やっぱり【ローストビーフ】にしよう~とA5の伊賀牛

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やっぱりローストビーフぐらいはやりたいねぇ、ということで皆の意見は一致。

年末だし「(高い)和牛でもいっちゃう?」となって、急遽、A5伊賀牛を入手。でも高い部位ではなくてTop Round(内もも)ね。ローストビーフは赤身肉が良いと言われるけれど、やっぱりサシが入っている方が美味しいと思う。その点、和牛って面白くて、もも肉でもサシが入っているのね。普通のオーストラリア牛、アメリカ牛だとアンガス牛でもそういうわけには行かない。

「もも肉が良い」というけれど、和牛のもも肉とオーストラリア産、アメリカ産のもも肉では「全くの別のもの」になると思う。

そして毎度のWmartの牛肉だけれど、A5の伊賀牛でももも肉となると安くて、B.I.G.などのスーパーのオーストラリア産アンガス牛のリブロースと価格はほぼ変わらず。コスパが良くなければ我が家は和牛は絶対買わないお約束。(笑)

A5伊賀牛のトップラウンド(内もも)のブロックで1キロちょっと。

買ったのはWmart。

Wmart

A large portion located near the long, inner thigh muscle, t…

これをいつもの通り、真空パックして低温調理。55度で5時間。

それって出来上がりは「湯で肉」みたいなものだから、周りをしっかり焼いて「包丁入れ」。

うまく行った~~。私の好きなレア寄りのミディアムレア。でもヨメさんは(いつもの通り)「生だ・・・」と小声で言って、【両端の焼けているところだけ頂戴】と。

この辺の調整が難しいんですよね。焼け過ぎだと元に戻すことは出来ないけれど、火入れが足りない場合は「ちょっと炙ればOK」なわけで、やっぱりヨメさんの好きな焼き方では作れないのね。

だから実はヨメさんは「ステーキの方が良い」と言うんですよ。我が家は焼き方の好みが3人3様ですので「ステーキは各自が焼く」という決まりになっています。それならクレームは出ませんから。

でもそれでも私が「ローストビーフにしよう」というと、ヨメさんは「お願いね」となることが普通。変なやつ~~。

飾りや盛り付けには一切気を使わずに、普通のローストビーフ。

美味しかった~~~。ソースは自家製で和風のソース。「安い肉はソースで食べる」ことをオーストラリアで学んだ我が家だけれど、美味しい肉の場合はやっぱりしつこくない和風が美味しいと思う。長男は「醤油とワサビ」がお気に入り。

1キロのかたまりが瞬時に売り切れ。

やっぱりローストビーフって好きですわ。スーパーで売っているような、あるいはビュッフェで出てくる「オードブル的なローストビーフ」でサシもはいっていなくて火が通り過ぎて美味しいと思ったことはないのだけれど、やっぱりアメリカ的なプライムリブみたいなのが良いなぁ。

プライムリブの本場、アメリカのローストビーフと言えばこんなのが普通。日本とは随分違う。

マレーシアでもオーストラリア産、アメリカ産のアンガスビーフの「リブロース」を使うと本場っぽいローストビーフになるのね。だからこの手の肉を使うか、和牛ならもも肉ってのが良いと私は思う。

あるいはオードブル的に作るのも自由自在で、本当にローストビーフって興味が尽きない。どんな肉でもそれなりに良いように作れる。

そして和牛は美味しいのは間違いがない。オーストラリア産のWagyuも良いと思う。

A5の和牛だけれど、トップラウンド=内ももだから、サシの入り具合が我が家には丁度よいのね。だから「ローストビーフはプライムリブでしょ」なんて和牛のリブロースを使うと、美味しいのは最初の一口で、その後はサシが強すぎて「オエっ」となる。

ローストするプライムリブが有名なのはのはやっぱり「アメリカのプライムリブ」だから美味しいのだと思う。だからリブを使うのなら、マレーシアのどこでも売っているオーストラリア牛、アメリカ牛の「リブアイかサーロイン」が良くて、オーストラリア牛、アメリカ牛の【もも肉】を使うとイマイチなものになるのね。スーパーでも売っている「出来合いのローストビーフ」はこの類だから美味しくない。でも「イチボやランプ」があれば、それのローストビーフはかなりイケると思う。

和牛なら「もも肉」というのは大正解だと思う。リブを使うとサシが強すぎる。

今回も低温調理ですが、ちょっと実験をしてみました。

低温調理は「決めた温度」で調理するから、火が入りすぎることも生すぎることも起きないのね。そして肉がどんな形状だろうと「いつでも」「狙った通り」「同じもの」が作れるという初心者向き。昔からの「オーブンを使う」のは私には難しすぎる。丁度よい火入れって「偶然に頼るしかない」みたいな。

ただし、「全体を同じ温度で調理する」わけだから、火の入り方に「グラデュエーションがない」のね。「全体が同じ焼け具合だから良いのです」という人もいるけれど、私はやっぱり「オーブンで焼いたように火の入り方にグラデュエーションがある」のが良いと思う。

そもそも肉って「火が入るから味が出る」と思っていて、外側は硬いぐらいにしっかり焼くのが美味しいと思うし、中は「外側から中心に向かって徐々に火が入っている」から【味の違いも楽しめる】のだと私は思うんですよ。

だから今回はまず95度ぐらいの温度で約10分、低温調理をして、その後、温度を55度に下げるようにしてみました。これで火の入り方にグラデュエーションが付くはず。

でも結果としては「10分では短すぎた」のが間違いがなくて、ほんの外側から1センチぐらいしかグラデュエーションはなかった。

いつものとの違い、この写真からわかりますかね。わかりませんよね。(笑)

きっと20分ぐらい、95度で火を入れたらもうちょっとはっきりしたグラデュエーションは付くかもしれない。

あるいはやっぱりグリルするかフライパンで焼くか、それともオーブンの最高温度(250度以上)で焼くべきか。でもこの調整って私には難しくて、今どきの(熱が回る)コンベクションオーブンじゃないともっと難しくなる。

是非パッと見た目は「オーブンで焼いた」みたいな、低温調理を目指したいと思っています。

美味しかった~~~~~。ご馳走様~~~~。

ちょうどシドニー在住の次男坊からLineが来て、彼らもローストビーフにした様子。

赤ん坊がいる3人家族にしてはかなり大きな肉のかたまり。4キロ以上あるんじゃないかな。

真空パックをしているから「低温調理」をしたのか、それとも小分けにして冷凍したのか。

肉料理の話を次男坊としたことはないけれど、親子で似たようなことをしているのが面白いと思った。

そこそこサシも入っている肉で、こういうのはオーストラリアでは珍しい。見た目はWagyu。あいつ、結構、良いもん食ってるなぁ・・・。

さてさて、2023年ももうすぐ終わる。

2023年は人生初の大損を経験したし、体の具合も悪くて血尿が止まらなかったり手術をしたり、挙句の果ては「心臓にステントを入れる」ことにもなって、良いことがなかったような。

でも不思議に、「今年も幸せだった」と思うし、「今まで以上に家族の愛を感じた」し、初孫にも会えて【なんて自分は幸せなんだ】と強く思った年でもあった。

家族の絆は強いのが再確認できたし、是非とも来年は皆で力を合わせて「躍進の年」にしたいと思う。

皆様、神様、本当に有難うございました。

来年は皆様に取って良い年でありますように・・・。

 

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