タンボリン山小旅行とカメラ

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先月末にマウントタンボリン山に行ってきました。良ければ二泊しようと思っていたのですが、「やっぱり」(ここは強調)たいして面白くなく、日帰りで十分だというのを確認。でもB&Bを一泊予約してしまっていたので泊まってきました。

まぁ、時間はたっぷりあるのでカメラテストでもしようかと思っていましたが、ノートPCが無いので撮った写真の確認をしながらテストということができず、これも中途半端に終りました。

写真だけではなくてビデオも撮りましたので、動画にまとめようと思ったのですが、やる気が出ず。(^^;

とりあえず、流れだけでも。

このタイムラプス動画はGopro Hero2というカメラで撮りました。一秒に1枚写真を撮り続け、それを25fpsで動画にしてあります。枚数は全部で2500枚超。

タンボリンマウンテンと言いますから山なのは間違いがないわけですが、距離も近く、高い山でもなく、ちょっと郊外に出たという感じでしょうか。タンボリンでは多くのギャラリーが並んでいますが、これまたなんてことのない店ばかりで、興味の沸くものは何一つありませんでした。写真も一枚も撮っていません。

まぁ、面白くない旅行ではあったのですが、泊まったB&Bは大変気持ちの良い、良いところでした。

経営者が綺麗好きなのはB&Bに到着した時点ですぐに気が付きました。B&Bとはそもそも民宿ですから大きなホテルやロッジとは違うわけで、でも場所が場所ですので個人宅としては大きく、庭も広かった。で、その庭ですがゴミはもちろん枯葉さえ落ちていないと言って良いくらい手入れが行き届いていました。ドライブウェイも非常に綺麗。

部屋もそうでホコリもない。絨毯にもシミ一つない。ベッドやバスルームが清潔で綺麗なのは本当に嬉しいです。小物が好きなオーナーでいろいろ置いてあるのですが、どれもとても綺麗でした。

晩御飯に出て帰って来ると、まるで高級ホテルのようにベッドをターンダウン(カバーをはずして眠れるようにしてセットしなおす)してあったのにはびっくりです。ここは香港のインターコンチネンタルか?なんて思いましたっけ。ちなみに香港のインターコンチネンタルは客が出かける度に部屋、ベッドが清掃されていました。

昼間

枕の上においてあったチョコレートも嬉しかった。

バスルームでびっくりしたのは、タオル掛けが電熱入りであるということ。私は寒い場所に旅行したことがないのでこういうのは初めて見ました。タオルが常に暖かいようにしてあるんですね。

そして次の日ですが、朝食が良かったのはびっくりしました。見た目はなんてことがないのですが美味しかった~。

見た目はなんてことがない。

でも6種類ぐらいのハムとソーセージ、それと数種類のチーズはどれも厳選しているであろうことがわかる物で非常に美味しかった。特にこの手前に見えているチーズですがはんぱじゃなく美味しかった。これが置いてあった場所にはメーカーのラベル表示までしてあったしオーナーの自信のチーズなのでしょう。きっとキロ80ドルぐらいするチーズかも。

それとこのフルーツサラダですがこれも美味しかったです。一切缶詰を使っていないのでしょう。こんな美味しいのは生まれてはじめての経験でした。

食べている最中に、「スクランブルドエッグはいかがですか?」と聞かれたのでそれをお願いしたのですが、朝食のスクランブルドエッグと言えば私達はあのホテルのグチャグチャとなったスクランブルドエッグを想像したのですが、出てきたのは卵焼きでした。

これがまたベーコンも美味しく、ほんのり香るハーブがなんとも言えませんでした。こういう卵焼きを自分でも作ってみたいと思った。

この朝食って、多分私が今まで食べたホテルの朝食では一番美味しかったかもしれない。(日本旅館の朝食は別だけどぉ~~)

夫婦で経営しているのだけれどこの女性は奥さんではない。奥さんはドイツへ帰っているとのこと。

やっぱりねぇ、ドイツ人なんですよ、ドイツ人。

オーストラリアで食べ物でも職人でもちょっと普通と違うレベルだな、と思うとドイツ人だったりする。やっぱりねぇ。

ま、そんなこんなで、なんてことのないタンボリンマウンテンですが、このB&Bに泊まったのは良い思いでになりそうです。

食べ物ですが、前の日の昼食は悲惨でした。

ギャラリーウォークという店が多く並んでいる中のレストランで食事をしたのですが、場所はこれ。ジョージズパラゴンという地中海(ギリシャ?)料理の店。この店ってゴールドコーストでも結構昔から有名な店で、高いけれど美味しいという評判の店でした。それのタンボリンマウンテン支店なのかな?

まず、牡蠣のキルパトリック。ベーコンを乗せて焼いてあります。

いやにベーコンが多いように見えるでしょ。その通り、多すぎ。ベーコンの味しかしない。そして、そして、このベーコンがしょっぱいのなんの。生まれて初めて牡蠣のキルパトリックを食べ残しました。

私が頼んだのはこれ。大好物の(馬鹿の一つ覚えの)シーザーズサラダ+サーモン。

まずこの盛り付けにひっくり返りそうになりました。子供が作ったのかぁ?って感じ。

で、食べたらこれもまたしょっぱい。アンチョビ、ベーコンがしょっぱいのだろうと思ってコスレタスだけ拾って食べてもまだしょっぱい。バカやろ~~~~、ドレッシングにまで塩を入れるな~~~~。これも半分も食べずに戦意消失。

ヨメさんが頼んだのは「本日のスープ」。

「美味しい?」と聞いた私に答えたのは「私が作るほうが間違いなく美味しい」という返事。

オーストラリアの食事のまずさってこれなんですよね。普通日本のレストランで食べて、たいしたことないと思ってもまさか家で作るより下ってことはまずありえないですよね。でもオーストラリアでは家で作る方が美味しいと思うことはしょっちゅうある。私は味見もせず、ヨメさんはほとんど手をつけずに終了。

ここまで酷い店も珍しいと思いつつ、レジに立ったのですが、この有名店らしい身なりはちゃんとしたマネージャーが「いかがでした?」と聞くので正直に言いました。「シーザーズサラダも牡蠣のキルパトリックも塩辛すぎて食べられなかった」と。

するとそのマネージャーはすぐにキッチンの方へ入っていきました。裏でどんな会話がなされているのか聞いてみたかったですが、聞こえず。そして彼は私が支払いを済ませる前にキッチンから出てきましたが、私には何にも言わず、目も合わせないんですよ。

何これ?

これもオーストラリアらしいサービスだと思いました。クレームが付いてそれをちゃんと受けたフリまではするのね。でもその後のフォローは一切無し。まぁ、クレームに対して「あんたがおかしいんじゃないの?」って言わないだけ良いとしましょうか。そうそう、オーストラリアで良く聞く言い訳ですが「It’s not my fault」ってのがあります。俺のせいじゃないよっていう言い訳。マネージャーもこれを言いたかったのかもね。(笑)

夜の食事ですが、B&Bから車でギャラリーウォークに出てびっくりしました。道が真っ暗で営業している店が一軒もなし。人っ子一人歩いていない。

うそ~~~~って思いましたよ。どの店もランチ&ディナーなんて書いてあるんですから。

どうする?サーファーズまで食べに帰ろうか?なんて冗談を言っているときに、ギャラリーウォークのはずれに一軒だけ営業している店を発見。インド料理でした。ここは結構美味しかった。でも完全なBYOの店でアルコール類は一切無し。まぁ、飲兵衛のヨメさんが愚痴ること愚痴ること。

帰る日の帰り道ですが、ちょっと遠回りをして帰ることにしました。

行ったのはボタニカルガーデン。植物園というのかな。でも残念ながら時期が悪いのでしょう、見るべき花は何もなし。この何もなしってのが凄いでしょ。(笑)

それからSky Walkってところにいきました。一応レインフォレストがありまして、ジャングルみたいになっているところがあるのですが、その中を歩けるようになっています。

これを撮ったのはソニーのRX100。あんな小さなコンデジでも良く撮れるもんですねぇ。

こんなジャングルの中の遊歩道を歩きます。

カメラは全てRX100ですが、ボケ具合もいい感じ。

ということでRX100のボケ具合がわかる画像を載せます。

これは上の画像の目の部分だけを切り出したもの(等倍)。解像感があると思いませんか?コンデジとしては大きな1インチセンサーですが、やはり小さいわけで、それでも2020万画素もある。これって多すぎるような感じがしますが、決して無理をしているわけではないのがわかります。


ちなみにこれは最近の私ですが(笑)、上半身が入るぐらい被写体と離れてしまうと背景ボケはたいして期待できませんね。

これまた一部を拡大してみます。細かいところまで写っていると思いません?

これは自分撮りですが、顔だけぐらいの距離だと背景は結構ボケる。これってコンデジっぽくないですよね。

ということで、ソニーのRX100はコンデジとしては今まで考えられなかったくらいボケるのは間違いがありません。でもちょっと距離が離れるとやっぱり難しい。

富士のX10と比べてですが、RX100の方がボケますが、これってあまりボケを気にしない人には気が付かない差かもしれません。それもボケるのは広角端のみでズームを利かせるとX10の方がボケが大きい。でも両方ともたいしたことはない。

これからコンデジを買うとするならソニーのRX100は普通に撮っても綺麗だし、動画は素晴らしいし、ボケるし、そして小さくて薄いという大事な特徴がありますから、このカメラを買うのは正解だと思います。

ただ、富士のX10から買い換えるだけの良さがあるかというと疑問。X10の方が厚みがありますので携帯性は劣りますが、写りそのものは富士の良さが際立っていますし、RX100より使いやすい感じがします。というかカメラらしいとでも言うべきか。

またRX100は測光がヘボで、明るすぎたり暗く過ぎることがたまにあるようです。富士のX10でそういう経験は今のところありません。

富士のX10の総合点が80点とするとソニーのRX100は85点って感じかなぁ。でもRX100の動画が良いからあと2,3点おまけしても良いかも。(笑)

前の日記にも書きましたが、このRX100の、それも広角端のボケ具合って、今普通に売っている一眼レフのキットで付いてくるズームレンズよりもボケ量が多い。これは特筆すべき点だと思います。

ボケるボケると言うけれど、一眼レフには負けるだろうと誰でもが思うはず。でも、一眼レフの一般的なキットのズームと比べた場合、広角端に関してはRX100の勝ち。広角端だけか?と思うかもしれませんが、マクロとまでは言わないにしても近接写真を撮る場合、広角を使うことが多いはず。

ただ、ちょっと距離を置いて、ズームを利かせて50ミリ程度の画角を使うと一眼レフの安いズームの方がやっぱりボケる。

まぁ、大きさ重さで2分の1、3分の1のコンパクトデジカメがたった一つの項目でも一眼レフに勝るところがあるって凄いことだと思います。ましてやボケは一眼レフでも得るのが難しいんですから。そしてRX100はポケットに入る大きさだってこと。

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