世界経済はクラッシュするか?

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海外の株式市場ばかり見ている友人のトレーダーと話をしたのですが、かなり動きがよろしく無いと。

今の時点で株式市場はクラッシュしたと言っても良いはずですが、これは「単なる始まり」に見えるところが大いにあって、気になるところはそこ。

中国も政治的に大きく変化することを望む人は多いけれど、経済的には崩壊してもらったら困るわけで、中国はもちろん各国が中国を下支えする動きに出るのは当たり前だけれどそれがどういう展開になるのかは全くわからず闇の中。

そもそも中国がおかしいというのは前から言われていたことで、今になって悪くなってきたのではなく、中国が隠したくても隠し切れないものが段々と露呈してきて今につながっているはずで、その傷の深さは半端じゃなく大きいのではないかという見方が多い様子。

でも中国崩壊をいう人達の話を聞いていると、中国嫌いが話のあちこちに見えていて、「崩壊して欲しい」というバイアスが掛かっている様に感じます。経済の崩壊は体制の崩壊に繋がるわけで、それを望んでいる人たちの多くにはきっと心の奥に「中国脅威論」があるのだろうし「尖閣や南シナ海、歴史問題」でも頭に来ているのが「中国の読み」に影響している様子。

まぁ、将来のことはわからないし、そう簡単にクラッシュしないように世界のリーダーはあの手この手を考えているわけで、このまま進むとは思えず。

その中でもわからないのは中国そのものの動きで、中国を資本主義、自由経済社会の一員として見てものをいう論者も多いのが気になるところです。我々の常識は中国には通用しないと思うんですが・・。

サーキットブレーカーを使ったり、やっぱり中止したりわけのわからないことをしていますが、極論を言えば、「株式市場を閉鎖する」ことさえ彼らはやろうと思えばできるわけで、生き延びるために何をするのかは全くわからない。

私の好きな評論家がいるのですが、彼女(川添恵子氏)の視点は非常に面白く、巷の論評とは差がありますが、でも私は彼女こそが中国の姿を見ているようなきがします。中国共産党を政府としてみては駄目で、「財閥」として考えろというのを彼女は前から言っていて、その財閥が政治をもコントロールしているというその頭の切替だけで見えてくるものが変わるような気もします。共産党が一番上にあるのではなくて、財閥が全てを牛耳っているという考え方。

また中国は脅威ということになっていますが、本当に世界はそう見ているのか?ここは重要だと思う点で、「日本は感情に流されている」「世界は損得を考えている」という違いの指摘も我々はしっかり理解しないとならないポイントだと思います。

彼女が日頃行っていることをまとめたような対談がありました。

しかしこれから世界はどうなるんでしょうね。

トレーダーは世界がどう動こうとその動きそのものが利益になるので上に動こうと下に動こうとチャンスと見ることも出来ますが、問題は「資産防衛」ですよね。収入を得る手立てはあるにしても、母屋をどう守るかとなると話は別で、これがわからないとうまくない。

世界情勢、経済動向をいう人は山のようにいるけれど、ではどうするかという具体的な話が私にはまるで見えてきません。困りましたねぇ。

私としては「どう世界が流れるかわからない」のと、「具体的な対処方法もわからない」。また対処方法が見えたとしても「母屋を動かすのは簡単ではない」わけで、ヘッジすれば?なんていう理想論に賛成はできません。母屋のヘッジはそれなりのコストも掛かりますし、また不動産のように簡単には動かせない資産が多いケースは「では精算するべきか?」となるわけで、決断は簡単ではないし、ではキャッシュ化したらそれをどうする?という問題が残るわけで、全く解決方法にはなりませんよね。

この辺は私のボケ頭ではどうしようもなく、「流れに任すしか無い」という非常にだらしのない考え方を持っています。為替の大きな動きも同じで、それを利益に結びつけるのは「収入」の部分の話であって、「資産防衛」として為替の動きにどう対抗するかという案は私にはありません。わかりません。こればかりは世界の動きにどう対処するかではなくて、「自分の生活をそれに合わせる」しか私には選択肢がありません。

こればかりはどう考えても答えは出ず、ヒラメキも無く(笑)、これが自分の限界なんだろうと諦めています。

俺はこんなことを考えている、なんて面白い話はありませんか?

 
 
 

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