ますます歳を感じる・・・

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歳を取るってこういうことなんだと、最近よく感じるんですよ。

頑固になってきた。

好き嫌いの感情が強くなってきた。

これは今は90近くになった自分のオヤジを見ても感じることで、自分も同じ方向へ向かっているんだろうと・・。

私は若い頃から結構「頭の柔らかさ」が自慢だったんですけどねぇ。今じゃ全然駄目。

「物事は断定しないこと」に関してはまだそこそこどうにかなっているんですが、でも自分とは違う意見を聞くのが難しくなっていることがわかるんです。前は、反対意見さえも「自分の考え方」として自分の中に取り入れて、その立場で考えてみるなんてことは普通にできたんですが、それも難しくなってきました。自分の中に取り入れるどころか、聞くことさえ難しくなってきました。「イラっ」としたり「嫌悪感」が強くなってきた。

だから最近は「他人は他人。好きにすれば良い」「人は皆違って当たり前」と理解するよりかは突き放す方向で考えるしか無く、自分で自分の考えを揺さぶったり、反対意見を自分の中に取り入れることが難しくなった。

世の中には頭の軟からさを保った私よりずーっと年上の人たちは結構いるのに、俺ってやっぱりこの程度か・・・とがっかりすることばかりなり。でもそういう自分を変えられないんですね。

あるいはもしかしたら以前より強烈なインパクトを欲しているからそう感じるのかもしれないとも思うんですよ。私は昔から、自分の中で思想とか価値観をしっかり確立するよりか「自分の中にあるものを壊す」ことに注力してきました。ま、これは自分が幼い頃から「否定され続けて育った環境」があるからだと思っていて、それに反発する気持ちと、自分を否定する気持ちと両方育つんですね。なんせ私を否定し続けたのは自分の親ですから。

でもま、自分を否定すると自分の中には何もなくなるんじゃなくて、新しい物が見えてくる楽しみをいつのころからかわかるようになって、壊すことこそが自分の進化に通じると考えるようになりました。

でもその楽しさも最近感じないんです。自分を壊すだけのものに出会えない。私にとって生き甲斐であるカルチャーショックを感じることが減ってきました。でもそれってそれに出会えていないのではなくて、それの価値を見いだせなくなった自分の能力の劣化だろうと・・・。

きっとこれは思想だ価値観だというだけではなくて、もっと生活に密着したノウハウ、あるいは一生続けなければならない「金儲け」に関しても同じことが起きているはずで、今の時点で理解できるものはそれを強固なものにしないと、本当にだんだんと自分の中から全てが消えていってしまう恐怖があります。物忘れが凄いこと。また昔のことが思い出せないのも恐怖なんてもんじゃありません。自分の中から自分の過去の一部が完全に消滅しているのと同じなんですから。

身体に障害があるならそれなりの生き方があるように、頭に問題が出てきたらそれなりの生き方があるはずなんですが、それが私には全くわからない。

ただのわからずやの頑固ジジーにはなりたくないのだけれど、間違いなくその方向へ突進している。(笑)

きっとこのブログの読者にもすでに迷惑を掛けるようになっているんじゃないかと思ったり。「カチン」と来るような書き方を私はすることがあるはずなんですが、皆さんには本当に申し訳ないと思っています。m(_ _)m

社会のゴミにはなりたくないなぁ・・・・

 
 
 

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