっかり入っていたりします。だからこちらでは「ノーシュガー」というのは「糖質ゼロ」の意味じゃないんですね。澱粉がごっそり入っている「ノーシュガー食品」が多く出回っている。

これに気がついたのはつい最近で、本当にバカをやっていたと思います。

もう騙されないぞと思いつつ、いや、これは私の勘違いでしか無かったわけですが、日本で言う「糖質」の低いものを探すのは本当に難しいです。そもそも日本では「食物繊維」は「炭水化物」の一部ですが、こちらではそれらが別に表記してあるものもあって、グチャグチャ。

どうしてこんな状態で「糖質制限」が出来るのか不思議ですが、オーストラリア、アメリカでは「糖質制限」という言い方はしないんですね。そもそも糖質の概念がありませんから「炭水化物制限」が同じ意味になる。つまり「ローカーボダイエット」ってのは「カーボハイドレート」を制限するという意味。この概念の違いをわからない日本人は、「ローカーボダイエット」は炭水化物すべてを排除するからダメだなんていうのね。でも日本の「糖質制限」とは欧米の「炭水化物制限」と同じ意味。

でも私も似たようなもんで、ずーっと勘違いしていましたし、それがわかった今でも「糖質が高い」「ノーシュガーフード」を食べているというバカなことを続けています。

糖分も澱粉も少ない食べ物って本当に少ないと思います。

でも口コミを見ると絶賛していたり。これってなんなんでしょうね。きっと彼らの多くは実際に血糖値を計ること無く「下がっているはずだ」と信じているのかもですね。

これは日本も同じ。

蕎麦は良いだの、玄米が良いだの言いますが、じゃぁ、計ってみてみーーーと言いたくなります。きっとラーメンや白米よりは良いのでしょう。これは間違いがない。でも「血糖値が下がった~」というほどには下がらないんですね。計ってみればすぐにわかること。

そんな商品に頼ること無く、肉、魚、青い野菜ぐらいにしておけば血糖値は嘘みたいに上がらないのはわかっているわけですから、そういう食事にすればよいのですが、やっぱりストレスがたまります。

このストレスを乗り越えるのが「糖質制限ダイエットのキモ」だ、なんて偉そうなことを私はいつも言っていますが、たった一週間、マレーシアで好きな物を好きなだけ食べるような食生活をしただけで、そのストレスを乗り越えるのが難しくなってしまいました。

でもま、美味しくもない(糖質制限食という名の)クッキーやシリアルを食べて、それでも血糖値が上がるのであるならば、もう食べないようにするのは難しくはないと思うのですが・・・・。

糖尿病がらみで糖質制限が必要であるならば、また人によっては今までの20%オフで十分という人もいるんでしょう。でもやりかたひとつで90%オフもできるし、またそれを多少続けることで膵臓も安まるし、インスリンの出も良くなったり、インスリンに対する感応も改善されると思うので(自分ではそうなったと思う)、是非、一度は極端な糖質制限をしてでも、「血糖値を下げる」ことを真剣に考えても無駄だとは思いません。

また糖質制限ダイエットをするのであれば、20%や30%糖質を下げても大した違いはないと私は思っていて、90%オフぐらいのことをやってガンガン体重が落ちるのを経験するのは良いことだと思います。たとえば糖質を一日15グラム以内に抑えるとしてもそれってかなり難しいんですね。ケチャップやソースの糖質を考えただけでもそれがわかります。私の場合は「糖質は一切摂らない」ぐらいの気持ちでも一日15グラム以上摂ってしまうことが多いです。

でもそれを維持するのはやっぱり簡単ではなくて、ちょっと油断すると知らないうちに糖質を多くとってしまったり、体重減もピタリと止まることが起きるんでしょう。

どちらにしても自分で血糖値を計らない限り、何をどう食べようが、自分の体がどうなっているかは「絶対にわからない」はず。巷の噂やネットや週刊誌に何が書いてあろうと、医者がそれで下がると言おうが、それを「自分で確認」しない限り、事実は常に闇の中。

事実がわかってはじめて対処法もわかるはず。

ということで、私は今まで買って在庫として結構ある「糖質制限食」という名の「血糖値の上がる食べ物」を綺麗さっぱり廃棄処分にすることにしました。

 
 
 

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