ヨーグルト複製の第二弾はかなり美味しく出来た

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ヤクルトの密造(笑)に関しては関心がかなり薄れてきました。

その理由は

◯ ヤクルト菌と言われるラクトバチルス属カゼイ株シロタ菌は「80年前の遺物」かもしれないと思うようになったから(酸に対する耐性が強い菌を探して見つけたもの)。現代のようにどの菌にどういう効能があるかはわからなかった時代から延々と続いているだけの菌。

◯ ヤクルトに使われている種菌はその一種のみ。

◯ ヤクルトは凄いという「洗脳」「宗教」に自分が侵されていると思うから。

◯ 多くの人がヤクルトを飲むのは「効き目がわかる」わけではなく、「美味しいから」であると思うから。

◯ 市販のヨーグルト(グリークタイプ)の複製もほぼ同じ条件で作ったけれど、その方が培養が簡単であると思ったから(酸性度、甘さがないことから勝手に判断)。

◯ そのヨーグルトには多くの乳酸菌、ビフィズス菌などが含まれており、プロバイオティクス的にはその方が有利であろうと思うから。

つまり、ヤクルトから「美味しさ」を引いたとしたら、ヤクルトである必要は全くないという結論が私の中で出ました。

ヨーグルトはかなりいろいろな種類が売られていますが、私はこれを選びました。理由は「糖質が低い」ことと、自分の好きなグリークタイプであること。

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内容物、使われている菌類はこうなっている。多くの菌種、そしてヤクルトと同族のもの(L.Casei)も使われている。私としてはヤクルトは「古き良き自転車」であり、このヨーグルトは「現代の叡智が詰まったハイブリッド車」のような感じがします。

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前回の出来上がりは、増殖がうまくいったのでしょう、ヤクルトで作った方に比べて酸味が強く甘みがほとんどありませんでした。またヤクルトより固まっていました。

そこで今回は同じ牛乳を使い、砂糖たっぷり、グルコース(買ってきました)をたっぷり入れて18時間、37度で培養。

出来上がったのはこれ。

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培養する前の溶液を味見した所、「ギョエ~~~~」と思うくらい甘かったのですが(笑)、これはちょっと甘いかな?と感じる程度で、甘すぎることはありませんでした。でも糖質制限としてはこれじゃ駄目だと思います。

硬さは市販されているものに比べると緩めの感じですが、私は「飲むタイプ」が好きですので、できることならカルピスのようなゆる~~~い粘度にしたいくらい。

多分これを原材料として、味をつけるなりフルーツを入れるなりすればかなり良いと思いました。

ただもう少し培養させたほうが良い感じはありまして(酸度がもう少し上がっても良いはず)、やはり次は24時間やってみようと思います。ただ、18時間以上やってもさほど変わらないような気がしないでもありません。

いかに「簡単に」「同じ品質のもの」を作るか、そして目指すは「ヤクルトより美味しい」こと。 (笑)

---------(雑学)-----------

牛乳を加熱消毒をしたり、その後、冷蔵庫で冷やすと、乳が持っている「レンネットの凝固作用」が落ちるとのこと。レンネットとは「牛乳を凝固させてチーズを作る物質」。つまり、固まり方が弱いということ。これはチーズ作りでも同様で、【塩化カルシウム】を添加することにより、市販の牛乳などを使う場合効果的に「固める」事ができるらしい。

ヨーグルトの種菌を販売しているオーストラリアのサイトで、「塩化カルシウム」が売られており、そのような説明がありました。

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