日本って「世界の敵」だったんですね。過去も現在も。知らなかった・・・

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いやーー、なんかおかしいとずーっと思っていたんですよ。日本とアメリカって仲が良いようにずーっと思っていたし、安保はあるし。でも何かおかしいと感じていました。

それはもちろん戦争前の彼らの活動、戦後のGHQがやった日本改造計画の後、それが功をなして(彼らの論理を受け入れて)日本が生まれ変わり世界が日本を認めたと思っていたのですが、でも「日本は利用されている感」が常につきまとっていました。国内に海外の軍隊が駐留しているなんてとんでもなく異常な日本ですが、それは反共の為の防衛上しょうがないと思っていたのですが、どうもそれも何かおかしい。

前にも書いたことがありますが、本当はアメリカが一番怖いのは日本であって、その日本をいかに骨抜きにするか世界は動いていたし、戦後もそれは変わらず、「日本には何も出来ないようにする」計画が引き続き動いている。中国とアメリカだって裏ではくっついているのは見え隠れしていましたし、韓国の反日にしてもあれの根本は戦後のGHQによる作戦の一部だと想像しています。当時、日本だった朝鮮半島がいつまた戦後の日本と一緒になるかわからないわけですし、日本の昔の大名の配置を家康が考えた時に、お互いに反目しあう者同士を隣同士にしたのと全く同じで、中韓の反日はアメリカの対日本政策の基本でもあったはず。

そんなことが歴史や現実を知るとうっすら見えてくるわけですが、戦後生まれの私としては、どうしてそれほど世界は日本を怖がるのかがどうしても「実感として」理解できないでいました。これほど平和的で真面目で争いを嫌う民族って少ないと思うわけで、過去のことは過去のこととして水に流しても良さそうなのに、なぜ世界はそれを引きずり、歴史を認めろ、歴史を忘れるな、軍国主義だ、歴史修正主義だと騒ぐのか。もちろん中韓の国の成り立ちの根本に反日があるのはわかりますが、なぜ世界はそれを認め彼ら側につくのか、それが私には理解できないでいました。

ま、それだけ日本を怖がっているということだろうとは思っていたのですが、どうしてそこまで怖がるのか。日本を押さえつけたいのか。この辺の理解がイマイチできませんでした。ただ単に、日本は戦うととことんやるところがあるからだろう、怒らすと怖いのを知っているからだろうぐらいの認識でした。

でも今日、私の大好きな武田邦彦氏の解説を聞いて、目からウロコが落ちるような気がしました。

日本だけが世界の秩序を壊そうとし、実際に壊し、その実力がある国だというのを世界はよーく知っているってことなんですね。我々日本人は自分たちを羊のように思っているけれど、世界は「狂った狼」ぐらいに思うのでしょう。でも、我々の中に生きている狼の本性は消えておらず、それを受け継ぎ、伝えて行こうと言う一握りの人たちが保守の中には存在する。

鳩ポッポが突然クリミアに行って大騒ぎになったのを思い出します。あの時に、写真を見てびっくりしたと私はここに書きました。なんと、鳩ポッポと右翼である一水会の木村氏が同行していたんですね。鳩ポッポと右翼ですよ。おかしいでしょ?鳩ポッポの左に座っているのが一水会の木村氏。

私はこれに関して誰も、もちろんメディアも一切触れないのはおかしいと思ったんですよ。ニュースの映像を見てびっくりしたのは私だけじゃないはずなんですが。

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これを見て、世間が騒ぐように「宇宙人がまたおかしなことをやった」と単純に考えるのは間違えであると思いました。政府やメディアの中に、彼らの真意を認めたくない、広めたくないという動きがあったのは明白だと思います。多くの国民が「あの鳩ポッポか・・」とバカにしたのはまさにそういう作戦に乗せられたのだと思いました。日本国民はこの事を全く問題視しなかったので、政府もそしてアメリカもホッとしたんじゃないでしょうかね。

結局、鳩ポッポと一水会の木村氏との繋がりは「反米」という共通点があるんですね。これは日本の政権もメディアもそこに焦点を当てることは絶対に出来なかったはず。

右翼でもいろいろで、アメリカとの協力を前提とする右翼が多い。これは保守派でもほとんどがそうですが、中には「自主独立」を目指す人達もいるわけで、彼らは「安保反対」を言いますから一見、左翼か?なんて思いますが違うんですね。そして「米軍基地反対」でもある。これは私もよく理解できるわけで、本来、米軍が日本に駐留するのはおかしいと思いますもの。

でもアメリカなくして何が出来る日本じゃありませんから「しょうがない」と思います。でもそれじゃ駄目だという右翼や保守もいるわけで、本来それが正しいのかもしれない。でも自主独立となれば、もちろん自衛隊も何倍もの大きさにし、当然、核武装もしないとならないわけで、彼らはそれこそが日本のあるべき姿だと信じている。そこまで極端ではないにしても、「今は」アメリカと協力するしか無いけれど、時間を掛けてアメリカの影響下から抜け出る必要があると説く人は少なくない。これは私も賛成だし、安倍氏も本音はそうだと私は思っています。

また毎度のことで話が長くなりましたが、一体世界は日本をどう見ているのかの武田邦彦氏の解説を紹介します。この動画はつい最近このブログで紹介した、あのDHCがやっている番組です。保守系の人ばかり出てきて、地上波のテレビや週刊誌にもでないような本音の話をガンガンするから面白いです。

武田氏がその話をする場面から見れるようにしますので、表示にちょっと時間がかかりますが、是非見てください。なるほど・・と思うはず。世界は、アメリカは日本をどう見ているのかの話は54分まで続きます。是非そのへんまで見てください。話も面白いですから。

武田氏は昔から白人嫌いなのかなぁ・・なんて思うほど、白人は野蛮であると言ってきた人でしたが彼のここまでの解説を聞いたのは初めてでした。そして世界は白人の論理で今も動いていると。そして上の動画で言っていたように、中国は歴史的に白人社会にくっついてやってきた国なんですね(やり方も似てる)。アメリカとはイヤに仲が良い理由も良くわかります。また、なぜアメリカに慰安婦像が建つのかもこれと関係無くはないはず。でもここの米中関係の理解って多くの日本人は持っていないはずですし、今回の南シナ海へアメリカ軍が入るということは単に「自由な航行」とか「中国の横暴を許さない」ということ以上に、長い何十年、戦前から続いていた米中関係の大きな変換点でもあるのかもしれず、注目しないわけには行かないと思っています。新しい時代の幕開けになるかもしれない。

そして日米関係は本当に大事な関係になるのかもしれない。こういう動きは安倍さんは当然把握していて、あの米議会での発言、そして今回の安保法制を急いだのもそれが理由かもしれない。

また前に私は「プーチンが一番まともに見える」と書いたことがありますが、武田氏も似たようなことを言っていたのが面白いと思いました。今、やっぱり我々に大切なのは日露関係かもしれない。こんな米ロがおかしい時に安倍さんは「プーチンの来日を希望する」なんておかしいと思っていましたが、世界の裏でうごめいているものを見るとなるほど・・なんて思ったり。

また武田氏がはっきり指摘していた、米によるシリア爆撃は国際法違反で、ロシアは合法であるというのも非常に面白いし、それを見落としてはならないと思いました。またアメリカとISILの裏の繋がりに関して前に書きましたが、どうもそれは嘘では無いようで、それに関しては機会があったら書こうと思っています。

この動画の中で彼は「日本包囲網」に関して話をしていますが、これに関して別の動画で興味深いことを話しているのがありました。この動画チャンネルを紹介したことはないと思いますが、この番組を主催しているのはCGSという団体で、その中心になっている青年が神谷宗幣氏という好青年。彼は政治家でもありましたが今は落選し野の人となっていますが、右派、保守というより「まともな人」「誠実な人」というイメージを私は持っています。頑張ってやってもらいたい一人ですし、私はこういう青年に日本の将来を託したいと思っています。

戦争が起きるメカニズムに関する話の中で中国韓国ロシアによる「日本包囲網」の話が出てきます。こういうものが存在したことを私は知りませんでした。

やっぱりネットって面白いと思います。彼らの話やこの前のケントギルバート氏、またいつも紹介するチャンネル桜に出て来る言論人の言うこと、彼らが何を心配し、なぜそう思うのかが最近一つの線でつながってきたような気がします。

やっぱり私も平和ぼけしていたと認めるしか無いと思っています。

ない頭でいろいろ考えても、入ってくる情報が限られていればその範疇からは出られないんですよね。井の中の蛙とはよく言ったもんで、知れば知るほど世界は広いのがわかる。そして自分とは正反対のことを本当に正しいと信じている人達がいることに驚く。そして民は外のことを知らないように権力側は必ず動く。メディアも同じ。そんな世の中の仕組みを考えさせられるような動画がこれ。

 
 
 

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