引越し荷物の搬出は終了~~~&オーストラリアの物価の話

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やっと引越し荷物の搬出が終わりました~~。KL行きの実感がまだ無い私ですが、時は近づいてきたという感じはしています。

しかし自分たちで梱包した荷物ですが、多くは「やり直し」でした。(笑)

やっぱりプロから見ると、ただ「箱に入れた」だけみたいなもんなんですね。特に食器類はタオルやプチプチで包んで箱に入れてあったのものの、そしてそれが動かないようにきっちり固定はしたつもりなのですが、まだ全然駄目ですと。なるほど~と思ったのは、我々が梱包した後に「これで大丈夫かな?」みたいに箱を揺さぶってみて確認したのですが、業者さん曰く、「船便は縦揺れが凄いんです」と。まさか大きくて重いダンボールを持ち上げて上下に振ってみるなんてことはしませんでしたが、確かにそうですよね。海が荒れれば、またコンテナの上げ下ろしのショックって上下に来るわけで、我々の梱包方法ではお皿なんか簡単に割れちゃうかも。

ということで、お皿類は全部彼らが梱包しなおし。(笑)

それとプラスチックケースでも良いですよ、と言われていましたが、それはそのままで良いってことじゃなくて、彼らがそのプラスチックケースを梱包材でグルグル巻にしていました。頑丈なんでもんじゃない。

長尺物の絵画とか祖母が書いた書があるのですが(価値はない)、それの梱包もまさに高価な美術品を梱包するみたいな頑丈さ。見ていると安心しましたが、きっと「そのものの価値より梱包代の方が高い」のは間違いがないかも。(笑)

個数で言うと47個になりました。随分多い感じがしますが、お皿類は小さなダンボールに入れましたので、普通のダブルカートンのダンボールだったら25個分ぐらいですかね。

この手の小さめのダンボールが20個以上あります。

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こういうプラスチックケースも中身を全部確認して、隙間を埋めて、なおかつグルグル巻にしていました。

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地下の倉庫に入れておいた絵画とか祖母が書いた書。これも一個一個丁寧に梱包していましたが、こればかりは自分じゃできないですね。

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業者さんが一個一個確認しながら補強していました。

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全部ちゃんと梱包してあれば、それこそ1時間もかからない作業なんでしょうが、一個一個確認しながら補強なんてやっていましたので、結局4時間もかかってしまった。それでも食器類が入っているダンボール14個ぐらいの入れ替えが間に合わないので、倉庫に持って帰ってからやるとのこと。

この手間賃が凄いことになりそう。でもしょうがないですね。

業者さんですが、最初は二人で来ていたのですが途中から3人になってずーっと頑張ってやっていました。スタッフ一人ひとりの顔は最初見ていなかったのですが、途中であることに気が付きました。

なんと、スタッフのうちの一人は20数年来の知人だったこと。(@_@;)

顔をお互いに見合わせて、あれ~~~~?てなもんで確認。彼のほうは当然私の名前はわかっていますから、来る前から気がついていたのでしょうが、私が気がつくまでは自分からは言い出そうとは思っていなかったんでしょう。彼は私のこと、家族のことを知っていますし、前の自宅や私の会社にも来たことがある。親しく付き合っていたわけではありませんが、あの20数年前、日本人がみんな張り切っていた頃(有頂天になっていた頃? 笑)の思い出話をして懐かしみ合いました。

古くからの人たちがみんないなくなっちゃいますね・・・・、って言葉が心に響きました。

私が常日頃思っていたことを我々が言われる立場になってしまったのに、時代の流れ、変化を感じました。

我々の荷物ですが、いつの船便で送り出されるのかも知りませんし、いつマレーシアに着くのかもわからない。ただ、船自体は確かシンガポールに入港し、そこで積み替えてクアラルンプールに行くと言っていましたっけ。

そしてそれを向こうの倉庫で預かってもらって、私達の借りるコンドが決まったらそちらに送ってもらう事になっています。しかし、個数で47個、大きな段ボール換算で25個はあると思いますが、それが新しいコンドに全部収まるんでしょうか。生活に必要なものはこれらの半分ぐらいでしかなくて、後の半分はそのままメイドルームに入れっぱなしってことになるはず。

昨日書いた、私が送付した衣服類ですが、なんとダンボール一箱に収まってしまいました。(笑)

ヨレヨレのものは全て捨てて、厚手のものは若干持っていく程度で、殆どは普通のズボン、短パン、Tシャツ、そしてアロハ類。下着類は新し目のやつを少々って感じかな。

マレーシアに渡ったらマレーシアに合う衣服を買いたいけれど、私みたいなデブが着られる洋服を大量に扱っている店はないみたいだし。困りますねぇ。

あちらに渡ってから洋服を買うための海外旅行なんてのもありかな?その場合、どこに行くんでしょうか?

昔は日本に帰って買うなんてことをやっていたんですよ。こちらは大きさは大きいのがあっても、ろくなものがなくて、下着も酷かったんです。パンツなんかほんのちょっと古くなるとズルズル落ちてくるし、シャツは洗濯すると色が落ちちゃう。靴下は買った時点でヨレヨレで弛んじゃう。でも今は良くなったのか、それとも私達が慣れちゃったのか、オーストラリアで売っているものばかりの生活が20年近く続いています。

でもマレーシアで着るものがないからオーストラリアに来て買うってのもかなり悲しいものがある。どうせならハワイにでも行けば、私の大好きなアロハも良い物がいくらでもあるし、良いと思うんだけれど、ハワイかぁ・・・・、遠い・・・・・・・。

得意の通販で買いますかね。(笑)

他のスタッフとも無駄話をしたのですが、前に見積もりに来た彼はかつてシドニーに住んでいたとのこと。やっていた仕事は同じだったそうですが、物価の話になってびっくり。

我々としてはゴールドコーストの物価にも耐えられないと思うのに、シドニーメルボルンってゴールドコーストとは比べ物にならないくらい高いと。特に住む所。

今借りているコンドですが、光熱費を入れると月に30万は超えちゃうます。全くろくでもないな、と思うのですが、シドニーに住む次男坊は「安い~~」っていうんですよ。「お前、バカか?」って私は言うのですが、オーストラリアってとんでもないことになっている様子。

我々が出て行った後にここのコンドを借りようと思う人たちの内覧が今まで4,5回ありましたが、みんな普通の若者ですよ。30代の半ば以降の人たちは一組もいませんでした。一体この国ってどうなっちゃってるんでしょうか。

でも大都市はブリスベンもそうですが、競争が激しいですから食べ物は安くて美味しいところがあるみたいですね。これはメルボルンで大学に通い6年間過ごした長男もそれはいつも言っていて、「食はメルボルンがベストだ」だそうです。でも長男も長男の友人たちも私から見ると金銭感覚がおかしくて、友人同士で食事に行ったり飲みに行ったりするじゃないですか。で、「お前たち、幾らぐらい使うの?」と聞くとびっくりします。一人100ドルは当たり前なのね。若者同士3人で焼き肉を食べに行って、結構高かったというので、「いくら?」と聞いたら450ドルですと。普通の街の中の焼肉屋ですよ。東京だったら誰も行かないような焼肉屋。もしかしたら日本の食べ放題1980円の焼き肉やの方が良いかも。(笑)

次男はまだ25歳ですが、彼がゴールドコーストに遊びに来た時に、我々に食事を奢ってくれたんですよ(初めての経験)。それが4人で1000ドル超え。でも次男は高いともなんとも言わないし、変なやつだと思いましたっけ。私は次男坊が私達両親や兄弟に食事を奢れるようになったのは嬉しかったのですが、実は25年間、ゴールドコーストに住んでいて、4人で1000ドル以上払った覚えは私にはありません。でもこれを子どもたちに言うとバカにされそうなので、秘密にしています。\(^o^)/

でも子どもたちが小さいころ、つまり今から20年前ですが、オーストラリア人って4人家族が外に食事に行っても100ドル以上は使わないって言われた時代なんですよ。実際に、我々4人で日本食レストランに行って、鍋物じゃなんじゃとお腹いっぱい食べても100ドル前後で終わったのを覚えています(酒類は持ち込み。BYO)。でも今じゃ・・・。同じ店なのにヨメさんと二人で食べて飲んで、450ドルとか。

きっと私の金銭感覚がおかしくて、私は昔の日本を引きずっているんでしょうし、オーストラリアの一般の人達の所得が2倍、3倍になったのに我が家の所得は下降しているわけで、時代に乗り遅れたって感じがモロしています。

でもフト、私が若いころを思い出すと、ま、一人5000円なんてのはかなりの高級な店で、そこそこの店でも3000円ぐらいで十分満足できたと思います。でもその当時、私の周りの年寄りたちは、一食3000円以上払うなんて信じられない、物価が高い、高いっていつもブツブツ言っていましたっけ。

つまり、「年寄りとは【常に】物価を高いと感じる生き物」なんだろうと。(笑)

 
 
 

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