買いたい「パソコン」が買えない。暗号通貨のせい。

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新しいパソコンに取り替えたいと思うようになってからどのくらい経つのかなぁ。一年ぐらいそんなことを考えているような気がします。

私はそこそこのPCオタクで、かつてはアップル信者だったのが仕事の都合もあってPCに乗り換えてから30年近く、常に「自作パソコン」を使ってきました。自分が欲しい能力、特徴を備えたパソコンを好きに作れるから。って自作パソコンなんて難しいことは何にもなくて、パソコンってモジュール化していて大雑把に分ければ5つ6つのポイントを抑えるだけなのね。組み立ても簡単。かつては「部品の相性」が問題になることがあったけれど、近年、それは聞かない。

今使っているパソコンは「とりあえずこんな程度で良いか」と、マレーシアに上陸してすぐにDellの出来合いを買いました。ま、そこそこ高性能の部類で、それで全く問題がなかった。

ところがですね、昔ほどパソコンの進化のスピードは早くないにしても、5年も経つとやっぱり気になるところが出てくるのね。全体的なスピードがモタモタしているように感じます。またビデオカードも非力。

実はですねぇ、私は「ゲームオタク」でもあるんですよ。これは息子たちも同じなんですが、ゲームも対戦ゲームだと「遅いパソコンでは勝てない」ようになってくるのね(HDDは使わないのが普通)。またゲームそのものの進化は凄くて、新しいゲームは本当に見ているだけでも美しいのが多いのだけれど、当然、それはパソコンの能力に依存してくるわけです。

ま、5年も経てば新しいパソコンに変えるのは常識と言っても良いかもしれない。

ところが~~~~~~~~~~~~~~

欲しいパソコンは高くて買えないんですよ。

何が問題かというと「ビデオカード」なのね。これって高度な表示が必要な場合はそれなりのビデオカードを使わないとならないのだけれど、これがとんでもない値上がりをしている。

今、世界で騒がれている「半導体不足」というより、あのビットコインを代表とする「暗号通貨」のせいなのね。

暗号通貨とパソコン、ビデオカードがどういう関係があるのかと思う人も多いと思うのだけれど、「暗号通貨をマイニングする」というのは聞いたことがあると思うんですよ。暗号通貨ってとんでもない大量の計算を必要としていて、それは世界に存在するパソコンを使う。マイニングに協力する人たちのパソコンを使うわけですが、それによってマイナーは報酬を受けることが出来るのね。

つまり、高性能パソコンをいくつも並べて「暗号通貨をマイニングする」人たちが世界にごっそりいるってこと。で、何よりもそれに必要なのが「ビデオカード」なんですよ。パソコンの心臓部であるCPUじゃなくて、ビデオカードに搭載している「GPU」の性能が高ければ高いほどマイニングの効率は上がり、報酬が増える。

個人が一台のパソコンにアダプターを装着して4枚のビデオカードを刺してつかうなんてのも普通で、とんでもない数のビデオカードが売れた。そしてそれは継続中。

規模の大きなところはこんな。

だから「ビデオカード」が市場から消えるなんてことが起きる。それも性能が良いものほどその傾向があって、商品があってもとんでもない価格なんですよ。かなり良いクラスのビデオカードだと30万円とか。昔ならちょっとしたオタクが普通に使うようなレベルのビデオカードでも今では15万円、20万円なんてのが当たり前になってしまった。

こういうビデオカードを個人でも何十枚、大手は何百枚も使ってマイニングするマイナー達が少なくないのね。

そもそもパソコンそのものはどんどん安くなっていて、暗号通貨が流行る前なら20万円もつぎ込めばそこそこのパソコンが手に入ったのに、今では「ビデオカードがその価格、あるいはそれ以上」なんですよ。

でも逆を言えば、「ビデオカードに高い性能を求めない」のであれば、合計10数万円程度でそこそこ処理の早いPCは組める。とにかくビデオカードだけがとんでもない価格になってしまったということ。

私の場合、高性能のビデオカードが必要ではないので、点数で言えば60点、70点レベルのビデオカードでもオッケイ。CPUにしても最近出てきたインテルの12世代CPUは性能が良くて(今までインテルはAMDに越されていた)、これまた最高のCPUを手に入れる必要もない。

それでもマレーシアで私の妥協点であるパソコンを手に入れようとすると1万リンギを超えてしまう。日本円でいうと30万円くらい。これでも性能的に上の下。中の上程度のパソコンでしか無い。

これってないだろ~~~って思うわけです。

ビデオカードの生産が増えて市場に潤沢に出てくれば価格は下がると思っていたのだけれど、「全く手に入らない状態」ではなくなったものの、価格は高止まり。(┰_┰)

まったくよぉ、暗号通貨のせいでこんなことになるなんて・・。

私が暗号通貨をよく思わないのは、これも一つの理由だったりして。(笑)

でも冗談じゃなくて、普通の人でもパソコンを5台。ビデオカードは20枚使って24時間マイニングをするなんて人は世界にごっそりいて、何が問題かというと「電気の使用量」なのね。ハイスペック(ビデオカード)のパソコンを何十台も(ビデオカードは百枚単位)ズラーっと並べてマイニングをしている専門業者もいるわけですが、これの電気使用量が半端じゃない。当然、電気の安い地域、国を探して移動までしてそれをやるのだけれど、当然、電気代も半端じゃない。でも暗号通貨の価格が上がってくればがっぽり儲かる。

この電気使用量ってとんでもなく凄くて、ビットコインだけで小さな国の年間使用電力と同じぐらいと言われている。

暗号通貨暗号通貨と騒ぐのも良いけれど、これに費やされる電力って異常だと私は思うわけです。

世界では国そのものが暗号通貨を発行するとか、既存の暗号通貨も増えたらどういうことになるんですかね。

クリーンエネルギー信奉者は多くて、原子力発電も撤廃!なんて言いつつ、暗号通貨はトレンドだ、素晴らしいなんて人の話を聞くと、この人、ご都合主義なんだろうな、なんて思ったり。

今回、本当に私も嫌になってしまうのは、パソコンが力不足ってだけじゃなくて、モニターもだめになってきたんですよ。つい数日前からモニターに縦線が5,6本入るようになってしまった。これはマレーシアに来てから二度目です。

泣きっ面に蜂。(┰_┰)

ビデオカードの価格が落ち着くのを待っていたけれど、もう諦めるしかなさそ。

今は「全く手に入らない」状態から、「現物はある」状態に変化しただけみたいな。

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