今週、市場がどう動くのか気になる。

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金曜日に、『「リスクを取るべき」か、それとも「距離を置くべき」か。』というエントリーを書きましたが、やっぱり世界中の市場参加者は同じことを考えているんでしょう。金曜日の夜半にアメリカ市場で非常に大きな動きがあった。

あのインテルの株が31%、Googleが14%、そしてGoldも下落。これを「暴落」と呼ばずになんと呼ぶか。

そして国債は買われ、金利は下がった。

つまり「危険を察知した人たちがリスク資産から安全資産へ大きく動き出した」ということ。

ついこの前まで「金利上昇が取り立たされていた」のが嘘のよう。

ただ不思議なのは、金利が下がればGoldは上がるのが普通なのに、Goldも大きく売られ、とうとう4000ドルを割り込んできた。

これって「キャッシュを必要とする人たち」が【売ってきた】と見れるわけで、前に「Goldは安全資産と言われているけれど、投機対象になっている」と書きましたが、その通りなんでしょう。安全資産ならここで「買い」に入るのが普通だと思う。

一体市場に何が起きているのか。それも今のこの中間選挙の直前に。

今は「AIバブル」と言って間違いがないと思っていますが、これが弾けると「リーマンショック(サブプライムショック)以上の大きさになる」と言われているのが気になります。なんせあのリーマンショックで私は打ち砕かれましたから、「またかぁ?」と思うと本当に背筋に冷たいものを感じます。

今は花盛りのAI業界ですが、すでに問題点は明るみに出てきていて、「化けの皮が剥がれる」と言えば大げさにしろ、「問題点に注目」すれば「規模が益々大きくなり、投資額も増える」とは考えにくい。

上場する「アンソロピック」ですが、スペースXをも凌ぐ「史上最大の上場」となるけれど、アンソロピックへの【期待は大きい】にしても「財務状況」を見れば【こんな会社が上場してもよいのか?】と思うぐらいで、まさに「AI期待だけしかない」とも言える。

それを直視する専門家も多くいて、あのブラックストーン(Blackstone Inc 運用資産残高が1兆3,000億ドル(約190兆円)超を誇る世界最大級のオルタナティブ投資運用会社)がアンソロピックの上場後に「投資不適格のランクになる」可能性を公表した。

つまり格付けでBBB(もっとも信用力の低い投資適格級)さえ得ることが出来ずに、BBの投資不適格、ジャンク債となる可能性がある。このランクだと一般的には「生保や年金」は手を出さない。それどころか「年金や生保の運用ルール(ガイドライン)では投資不適格債の保有が禁止されているため、格下げされた瞬間に強制的に売却しなければならない」と言われる。

こういう企業の上場に世界は湧いているのに違和感を感じないほうがおかしくないですかね。赤字は垂れ流し状態で、今後の支払債務も「超巨額」で、それで上場して「資金を集めようとしている」のだから。

これが私は「AI業界の実情」だと思っていて、そりゃ「将来の展望」は「良い数字ばかり並べる」のは当たり前で、でもOpen AIにしても競合は多く、ましてや「中国の激安AI」もまだまだ出てくるんでしょう。

ここで「中国のAIなんか・・」と考えるのは全くの筋違いで、すでに去年の時点で「中華AIのAPIの利用料は全体の50%を超えていた」という報道を見たこともある(要確認)。

つまり自動車で言えば、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェが凄いにしても、一般が乗る車は「普通乗用車であり、軽自動車」なのと同じ。また「家電製品」も同じで「中国製品が市場を席巻している」じゃないですか。

私は「AIでも同じ事が起きる」と思っていて、「ベストのAIが話題になる」けれど、実際に「そこまでの能力は必要としない層が大多数」なのだろうと思うし、そこは「超激戦区となる」んじゃないですかね。

また「データセンター建設」にも問題が山積みで、ましてや中間選挙で民主党が勝つと「データセンター建設には慎重な民主党」だから大きく流れが変わるかも知れない。

またイラン情勢も「新たな展開」が始まりそうで、トランプが行動を起こすとしたら「中間選挙で民主党の勝ちが確定する前にやらねばならない」わけで、また共和党が負けたらトランプは大人しくなるかというとそれも考えづらく、自分がレジェンドとなり、次の大統領を共和党から出すためにも「なんらかの大きなことを強行する」可能性は大いにあるはず。

これはウクライナ戦争も同様。

そして突然、大きくなってきた「サイバーセキュリティーの問題」がどこまで広がるのかはまだ未知数で、こんな時に日本政府は「3日間、できれば1週間の備蓄」を【緊急要請した】したし、これじゃ世間は「戦争か?」「サイバー攻撃で生活インフレがやられるのか?」と心配するのも当たり前。

そしてイギリスも10月22日に国民に「3日分の備蓄」を要請している。

そういうあらゆる問題が「煮詰まってきている」時期の中間選挙なわけで、その結果も今後の世界情勢に大きな影響を与えるはず。

こんな時に「ボーッとしている投資家」がいるとは思えず、どういうポジションを取るか、何か起きたときのための「対策やヘッジをどうするのか」が問題となる。

私たちみたいな「雑魚」はどうにでも出来るわけで、「一時撤退」「高みの見物」も良いし、あるいは「自分の予想に賭けてみる」のもありなんでしょう。でも世界の投資家は機関投資家を含めて数千億円、数兆円という資金を投資しているわけで、「とりあえず一度売却して様子を見よう」なんてことは出来ないし、「動かせるものは動かし」て「ヘッジを考えている」のがまさに「日本時間の金曜日の夜半に起きた動き」なんだろうと思う。

「市場参加者は何かを恐れだしている」のは間違いがなくて、それは「株式の暴落」という一面だけじゃなくて、もっと「大きな変化」を想像しだしていると思う。

私としては「Goldの下落」を放置したのに後悔をしていて、そもそも自分は「トレンドフォローが大原則」で【ガチホは絶対にしないタイプ】なのに、なぜかGoldに関しては「ガチホしてみよう」と決めてしまったこと。Goldが5600ドルの高値をつけてからの下落は「良いところで逃げた」けれど、その後の「上昇波に乗ったり」「下降波に乗ったり」、そしてまた「上昇波に乗って」その後は「Goldはガチホしてみよう」と決めた。

その経緯はいちいちブログに書いてきましたが、やっぱり「基本姿勢はくずすべきじゃない」と反省しています。ま、買ったのは1200ドルの頃ですから、まだまだ含み益は大きいですが、【大きな魚を逃がしてしまった】という思いは捨てきれない。

やっぱり私も「巷の声に惑わされた」と思っていて、あの高値をつけた頃も「Goldを買え~~」と世間は大合唱で、それは下げだしても同じ。「安全資産なんだからとりあえず持っておけ」という声は非常に大きかった。

これって個別株でもインデックスでも同じで、「皆がやる気満々」だから「値はどんどん上がる」のね。そしてそれは「いつか冷める」ことが何度も何度も繰り返される。

でもま、私は株式やインデックスは一切持っていませんから株式市場に大波乱が起きても関係ないし、でもインデックスのデイトレはメインになっていて(Nasdaq100 e-mini)、これから波乱があるとすれば「それは大チャンスとなる」ので、それに賭けようと思っています。

ただリーマンショックのような「金融クライシス」が起きるとやっぱりうまくない。投資不適格クラスの米ドル建て債券(ジャンク債)も持っていますから。また「米ドルの大きな下落」は米ドル中心で生きている私としては大きなストレスになるので、それも気になっています。

でも「米ドルの下落」は将来的にはほぼ間違いがないと思っていて、でももう米ドルの資産(ほとんどが社債)を他通貨、他の資産に移す、あるいは分散するのも私には非常に難しい状態で、かつて「全金融資産を日本円=豪ドル=米ドル」と動かしてきた度胸はもうない。

できることを一生懸命やるしかなくて、もう若くもなく将来が見えているジジーとしては「新しい投資」には手を出さないのがベストだと思ってます。もうそういうトライをする時期はとっくに終わっている。

 

---(追記)---
 

参考動画。冷静に、今、市場で何が起きているのかを考えてみる。

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